技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

抗体・バイオ医薬品の分析手法とバリデーション

抗体・バイオ医薬品の分析手法とバリデーション

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2017年9月8日(金) 10時00分17時00分

プログラム

第1部. 抗体医薬の開発に向けた多次元HPLC法およびNMR法による糖鎖解析技術とバリデーション

(2017年9月8日 10:00〜12:00)

  1. 抗体における糖鎖の役割
  2. 多次元HPLCマップ法による糖鎖の構造解析
  3. 糖鎖プロファイリングを用いた体系的な糖鎖解析
  4. 核磁気共鳴 (NMR) 法を用いた糖タンパク質の高次構造解析
  5. 多次元HPLC法およびNMR法における分析法バリデーション
  6. IgGの糖鎖構造解析
  7. 問題点および今後の展望
    • 質疑応答

第2部. バイオ医薬品開発におけるキャピラリー電気泳動とバリデーション

(2017年9月8日 12:40〜14:40)

  1. タンパク質性医薬品分析法としてのキャピラリー電気泳動の優位性
  2. キャピラリー電気泳動の基礎
  3. キャピラリー電気泳動を用いる抗体医薬品の分析
  4. キャピラリー電気泳動によるタンパク質の機能解析
  5. キャピラリー電気泳動による糖鎖分析
  6. キャピラリー電気泳動における分析法バリデーション 7.キャピラリー電気泳動分析の精度を高めるテクニック
    • 質疑応答

第3部. 抗体医薬品・バイオ医薬開発における糖鎖・タンパク質の解析法

(2017年9月8日 15:00〜17:00)

 抗体医薬品をはじめとしたバイオ医薬品の開発・申請時に実施すべき解析のうち、糖鎖及びタンパク質に特有の解析法について,基礎から実際の解析例を含めて紹介する。

  1. バイオ医薬品の分析に関わるレギュレーション
  2. バイオ医薬品の特性解析、規格及び試験法
  3. 物理的化学的性質
    1. 分光学的性質 (CDスペクトル)
    2. 分子量測定 (質量分析)
    3. 電気泳動パターン (キャピラリー電気泳動)
  4. 構造解析・構造確認 (一次構造解析)
    1. アミノ酸組成分析
    2. N末端アミノ酸配列解析
    3. ペプチドマップ及び全アミノ酸配列解析
    4. ジスルフィド結合位置の解析
    5. 糖組成分析
    6. オリゴ糖鎖マップの作成及び糖鎖構造解析
    • 質疑応答

講師

  • 加藤 晃一
    自然科学研究機構 岡崎統合バイオサイエンスセンター 生命環境研究領域・生命分子研究部門
    教授
  • 多賀 淳
    近畿大学 薬学部 医療薬学科
    准教授

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 55,000円 (税別) / 59,400円 (税込)
複数名
: 50,000円 (税別) / 54,000円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 50,000円(税別) / 54,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 55,000円(税別) / 59,400円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 108,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 162,000円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/1/5 ICH E6 (R3) / ICH E8 (R1) が要求するTPP、CTQ 要因、QTLの考え方を取り入れたプロトコル・臨床開発計画の組み方 オンライン
2026/1/6 再生医療等製品開発におけるプロジェクトマネジメントの進め方と評価手法 オンライン
2026/1/6 GMP英語 入門講座 オンライン
2026/1/6 新規モダリティにおける事業性評価手法 オンライン
2026/1/6 メディカルライティング入門講座 オンライン
2026/1/7 非GLP試験における信頼性基準と信頼性確保のポイント オンライン
2026/1/8 RMP (リスク管理計画) ・リスク最小化活動の適時適切な検証・更新とRWD活用スキル オンライン
2026/1/8 GMPにおけるキャリブレーション (校正) の重要ポイント オンライン
2026/1/8 患者数・市場規模ベースで検討する医薬品の売上予測と事業性評価 オンライン
2026/1/9 戦略的なターゲットプロダクトプロファイル (TPP) 策定プロセスと競争環境および規制要件を見据えた差別化戦略の構築方法 オンライン
2026/1/9 GMPに対応した洗浄バリデーションは具体的に何を計画し、何を行い、何を証明すればよいのか オンライン
2026/1/13 欧米主要国の薬価制度の最新動向とその薬価交渉プロセス オンライン
2026/1/13 三極 (米国FDA、EU EMA、日本PMDA) の指針に基づくプロセスバリデーションの実施と適格性評価の考え方 オンライン
2026/1/13 ASEAN各国の医薬品申請のための薬事制度と申請資料作成方法 オンライン
2026/1/14 注射剤の異物検査の方法と基準設定及び異物低減方法 オンライン
2026/1/14 環境モニタリングにおけるポイント設定根拠・手順とアラート・アクションレベル設定の妥当性および汚染管理戦略に従ったSOP記載事項/作成上の留意点 オンライン
2026/1/14 体外診断用医薬品のアメリカ進出のための最新規制対応と事業戦略策定 オンライン
2026/1/14 GCP領域のクラウドシステムを含むCSV実施/必要範囲とデータインテグリティ確保 オンライン
2026/1/14 QA部門における製造記録・試験検査記録の照査の内容・視点・範囲と報告書作成の留意点 オンライン
2026/1/15 炎症性腸疾患における治療・薬剤選択の実際と今後の展望 オンライン

関連する出版物

発行年月
2011/8/24 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応 "SOP作成"実践講座
2011/8/3 「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2011/7/10 抗癌剤 技術開発実態分析調査報告書
2011/7/5 分析機器やLIMSのバリデーションとER/ES指針
2011/7/1 コンピュータバリデーション実施の手引き
2011/5/26 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション (中級編)
2011/5/25 超入門 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション
2011/4/20 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応実践講座
2011/1/28 3極GMP/局方における無菌性保証と査察対応
2011/1/25 供給者監査実施のノウハウと注意点
2010/12/1 「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応準備の手引き
2010/11/29 FDA Part11査察再開と欧州ANNEX11要求対応
2010/11/25 EDC適合性調査と医療機関事前対応
2010/8/20 3極GMP査察対応シリーズ
2010/5/27 CMCレギュレーションとドラッグマスターファイル(DMF)作成入門
2010/4/20 高血圧対応製品の研究開発動向と市場分析
2009/6/5 非GLP/GLP試験・医薬品製造の国内・海外委託と適合性調査対応
2009/2/23 社内監査の手引き
2009/2/10 臨床試験におけるEDCに関する信頼性調査への対応実践講座
2007/3/16 臨床開発におけるER/ESの活用とコンピュータシステムバリデーション実践書