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ポリウレタンを用途に合せて上手に活用するための必修事項と応用のポイント

ポリウレタンを用途に合せて上手に活用するための必修事項と応用のポイント

~原料・合成・製造・評価・応用~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、強度、耐熱性、透明性、黄変抑制、 接着性などを制御して、多様性あるポリウレタンを用途に合わせて活用するため、ポリウレタンならではの特徴を原料の種類・製造法から高機能化や評価法について基礎から詳解いたします。

開催日

  • 2016年9月27日(火) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • ポリウレタンに関連する技術者、品質担当者
    • 塗料
    • 繊維・衣類
    • 接着剤
    • 車両・航空機・船舶・輸送機器
    • 自動車内装品、クッション
    • エンジンのシール・防音
    • ロール・パッキン
    • 医療器具 (ウレタン硬化剤)
    • 人工臓器のシール
    • 保温材・保冷剤
    • 建築材料・内装
    • シール材
    • 各種フィルタ
    • エラストマー
    • ウレタンフォーム など
  • これからポリウレタンを扱う方
  • ポリウレタンで課題を抱えている方

修得知識

  • ポリウレタンの基礎
  • ポリウレタンの物性・構造の制御方法
  • ポリウレタンの特性と評価方法
  • ポリウレタンの高機能化の技術動向

プログラム

 ポリウレタンはフォーム、塗料、接着剤、シーラント、エラストマーの他にレンズ材料として伸長している多様性をもったポリマーである。
 本講座では、その基礎知識から最新の技術動向について、理解してもらうことを主旨とする。ポリウレタンの基礎では、特にイソシアネートの種類と特徴について紹介した後、ポリウレタンの用途ならびに構造と物性について概説する。さらに、ポリウレタン特有の評価方法および測定事例について紹介する。最後に、ポリウレタンの高機能化手法と特許からみた技術動向について説明する。

第1部 ポリウレタンの基礎

  1. ポリウレタンとは
    1. ポリウレタンの特徴
    2. 他のポリマーとの相違
  2. ポリウレタンの用途と分類
    1. ポリウレタンフォーム
    2. CASE (塗料・接着剤・シーラント・エラストマー)
    3. その他 (メガネレンズ・弾性繊維他)
  3. ポリウレタンの原料の種類と特徴
    1. イソシアネート
      1. イソシアネートの種類と用途
        1. MDI
        2. TDI
        3. HDI
        4. IPDI
        5. H12MDI
        6. 特殊イソシアネート (XDI・H6XDI・NDI・NBDI等)
      2. イソシアネートの製造方法
      3. イソシアネートの反応マップ
      4. イソシアネート誘導体
        1. アロファネート・イソシアヌレート・ビュレット
        2. ウレトジオン・カルボジイミド・ウレトイミン
        3. ウレア・イミド・アミド他
    2. ポリオール
      1. ポリオールの種類と用途
        1. ポリエーテル類
        2. ポリエステル類
        3. ポリカーボート類
        4. その他
      2. ポリオールの製造方法
      3. 各種ポリオールのポリウレタンに与える物性
    3. その他の原料
      1. 鎖延長剤・架橋剤
      2. 添加剤
      3. 触媒

第2部 ポリウレタンの特性と評価方法

  1. ポリウレタンの構造と物性
    1. ポリウレタンの用途と構造
    2. ミクロ相分離構造とは
    3. ポリウレタンの合成方法と構造
      1. ワンショット法
      2. プレポリマー法
    4. ポリオールの分子量と官能基数の影響
    5. 架橋剤の影響
    6. イソシアネートの構造とポリウレタン物性
  2. ポリウレタンの評価方法
    1. 機械物性
    2. 熱的性質
    3. 固体粘弾性
      1. 軟質ポリウレタンフォーム
      2. 硬質ポリウレタンフォーム
      3. 接着剤
      4. シーラント
      5. エラストマー

第3部 ポリウレタンの高機能化

  1. ポリウレタンの高機能化
    1. 強度
    2. 耐熱性
    3. 透明性
    4. 黄変抑制
    5. 接着性
    6. 耐加水分解抑制
    7. 振動吸収
    8. 再生可能原料の活用
    9. まとめ
    • 質疑応答・名刺交換

会場

連合会館

5F 502会議室

東京都 千代田区 神田駿河台三丁目2-11
連合会館の地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

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