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車載適用へ向けたキャパシタの高出力・高容量化技術

車載適用へ向けたキャパシタの高出力・高容量化技術

~より航続距離を伸ばす疑似容量の導入技術と電極材料の設計を解説~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2016年6月14日(火) 10時30分 16時30分

プログラム

第1部 シリコン負極を用いた大高容量ハイブリッドキャパシタの構築

(2016年6月14日 10:30〜12:00)

  1. 諸言
    • 目指すべき次世代蓄電デバイスの性能と超高容量負極からのアプローチ
  2. 超高容量Si負極
    • その課題と安定化技術
  3. ハイブリッドキャパシタ
    • その特徴とSi負極との相性
  4. Liプレドーピング法
    • Liドープ量と均一化
      • 電極厚
      • Liドープ時間
      • 添加剤
      • 真空含浸
  5. ポリイミドバインダー
    • その他の安定化技術
  6. 温故知新な高容量負極の探索
    • Liプレドープ法の応用・展開
  7. 次世代電池への展開
    • Li-Si合金負極の革新電池への応用
  8. 総括
    • 質疑応答

第2部 高容量、高出力、及び高安全性を兼ね備えたリチウムイオンキャパシタの開発

(2016年6月14日 12:45〜14:15)

  1. LICの開発コンセプト
  2. LICのセル構成と特長
    1. プレドープ技術
    2. セル設計技術
  3. LICの特性
  4. LICの採用事例
  5. 今後の応用展望
    • 質疑応答

第3部 炭素の細孔構造および表面化学性状の制御と電気化学デバイスへの応用

(2016年6月14日 14:30〜16:00)

 本講演では、実験やシミュレーションの結果にもとづいて明らかにした多孔性炭素の細孔 構造と電気二重層容量との関係を紹介し、電気二重層キャパシタを高容量化、高出力する上 で必要な炭素電極の細孔構造について説明する。さらに、疑似容量を導入することによって、 高容量と高出力を高い次元で両立した電極材料についても紹介する。

  1. 電気二重層キャパシタの現状と問題点
  2. ミクロ-メソ多孔性炭素成型体 (カーボンエアロゲル) の製造とその細孔構造
    1. カーボンエアロゲルの製造
    2. カーボンエアロゲルの細孔構造
  3. 多孔性炭素電極の電気二重層容量
    1. 電気二重層の構造
    2. カーボンエアロゲルの細孔構造と電気二重層容量の関係
    3. 高容量化に向けた細孔構造設計
  4. 多孔性炭素電極のインピーダンス
    1. 細孔構造モデルを用いたインピーダンスのシミュレーション
    2. 高出力化に向けた細孔構造設計
  5. 疑似容量の導入による高容量化
    1. 窒素含有カーボンエアロゲルの製造とキャパシタへの応用
    2. 導電性高分子を被覆したカーボンキセロゲルの電気化学特性
  6. 今後の展望と課題
    • 質疑応答

講師

  • 齋藤 守弘
    東京農工大学 大学院 工学研究院 応用化学部門
    准教授
  • 安東 信雄
    JSR 株式会社 先端材料研究所
    主任研究員
  • 山下 順也
    旭化成イーマテリアルズ 株式会社 新事業開発総部 材料基礎・プロセス開発部
    主幹研究員 上級高度専門職

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

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