リアルワールドデータの医薬品マーケティングへの活用法
~市場規模推定、薬価申請、事業価値評価など、具体的な活用法~
東京都 開催
会場 開催
  開催日
  
- 
			 2017年6月12日(月) 10時00分
			~
			 17時15分
 
  
 
  プログラム
  
	  	第1部. リアルワールドデータのマーケティング、薬価申請、R&D品目事業価値評価への活用
	(2017年6月12日 10:00〜11:30)
	 リアルワールドデータを適時適所で活用する効用は何か?立案策定者はより臨場感を持ってロジックとエビデンスを提示展開できる。そうすれば読者もしくは審査者にとっては当該主張を相対的に受容しやすくなる。
	
		- マーケティング、薬価申請準備、研究開発品目への活用と課題解決
 
		- マーケティングプラン策定段階でインパクトあるデータ活用と見せ方
 
		- 希望薬価の妥当根拠を示し説得力を増すデータ選定と提示法
 
		- 創薬研究開発プロジェクトの事業価値評価におけるデータ活用法
 
		- リアルワールドデータの連続性と非連続性、課題と解決代替案
 
		- 価値あるリアルデータは活用次第で真価が上下する – 上げるには
 
		- 予測精度を向上するにはリアルデータのその先のストーリー展開と予測前提代替案が必須
 
		- 予測の為の仮説想定づくりと課題解決策
 
		- 仮説検証ツールの1つとしてマーケットリサーチは欠かせない
 
		- リアルデータを貴重な脇役として戦略プランを策定し効果的にプレゼン
 
	
	
	第2部. NDBオープンデータの医薬品マーケティングへの活用法
	(2017年6月12日 12:15〜13:45)
	 「ビッグデータ」、「リアルワールドデータRWD」や「統計学」などの言葉が医療の世界でも話題に上るようになって久しいが、日本でも国民皆保険制度の下レセプト情報を中心にその利活用が進んでいる。その一方、カルテなど診療記録は、数十施設単位で集積されたデータベースが散在している状況である。
 個々のデータベースは有益な情報を与えてくれるが、それぞれに情報の粒度が異なり、カバレッジも限定的である。したがって各種の課題やリサーチクエスチョンに対して回答を導き出すためには、さまざまな情報と統合するモデリングやデータサイエンスが鍵となる。
 本講座では、医療ビッグデータの現状と課題を体系的に明らかにするとともに、最近公開された「NDBナショナルデータベース」 (オープンデータ) を中心に、レセプトデータをはじめとするRWDの利活用について議論する。
	
		- 医療ビッグデータとRWDリアルワールドデータ
	
		- 日本における医療情報データの集積状況と課題
 
		- 医薬品に関するRWD
 
	
 
		- 医療に関するオープンデータ (政府統計)
	
		- 医療オープンデータ
 
		- 「患者調査」
 
		- 「社会医療診療行為別統計」
 
		- 「DPC導入の影響評価に係る調査」
 
		- 「NDBオープンデータ (第1回) 」
 
		- 「医療施設調査」
 
	
 
		- 「第1回NDBオープンデータ」
	
		- 医療診療行為
 
		- 歯科傷病
 
		- 特定健診
 
		- 薬剤
 
	
 
		- NDBオープンデータの医薬品マーケティングへの活用方法
 
	
	
	第3部. NDBオープンデータの活用によるターゲット顧客のデモグラフィック分析とそれを用いた予測
	(2017年6月12日 14:00〜15:30)
	 2016年10月に厚労省のウェブサイト上に第1回NDBオープンデータが公表された。公表されたオープンデータは生データそのものではなく、抽出されたものであるために直感的である反面クロス集計などの複雑な情報は得られない。また、データは2014年のスナップショットなので傾向もわからない。診断名 (傷病名) に関する情報もない。しかし、ほぼ全数データであることからサンプルの代表性などの心配をする必要がないことに加えて今回の公表物が性年齢階層別に抽出されていることから、デモグラフィック分析から将来患者数の予測まで、マーケティングや研究・開発企画系の分析に極めて有用である。
 今回はこのデータの応用例としていくつかの分析を試みたので、紹介する。
	
		- 第1回NDBオープンデータの紹介
	
		- NDBオープンデータの概要
 
		- NDBオープンデータの強みと弱み
 
	
 
		- 分析の実例
	
		- 抗TNF抗体の利用のデモグラフィック分析
 
		- 後発品の浸透度のデモグラフィック分析
 
		- HbA1cの分布のデモグラフィック分析と将来予測 (実習)
	
		- 年齢階級別有病率を整理
 
		- 人口ピラミッドの推移のデータを整理する
 
		- 二つのデータを組み合わせる
 
		- 可視化・分析
 
	
 
	
 
		- 他のデータとの組み合わせの考え方
 
	
	
	第4部. マーケットリサーチデータとRWDのマーケティングへの活用
	(2017年6月12日 15:45〜17:15)
	 マーケットリサーチデータとRWDのマーケティングへの活用は、各々独立的に行われるケースも少なくない。
 本講座では、各々のデータの活用にあたっての特徴と活用シーンを具体的事例により述べる。広義でのマーケティング活動としての情報創造における、マーケットリサーチデータとRWDのマーケティングの補完的活用と狭義での活動としての薬剤処方選択の把握などでの補完的活用の可能性について検討する。
	
		- マーケティングリサーチデータとは
 
		- 定量データと定性データ
 
		- RWDとは
 
		- RWDの種類と特徴
 
		- マーケティングリサーチデータの活用事例
 
		- RWDの活用事例
 
		- 情報創造におけるマーケットリサーチデータとRWDの補完的 (相互) 活用
 
		- 薬剤選択の把握におけるマーケットリサーチデータとRWDの補完的 (相互) 活用
 
		- まとめと今後の可能性
 
		- 質疑応答
 
	
 
   
 
  講師
  
	
 
長江 敏男 氏
Pharma Business Consultant
 
 
 
清水 央子 氏
東京大学
大学院 薬学系研究科
ファーマコビジネス・イノベーション教室
特任准教授
 
 
- 
 
 
小久保 欣哉 氏
二松學舍大学
国際政治経済学部
国際経営学科
准教授
 
 
	 
   
 
  主催
  
	  
	  お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。
   
 
  お問い合わせ
	  
	  (主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)
 
  受講料
  
	
	  1名様
 : 
	  
60,000円 (税別) / 64,800円 (税込)
	  
	  
	  
	  
	  
	 
	
	  複数名
 :
	  
55,000円 (税別) / 59,400円 (税込)
	  
	  
	  
	  
	  
	  
	 
	
	  
	  
	  
	  
	  
	  
	  
	  
	
   
 
	複数名同時受講割引について
	
		- 2名様以上でお申込みの場合、
1名あたり 55,000円(税別) / 59,400円(税込) で受講いただけます。
	
		- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
 
		- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 110,000円(税別) / 118,800円(税込)
 
		- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 165,000円(税別) / 178,200円(税込)
 
	
 
		- 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
 
		- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
 
		- 他の割引は併用できません。