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石油精製 & ディーゼル自動車排気ガス浄化触媒の要求機能・市場と技術・開発動向

石油精製 & ディーゼル自動車排気ガス浄化触媒の要求機能・市場と技術・開発動向

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2016年3月18日(金) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 石油精製触媒に関連する技術者、研究者

修得知識

  • 産業を取り巻く環境変化と市場ニーズの把握
  • 新燃料油・ディーゼル触媒の課題と後処理技術
  • エネルギー精製・環境用途の触媒技術

プログラム

第1部 石油精製触媒の進歩と技術・開発動向

(2016年3月18日 10:30-12:30)

  1. 最近の燃料油製造方法の進歩
    1. 装置構成
    2. 蒸留
    3. 燃料油
    4. 精製プロセス
      • 水素化脱硫
      • 接触分解
      • 接触改質
      • アリキル化
      • MTBE
  2. 新燃料油の開発動向
    1. シェールガス
    2. シェールオイル
    3. カナダ・オイルサンド油
    4. バイオ燃料油
    5. コロイダル燃料油
    6. GTL
  3. 石油精製触媒の進歩
    1. 市場動向
    2. 触媒開発の原動力
    3. ガソリン製造用触媒
    4. 中質留分用触媒
    5. 触媒の物性測定法
    • 質疑応答

第2部 ディーゼル自動車用排ガス浄化触媒の開発と技術動向

(2016年3月18日 13:15-16:15)

ディーゼル自動車用排ガス浄化触媒に求められる要求機能を市場動向・顧客ニーズから解説するとともに、ディーゼル触媒の開発課題を明確にし排ガス処理技術のアプローチを紹介する。
  1. 自動車産業をとりまく環境変化 (全般)
    1. 排気規制・燃費・規制と燃料動向
      • 新興国
      • 日米欧
      • 世界統一規制
    2. 内燃機関の開発動向
    3. ディーゼルエンジンの開発動向
    4. 市場動向のまとめ
    5. 触媒への要求と課題
    6. 触媒システムの種類
      • ガソリン
      • ハイブリッド
      • リーンバーン
      • ディーゼル
      • 大型トラック
      • 建機
      • CNG
  2. ディーゼル触媒の構成 (基礎編)
    1. ディーゼル触媒の種類と触媒構成
    2. 基材
    3. 触媒材料・貴金属
      • 最新のミクロ分析技術と触媒の解析手法
      • 貴金属、ゼオライトの劣化メカニズムと対策
      • シュミレーションの活用例
  3. ディーゼル触媒の課題と後処理技術の対策 (実践編)
    1. ディーゼル用触媒の課題と後処理の方法
    2. ディーゼル酸化触媒
      • 新興国向け酸化触媒、先進国向け酸化触媒+DPF
    3. ディーゼルパティキュレートフィルター (DPF)
    4. NOx処理触媒
      • 尿素SCR触媒
      • HC – SCR触媒
      • 吸蔵還元触媒
    5. その他の将来後処理技術の動向
      • NOxの直接分解触媒
      • 尿素SCR+DPF一体化
      • 酸化触媒+DPF一体化
      • プラズマ+後処理技術
      • オゾン+後処理技術
  4. 今後のディーゼル後処理動向
    • 質疑応答

講師

  • 藤田 稔
    石油分析化学研究所
    代表
  • 青野 紀彦
    株式会社キャタラー 第4研究開発部
    理事 兼 部長

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5F 第2講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

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受講料

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: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

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    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
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