技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

口内炎治療における薬剤選定と新薬開発

口内炎治療における薬剤選定と新薬開発

~抗がん剤副作用 (口内炎) とレジメンの関係性は~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2017年8月29日(火) 11時00分 17時00分

プログラム

第1部. がん治療における口内炎の評価とマネジメント

(2017年8月29日 11:00〜12:00)

 がん治療に伴う口内炎の管理には、しばしば苦慮することが多い。その管理が不十分であれば、痛みなどによりQOLは低下し、食事摂取量が減って栄養状態不良が続けば、口内炎や感染症の治癒遅延につながるなど、負のサイクルを招きかねない。さらには、治療効果への影響も懸念されるため、口内炎に対する十分な理解と対策の検討が必要である。
 症例を提示しながら、口内炎の評価とマネジメントについて考えたい。

  1. がん治療における口内炎とその特徴
    1. 発症メカニズム
    2. リスク因子
    3. 発症部位と発症時期
  2. 口内炎の評価
  3. 対策
    1. ガイドライン
    2. ケアの基本
      • 口腔内清掃保持
      • 口腔内保湿
      • 疼痛コントロール
    3. 予防と治療
  4. 評価とマネジメンとのポイント
  5. まとめ
    • 質疑応答

第2部. がん患者の口内炎治療薬の開発のための研究

(2017年8月29日 13:00〜14:00)

 がん患者の口内炎克服のための新規治療法の確立を目指して、研究を行っている。 本セミナーではこれら研究の一端をご紹介する予定である。

  • 質疑応答

第3部. 口内炎の治療での薬剤選定と理想的な新薬像 ~臨床医から~

(2017年8月29日 14:15〜15:45)

  • がん治療前の口腔内ケア
  • 口内炎が起こりやすいがん治療とは?
  • 口内炎が起こりやすい抗がん剤とは?
  • 口内炎治療での使用薬剤
  • 今後の望まれる薬剤
  • 質疑応答

第4部. 口内炎モデル動物の作製と薬効評価

(2017年8月29日 16:00〜17:00)

 口内炎に関する実験は主にヒトを対象として市販薬や食品を用いて行われている。一方、口内炎モデル動物はその病態を正確に反映し、かつ容易に作製することが未だ困難である。
 本セミナーでは既存の口内炎モデル動物、および私たちが新規開発を試みているラットモデルを紹介する。

  1. 口内炎はどのような病気か
    1. 病因
    2. 病態
    3. 症状
  2. 口内炎モデル動物の作製
    1. これまでのモデル
    2. 新しいモデル
  3. 口内炎モデル動物の応用
    1. 発症機序の解明
    2. 薬効評価
    • 質疑応答

講師

  • 輪湖 哲也
    日本医科大学付属病院 薬剤部
  • 宮野 加奈子
    国立がん研究センター研究所 がん患者病態生理研究分野
  • 岡元 るみ子
    千葉西総合病院 腫瘍内科
    腫瘍内科部長 / 外来化学療法センター長
  • 竹内 麗理
    日本大学 松戸歯学部
    専任講師

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 55,000円 (税別) / 59,400円 (税込)
複数名
: 50,000円 (税別) / 54,000円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 50,000円(税別) / 54,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 55,000円(税別) / 59,400円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 108,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 162,000円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/3/4 ペプチド医薬品原薬の製造プロセス開発 オンライン
2025/3/5 一変申請・軽微変更の具体的理解と齟齬発見時の対応 オンライン
2025/3/5 (薬物) 国内治験と国際共同治験のモニタリング業務の差異と実務対応力の習得 オンライン
2025/3/5 医薬品開発におけるプロジェクト事業性評価の基礎と意思決定の考え方 オンライン
2025/3/5 無菌製剤・再生医療等製品の工場における査察対応とGMP改善業務 オンライン
2025/3/5 コンピュータ化システムバリデーション (CSV) の基礎とデータ・インテグリティ確保 オンライン
2025/3/5 2025年最新の疼痛治療戦略および求める薬剤のプロファイル オンライン
2025/3/5 脂質ナノ粒子 (LNP) の処方設計と製造プロセス開発 オンライン
2025/3/7 初任者のためのQA業務 (GMP監査・自己点検) 入門講座 オンライン
2025/3/7 滅菌バリデーション基礎講座 オンライン
2025/3/7 リスク分析をした洗浄バリデーションの実施方法と残留許容限度値の設定 オンライン
2025/3/7 PMDA審査官から高評価が得られる非臨床領域のメディカルライティング オンライン
2025/3/7 マイクロバイオームの実用化にむけた課題と現状 オンライン
2025/3/10 医薬品の知的財産制度をふまえた特許戦略構築と知財デュー・デリジェンス/知財価値評価のポイント オンライン
2025/3/10 デジタルを基盤としたニューモダリティー医薬品/ヘルスケアの探索・初期評価と事業性検討 オンライン
2025/3/10 GMPにおける (製造・試験) 外部委託業者管理・監査の留意点とチェック項目 オンライン
2025/3/11 実際に起こった不具合や解決方法、注意点で学ぶスケールアップ・ダウン検討および実験計画の進め方・データのとり方、操作の簡略化 オンライン
2025/3/12 簡便化、抜け防止の観点をふまえたGMP SOP/製造指図記録書の形式・作成 (改訂) ・記入方法 オンライン
2025/3/12 データインテグリティの重要性とGMP文書への落とし込み方 オンライン
2025/3/13 Excelスプレッドシートを運用した効率的なCSVとデータインテグリティ オンライン

関連する出版物

発行年月
2013/1/28 造粒・打錠プロセスにおけるトラブル対策とスケールアップの進め方
2012/3/29 治験中 / 市販後における3極安全性情報の収集・報告・評価実務と相違
2012/3/13 超入門 GMP基礎セミナー
2012/3/5 育毛剤・発毛剤 技術開発実態分析調査報告書
2012/2/16 システムの適格性確認および回顧的バリデーションの具体的実施方法
2012/2/14 LIMS導入に関する導入の留意点セミナー
2012/2/9 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応のための「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2012/1/20 24年度診療報酬改定におけるDPC評価の全貌
2011/12/22 光学活性医薬品開発とキラルプロセス化学技術
2011/12/14 QCラボにおける厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応セミナー
2011/12/10 製薬大手5社 技術開発実態分析調査報告書
2011/11/7 eCTD申請 「-ここまで身近になったeCTD申請-」
2011/9/1 厚労省ER/ES指針対応実施の手引き
2011/8/29 グローバルスタンダード対応のためのCSV実施方法
2011/8/24 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応 "SOP作成"実践講座
2011/8/3 「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2011/7/10 抗癌剤 技術開発実態分析調査報告書
2011/7/5 分析機器やLIMSのバリデーションとER/ES指針
2011/7/1 コンピュータバリデーション実施の手引き
2011/6/29 3極申請対応をふまえた不純物の規格設定と不純物プロファイル管理