蒸留技術の基礎から応用
~トラブルシューティング・最新省エネルギー蒸留技術~
東京都 開催
会場 開催
概要
本セミナーでは、蒸留の基礎から解説し、蒸留の運転解析、トラブルと対策、未然防止策について詳解いたします。
また、2014年に日経地球環境技術賞 優秀賞を受賞した省エネ蒸留技術SUPERHIDIC®について詳しく解説いたします。
開催日
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2016年12月20日(火) 10時30分
~
16時30分
修得知識
- 蒸留の基礎
- 蒸留塔の構造、内部品設計
- 運転解析への取り組み方
- 蒸留におけるトラブルと対策、未然防止策
- 図解法による蒸留プロセスの理解・概念設計方法
- 蒸留プロセスの省エネルギー技術
プログラム
蒸留は依然として最も広く利用される分離操作であるが、我が国では大学などで研究対象として取り上げられることが減っているのが実状である。ある程度確立された技術と捉えられるものの、理論や適用に際する検討手法について十分に理解しているエンジニアが激減している。本講座では、蒸留理論の基礎から適用に際する実践的なポイントを説明する。
また、蒸留は熱エネルギー多消費操作として省エネルギー、GHGs排出量削減という観点からも大きな効果が期待できる分野である。このため、省エネ・GHGs排出量削減に寄与することを願い、これらの技術を解説する。
- 蒸留の基礎理論
- 蒸留が何故いまでも重要なのか
- 蒸留の原理 ~なぜ蒸留が広く利用されるのか~
- 蒸留塔の構造
- 蒸留プロセスの設計
- 塔内部品ハイドロリクス
- 塔内部品選定 ~トレイ or 充填物~
- 蒸留プロセスの図解法
- McCabe-Thiele法
- Ponchon-Savarit法
- 三角線図を用いた分離計画
- Residue Curve Map
- Distillation Boundary Diagram
- 蒸留分離計画
- 運転解析とトラブルシューティング
- 運転データと解析アプローチ
- 運転トラブルと対応例
- マランゴニーフォーム
- ロスフォーム
- 固形物析出
- 省エネルギー蒸留プロセス
- ペトリューク塔・Divided Wall Column
- 改良形ペトリューク塔
- 塔頂ガス再圧縮型蒸留塔 (Vapor Re-compression; VRC)
- SUPERHIDIC vs 従来型HIDiC (内部熱交換型蒸留塔)
- SUPERHIDIC vs 自己熱再生塔
~なぜSUPERHIDICの方がVRC, 自己熱再生塔よりも優れるか~
- SUPERHIDICの初号機
- 質疑応答
主催
お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。
お問い合わせ
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)
受講料
1名様
:
46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
割引特典について
- R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
- 1名でお申込みいただいた場合、1名につき 43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
- 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき 23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
- 案内登録をされない方は、1名につき 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)