技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

中長期の医薬品市場予測と事業性評価

中長期の医薬品市場予測と事業性評価

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2018年2月27日(火) 10時00分 17時30分

修得知識

  • 事業性評価が製薬業で必要なのか
  • 事業性評価で検討すべきポイント

プログラム

第1部. 中長期的視点をふまえた医薬品の事業性評価

(2018年2月27日 10:00〜12:00)

 新薬開発型医薬品ビジネスにおいては、近年、開発費用の高騰・候補化合物の減少・規制当局の方針変更などにより、より早く未来を見通し、より早く打ち手の検討を行うためのツールである事業性評価の重要性が高まってきています。本講演ではこの事業性評価の概要について中長期視点の必要性と併せてご紹介します。

  1. 事業性評価とは何か
    1. 新薬開発型製薬業における事業性評価の目的と重要性
      • 事業性評価の目的
      • 新薬開発型製薬業のビジネス上の特徴と中長期視点の必要性
      • 企画業務としての事業性評価
    2. 事業性評価に使われる指標:NPV
  2. 事業性評価のプロセスとポイント
    1. 事業性評価の標準プロセス
    2. オプションとシナリオの整理
    3. モデル化と不確実性の考慮
    4. 不確実性シミュレーション
  3. まとめ・質疑応答
    • 質疑応答

第2部. 中長期の患者数予測と市場規模予測

(2018年2月27日 12:45〜16:00)

 市場予測の基本的考え方を整理したい。テクノロジーの進化に伴い単純化・省力化の期待は膨らんだが、なぜか複雑化の一途をたどるこの「予測」という作業。なぜか?この設問に対する答えを得る試みを展開したい。

  • 予測は定量的作業?定性的作業?
  • 市場との対話の重要性
  • 市場は、人間が構成している:この当たり前のことの重要性
  • その人間の行動は、常に合理的または「医学的」か?
  • 市場予測に必要な因子のおさらい
  • 社内部門間連携の大切さ
  • 質疑応答

第3部. 医薬品売上のピーク時期、ピーク売上の推測

(2018年2月27日 16:15〜17:30)

 前年度からの売り上げ伸長を求めるのが株主・経営層。その要求に対していかに「理論的に」「説得力」をもって応戦するか。どんなに高額なシステムを使って予測しようが推測しようが、実務レベルのお悩みは、なんと30年前からあまり変わらない。そのことを前提に、PLCまたはLCM論を展開したい。

  • そもそも「LCM戦略」という言葉は言語として成立しているか?
  • そもそも「LCM戦略」とは何をすることなのか?
  • 医療用医薬品でこのことは成立するのか?歴史的に成功事例は存在したか?
  • LCM理論の意味することはなにか?
  • LCM理論は医療用医薬品ビジネスの役に立つのか?
  • LCM理論は、誰のためのツールか?:マーケティング?営業?メディカル?
  • LCM理論の実際的な考え方と使い方
  • 社内部門間連携の大切さ
  • 質疑応答

講師

  • 井上 淳
    インテグラート株式会社 ビジネスシミュレーション事業部
    事業部長 / エグゼクティブコンサルタント
  • 堀川 浩司
    株式会社empheal
    シニアマネジャー
  • 堀川 浩司
    株式会社empheal
    シニアマネジャー

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 55,000円 (税別) / 59,400円 (税込)
複数名
: 50,000円 (税別) / 54,000円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 50,000円(税別) / 54,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 55,000円(税別) / 59,400円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 108,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 162,000円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/9/27 医薬品の多様性を考慮した外観目視検査における要求品質の明確化と異物低減対策の具体的ポイント オンライン
2024/9/27 事例解説から学ぶ日常業務の効率化とその実施の信頼性確保 オンライン
2024/9/27 ファーマコメトリクス/クリニカルファーマコメトリクス オンライン
2024/10/30 GMP対応工場「設計/施工」「維持管理/保守点検」コース (全2コース) オンライン
2024/10/30 GMP対応工場 (増築・新規構築) における設計/施工時の注意点とURSの具体的記載例 オンライン
2024/10/30 GMP対応工場における設備・機器の維持管理 (保守点検) と設備バリデーションの実際 オンライン
2024/10/30 GMPにおける逸脱・不備・不整合からのCAPA運用・手順・管理と逸脱防止対策 オンライン
2024/10/30 バイオ医薬品 (CMC) マスターコース (全6コース) オンライン
2024/10/30 バイオ医薬品における製法・試験法変更と担保すべき同等性/同質性評価 オンライン
2024/10/30 バイオ医薬品における規格及び試験方法の設定と安定性試験 (長期保存試験) による有効期間の設定 オンライン
2024/10/30 バイオ医薬品 (抗体医薬品) の特性解析・構造決定と得られたデータの品質管理への活用 オンライン
2024/10/30 バイオ医薬品の不純物管理 オンライン
2024/10/30 バイオ医薬品における各種試験方法の適切な精度管理と分析法バリデーションの実施方法 オンライン
2024/10/30 バイオ医薬品のCTD (CMC) :妥当性の根拠とまとめ方 (2日間) オンライン
2024/10/30 バイオ医薬品の原薬製造における外来性感染性物質のクリアランスと安全性試験 オンライン
2024/10/30 専門の知識をもたない初級担当者のためのCTD-Qのまとめ方 (入門講座) オンライン
2024/11/28 安定性試験実施の留意事項と安定性試験結果の統計解析/安定性予測・評価方法および有効期間の設定 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応 (製本版 + ebook版)
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略 (製本版 + ebook版)
2023/11/30 当局査察に対応した試験検査室管理実務ノウハウ
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション -
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション - (製本版 + ebook版)
2023/8/31 ゲノム編集の最新技術と医薬品・遺伝子治療・農業・水畜産物
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応 (製本版 + ebook版)
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応
2023/2/28 mRNAの制御機構の解明と治療薬・ワクチンへの活用
2023/1/31 新規モダリティ医薬品のための新しいDDS技術と製剤化
2023/1/31 超入門 改正GMP省令セミナー
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法 (製本版 + ebook版)
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法
2022/11/30 抗体医薬品製造
2022/7/29 ペプチド医薬品の開発・事業化戦略および合成・分析・製造ノウハウ
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策 (製本版 + ebook版)
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策