技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

車載タッチパネルにおける光学粘着剤の設計と曲面貼り合わせ技術

車載タッチパネルにおける光学粘着剤の設計と曲面貼り合わせ技術

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2016年4月26日(火) 10時30分 16時00分

受講対象者

  • タッチパネルのカバーガラス、樹脂で課題を抱えている方
  • タッチパネルに関連する製品の技術者、研究者、開発者
    • タッチパネル
    • スマートフォン・携帯機器
    • タブレットPC
    • モニター・ディスプレイ
    • 家電
    • 精密機器 など

プログラム

1. 車載タッチパネルのトレンド技術と求められる部材

(2016年4月26日 10:30〜12:10)

 車載用途のタッチパネルは従来の用途のタッチパネルとは異なり、厳しい耐久性、コスト競争、そして安全性が求められる分野である。モバイル用途市場が飽和になる今、各社が車載用途を目指して参入している。これに打ち勝つためには 独自の高性能タッチパネル、デザイン、耐久性を打ち出す必要がある。
 本セミナーではそのアイデアの一端を報告すると同時に、これから必要とされる触感に関しても説明する。

  1. タッチパネルの種類と市場動向、今後の市場は何か?
    1. タッチパネルの種類とトレンド
    2. タッチパネルの市場動向
    3. タッチパネルの次の市場は何か?
    4. 車載用途の市場
    5. 車載用途に必要な特性、耐久性
    6. OLEDを最適なタッチパネルは?
  2. 静電容量タッチパネルの基礎
    1. 静電容量式タッチパネルの構造
    2. タッチパネルセンサーの種類と特徴
  3. 車載に適したセンサー材料
    1. ITOセンサーの課題
    2. メタル系センサーの種類と特徴
    3. メタル系センサーを用いたAdd – Inセル構造
    4. タッチセンサー用基板の市場動向
  4. タッチパネルカバー材料
    1. タッチパネル用カバー材料の動向とコスト分析
    2. カバーガラスの市場動向
    3. カバーガラスの種類
    4. カバーガラスの加工方法
    5. プラスチックカバー材の種類
    6. プラスチックカバー材の特徴と課題
    7. プラスチックカバー材での曲面、3D化
    8. カバー材料の成型方法
    9. カバー材の表面に要求される特性
    10. カバーでの触感付与
    11. 曲面貼合と貼り合せ材料
    • 質疑応答

2. 車載ディスプレイ用光学粘着剤の開発と要求特性

(2016年4月26日 13:00〜14:20)

  1. 車載用ディスプレイの市場動向
    1. 超厚膜光学粘着剤のニーズについて
    2. 車載用光学粘着剤に求められる特性について
  2. 車載用光学粘着フィルムの考え方
    1. 超厚膜光学粘着剤とは
    2. 偏光板について
    3. 車載用光学粘着剤設計の考え方
  3. 当社開発光学粘着剤の特長
    1. 環境特性
    2. 柔軟性
    3. リワーク性
  4. 貼合条件の検討事例
    • 質疑応答

3. 車載タッチパネル・ディスプレイへ向けた3D曲面形状の貼り合わせ技術

(2016年4月26日 14:30〜16:00)

 当社はこれまでに真空方式を使用しないローラーラミネート技術を2D形状の製品向けに多数生み出してまいりました。そのニーズは現在、サイズの多様化と形状の多様化に向けて広がっています。様々にデザインされたカバーパネルに対して、精度良く、気泡無く貼り付ける技術が求められています。
 本講演では、これまでの2D形状で培ったラミネート技術に加え、車載用途の曲面形状に対するFUKのラミネーション技術を動画や注意点を交えながら判り易く解説いたします。形状に加えて、3D形状の貼付けに広がっております。本講演では、フレキシブルOLEDのラミネートプロセスについて、動画や注意点を交えながら解説致します。

  1. 会社紹介
    1. 会社概要
    2. 製品ラインナップ
  2. ラミネーションに使用される粘・接着剤 (OCA・OCR)
    1. OCAのラインナップと特徴
    2. OCRのラインナップと特徴
    3. OCAとOCRの比較
  3. OCAによる2Dラミネート
    1. ラミネーションに求められるニーズ
    2. ラミネーションプロセス
    3. ラミネーション時の注意点
  4. OCRによる2Dラミネート
    1. ラミネーションに求められるニーズ
    2. ラミネーションプロセス
    3. ラミネーション時の注意点
  5. OCAによる曲面ラミネート
    1. ラミネーションに求められるニーズ
    2. ラミネーションプロセス
    3. ラミネーション時の注意点
    • 質疑応答

講師

  • 中谷 健司
    静岡大学 工学部
    客員教授
  • 迫 康浩
    バンドー化学 株式会社 R&Dセンター
    副センター長
  • 佐伯 和幸
    株式会社 SCREENラミナテック 営業推進部
    部長

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 55,000円 (税別) / 59,400円 (税込)
複数名
: 50,000円 (税別) / 54,000円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 50,000円(税別) / 54,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 55,000円(税別) / 59,400円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 108,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 162,000円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

関連する出版物

発行年月
2023/1/31 粘着・剥離のメカニズムと粘着製品の評価方法
2021/12/31 導電性材料の設計、導電性制御および最新応用展開
2018/12/27 押出成形の条件設定とトラブル対策
2018/10/5 車載用デバイスと構成部材の最新技術動向
2015/10/1 すぐ分かるラミネート加工技術と実際およびトラブル・シューティング
2015/6/30 導電性フィラー、導電助剤の分散性向上、評価、応用
2014/4/25 導電性接着技術 技術開発実態分析調査報告書
2014/4/25 導電性接着技術 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2013/8/20 導電性ポリマー技術 技術開発実態分析調査報告書
2013/8/20 導電性ポリマー技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/8/5 透明導電性フィルム 技術開発実態分析調査報告書
2013/8/5 透明導電性フィルム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/8/5 両面接着テープ(シート) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/8/5 両面接着テープ(シート) 技術開発実態分析調査報告書
2013/3/25 カーボンナノチューブ応用技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/3/25 カーボンナノチューブ応用技術 技術開発実態分析調査報告書
2012/12/5 スマートフォン(多機能携帯電話、タブレット端末を含む) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2012/12/5 スマートフォン(多機能携帯電話、タブレット端末を含む) 技術開発実態分析調査報告書
2012/10/12 2013年版 コンデンサ市場・部材の実態と将来展望
2012/3/5 PEDOTの材料物性とデバイス応用