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海外プロジェクトファイナンス実務のエッセンスと最新動向

ファイナンスセミナー

海外プロジェクトファイナンス実務のエッセンスと最新動向

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは海外プロジェクトファイナンスの内容、類型、特徴、昨今の動向等を概観し、リスク分析、ストラクチャリング、キャッシュフロー分析、組成プロセスなどの実務ノウハウを具体例を引用しつつ詳細かつ分かりやすく解説いたします。

開催日

  • 2016年6月17日(金) 13時30分 16時30分

プログラム

 日本企業は海外での発電事業、インフラ事業また資源開発事業など多額の初期投資が必要な事業に積極的に取り組んでいます。これらの海外大型事業投資においてプロジェクトファイナンスの手法は欠かせません。
 また、多くの日本の金融機関がより収益性の高い案件を求めて海外プロジェクトファイナンスに参入しています。旧来の親会社保証付き融資だけでは海外の日本企業の資金ニーズに応えることはできません。海外における日本企業の資金ニーズに応えるには海外プロジェクトファイナンスの知識・実務能力を備えることが必要です。
 このような昨今の状況を踏まえ、本セミナーでは海外プロジェクトファイナンスの内容、類型、特徴、昨今の動向等を概観し、リスク分析、ストラクチャリング、キャッシュフロー分析、組成プロセスなどの実務ノウハウを具体例を引用しつつ詳細かつ分かりやすく解説します。
 講師は邦銀、政府系金融機関、外資系金融機関において各国の資源開発、プラント、発電、インフラ等の広範なプロジェクトファイナンス案件を手掛け関連著作もある経験豊富な現役バンカー 井上 義明 氏です。プロジェクトファイナンスに関する決定版のセミナーです。

  1. 序論
    1. プロジェクトファイナンスの市場近況、意義、特徴、コーポレートファイナンスとの相違点
    2. プロジェクトファイナンスの類型、沿革、関係者
    3. プロジェクトファイナンスのデフォルト率
    4. 今後の展望
  2. プロジェクトファイナンスのリスク分析/管理とストラクチャリング
    1. スポンサーリスク
    2. 完工リスク
    3. 埋蔵量リスク
    4. 原料・燃料調達リスク
    5. 操業リスク
    6. 技術リスク
    7. 販売リスク
    8. 金利・為替リスク
    9. キャッシュフローリスク
    10. 環境リスク
    11. 災害リスク
    12. カントリー (政治) リスク
  3. キャッシュフロー分析の要点
    1. キャッシュフロー分析の目的
    2. キャッシュフロー分析の手法
    3. キャッシュフロー分析の限界
  4. プロジェクトファイナンスの組成プロセス
    1. ストラクチャリング段階
      1. プロジェクトドキュメンツの作成・交渉
      2. キャッシュフローモデルの作成
      3. リスク分析・リスク分担
      4. タームシートの作成
    2. インプリメンテーション段階
      • インフォメーションメモランダムから融資契約調印まで
  5. 質疑応答

講師

  • 井上 義明
    プロジェクトファイナンス研究所
    代表

会場

シグマベイスキャピタル 株式会社 (2018年5月14日まで)
東京都 中央区 日本橋茅場町2丁目9-8 茅場町第2平和ビル 3階
シグマベイスキャピタル 株式会社 (2018年5月14日まで)の地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 30,000円 (税別) / 32,400円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

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