技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

統計解析書作成とデータの取り扱い

試験実施計画書と統計解析計画書の役割の違いを踏まえた

統計解析書作成とデータの取り扱い

~臨床試験デザイン (目的、デザイン、エンドポイント、統計解析、目標症例数) 作成のポイントとは?~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2017年3月30日(木) 12時30分 16時30分

修得知識

  • 臨床試験実施計画書作成時の統計学的ポイント
  • 臨床試験デザイン (目的、デザイン、エンドポイント、統計解析、目標症例数)
  • 試験実施計画書と統計解析計画書の役割の違い

プログラム

 治験/臨床試験において試験実施計画書の作成は必須であり、計画書に準じて、データを取得し、解析を行い、試験結果を分かりやすく適切に情報提供することは、治験/臨床試験を実施する企業/研究者の義務です。
 また、試験実施計画書とは別に統計解析担当者が作成する統計解析計画書には、データの収集から解析方法、結果の提示方法など具体的な取扱いがまとめられています。
 本講座では、統計が専門でない方に、統計解析計画書について、統計学の基礎知識とともに解説します。

  1. 試験実施計画書と統計解析計画書
    1. 実施計画書の役割
    2. 統計解析計画書の役割
    3. 実施計画書の統計に関する記載と統計解析計画書の記載例
  2. 統計解析計画書のレビュー
    1. 試験の位置付けと統計解析計画の内容
      1. 検証的試験
      2. 探索的試験
    2. 解析対象集団の定義
      1. FAS解析対象集団
      2. PPS解析対象集団
      3. 安全性解析対象集団
    3. 有効性評価項目における記載例
      1. 有効性の解析における注意点
      2. 主要評価項目の定義
      3. 副次評価項目の定義
      4. その他の副次評価項目
    4. 安全性評価項目における記載例
      1. 有害事象、バイタルサイン、臨床検査値
    5. 統計解析
      1. 一般的な注意事項
      2. 被験者の内訳とフローチャート
      3. 人口統計学的特性の要約
      4. 主要評価項目の解析に関する記載
      5. 副次評価項目の解析に関する記載
      6. 安全性評価項目の解析に関する記載
      7. 感度解析
      8. 欠測値の取扱い
      9. 中間解析
    6. 結果の提示方法
  3. 臨床試験における統計学の基礎知識
    1. 試験デザイン
    2. 試験目的 (仮説)
    3. エンドポイントの設定
    4. 盲検化とランダム化
    5. 優越性試験と非劣性試験
    6. 目標症例数の設定
  4. 統計解析計画書に関する注意点
    1. 統計解析計画書の構成
    2. 統計解析計画書の作成時期
    3. 統計解析計画書の品質と妥当性
    • 質疑応答

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)

9F 研修室

東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき 43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき 23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/6/12 動物用体外診断薬における薬事規制と申請業務のポイント オンライン
2024/6/12 GMP事例集 (2022年版) 徹底解説セミナー オンライン
2024/6/12 Computer Software Assuranceセミナー オンライン
2024/6/13 AIによって開発された医薬・診断技術の特許申請・知財保護戦略 オンライン
2024/6/13 QA部門のためのGMP文書・記録類の照査のポイント オンライン
2024/6/13 CAPAの具体的な実施方法セミナー オンライン
2024/6/14 分析法バリデーションのための統計解析入門と分析能パラメータ計算法および基準値設定法入門 東京都 会場・オンライン
2024/6/14 GMP超入門講座 オンライン
2024/6/14 本邦におけるDecentralized Clinical Trial (DCT:分散型臨床試験) の現状と取り組み オンライン
2024/6/14 GVP対応講座 オンライン
2024/6/17 これからGMP監査及び自己点検などQA業務に携わる初級者のための入門講座 オンライン
2024/6/17 EOG滅菌のリスク (安全性・品質) と代替滅菌法事例 オンライン
2024/6/17 希少疾患におけるアンメットニーズ: ペイシェントジャーニーによる掘り起こしと分析、マーケティングや事業性評価への活用 オンライン
2024/6/17 新規モダリティ医薬事業価値最大化のための薬価戦略・事業化戦略策定のポイント オンライン
2024/6/18 海外当局によるGMP査察への準備と対応 オンライン
2024/6/18 開発から製造販売後までの一貫した安全性評価の取りまとめ方と効率的な資料作成方法 (基礎編 + 実践編) オンライン
2024/6/18 開発から製造販売後までの一貫した安全性評価の取りまとめ方と効率的な資料作成方法 (基礎編) オンライン
2024/6/18 医薬品製造におけるフロー合成のGMP適用 / マイクロリアクターで良く起こるトラブル解消方法と対策事例 東京都 オンライン
2024/6/18 治験薬GMPの基本要件と実践のポイント オンライン
2024/6/18 医薬品QA業務 実務講座 オンライン

関連する出版物

発行年月
2020/2/27 海外データ (試験施設) /海外導入品の信頼性基準適用と効率的なデータ利用・CTD申請
2020/1/30 凍結乾燥の最適な条件設定による品質の安定化 - ラボ機と生産機の性能の違いを反映させたスケールアップ -
2019/8/1 データインテグリティ規程・手順書
2019/6/27 FDAが要求するCAPA導入の留意点
2019/6/27 EU GVP Module I /ISO9001要求をふまえたQuality Management System の実装と運用
2019/5/31 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向
2019/4/24 洗浄バリデーション実施ノウハウと実務Q&A集
2018/11/30 希少疾患用医薬品の適応拡大と事業性評価
2018/10/30 高薬理活性医薬品封じ込めQ&A集 Part2
2018/9/28 腸内細菌叢を標的にした医薬品と保健機能食品の開発
2018/8/31 がん治療で起こる副作用・合併症の治療法と薬剤開発
2018/7/31 医薬品・医療機器・再生医療開発におけるオープンイノベーションの取り組み 事例集
2018/6/29 医薬品グローバル開発に必要な英語実務集
2018/5/30 GVP Module改訂をふまえたEU Pharmacovigilance規制の実装
2018/5/18 創薬のための細胞利用技術の最新動向と市場
2018/4/25 統計学的アプローチを活用した分析法バリデーションの評価及び妥当性
2018/1/30 バイオ医薬品のCTD-Q作成 - 妥当性の根拠とまとめ方 -
2017/10/27 国際共同試験におけるICH-E6改訂のインパクト・QMS構築
2017/9/29 疾患・病態検査・診断法の開発
2017/8/31 きのこの生理機能と応用開発の展望