技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

フィルムの成形挙動解析と実用評価・材料設計

フィルムの成形挙動解析と実用評価・材料設計

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2015年9月2日(水) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • フィルムの延伸加工の技術者、管理者

修得知識

  • フィルムの基礎
  • フィルムの延伸加工の基礎
  • 延伸の評価方法

プログラム

 フィルム成形に携わる方々を対象に、各種フィルム成形法の概要と各成形ゾーンにおけるキーテクノロジーをレオロジー、樹脂の性状、理論解析、高次構造形成、物性の観点から解説し、成形性、物性発現、成形不良現象の発生メカニズム、スケールアップの考え方、少量での成形性を評価する方法を学ぶ。

  1. フィルム開発製品の最近の動向
    1. フィルムの生産状況
    2. 機能性フィルムの最近の開発動向
  2. 押出機内の樹脂劣化の定量解析と劣化防止
    1. 樹脂の劣化メカニズム
    2. 劣化防止スクリュー
  3. ダイの不良現象の可視化観察および原因究明
    1. ダイ内の流動可視化とダイ内不良現象
    2. スパイラルダイの構造とスパイラルダイ内の流動状態の観察
    3. Tダイおよび多層ダイの形状と流動解析
  4. インフレーション成形の理論解析
    1. インフレーション成形の理論解析と物性
    2. スケールアップ則の考え方
  5. 溶融キャスト成形のネッキングおよび成形不安定現象
    1. ネッキングのメカニズム
    2. ドローレゾナンスのメカニズム
    3. 成形条件とフィルム物性
  6. 原反シートの冷却解析と球晶サイズ、透明性
    1. 原反シート成形時の冷却解析
    2. 冷却条件と高次構造の関係
    3. 透明性制御
  7. 延伸挙動の可視化解析と実用評価技術
    1. 縦延伸挙動の可視化
    2. 横延伸挙動の可視化
    3. 延伸性の実用評価技術
  8. 延伸フィルム成形工程の延伸挙動解析
    1. テンター内延伸挙動解析
    2. 樹脂性状と延伸性の関係
  9. チューブラー二軸延伸成形とその材料設計
    1. チューブラー延伸用樹脂と延伸性の関係
    2. 二軸延伸フィルム製造方法とフィルム物性
      • チューブラー、テンター逐次二軸、同時二軸延伸の比較
  10. フィルム内添加剤のブリード機構
    1. 添加剤のブリードメカニズム
    2. 添加剤種とブリード速度

講師

会場

連合会館

4階 404会議室

東京都 千代田区 神田駿河台三丁目2-11
連合会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,111円 (税別) / 49,800円 (税込)
複数名
: 36,111円 (税別) / 39,000円 (税込)

案内登録割引・複数名同時申込割引

S&T出版からの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。

  • STbook会員登録を希望する方
    2名様まで 43,796円(税別) / 47,300円(税込) で受講いただけます。
    追加1名あたり 33,796円(税別) / 36,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,796円(税別) / 47,300円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 43,796円(税別) / 47,300円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 77,592円(税別) / 83,800円(税込)
  • STbook会員登録を希望しない方
    2名様まで 46,111円(税別) / 49,800円(税込) で受講いただけます。
    追加1名あたり 36,111円(税別) / 39,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,111円(税別) / 49,800円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 46,111円(税別) / 49,800円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 82,222円(税別) / 88,800円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/11/25 バイオマスフィラーの樹脂への分散、複合化技術 オンライン
2024/11/26 光学用透明樹脂の基礎、屈折率制御および光吸収・散乱メカニズムと高透明化 オンライン
2024/11/26 ポリマー・高分子材料のモノマー化・解重合技術の基礎とケミカルリサイクルの技術動向 オンライン
2024/11/27 光硬化型材料の基礎と応用のポイント オンライン
2024/11/27 ゴム・プラスチック材料の破損、破壊原因とその解析法 東京都 会場
2024/11/27 プラスチック成形品における残留ひずみの発生メカニズムおよび対策とアニール処理技術 オンライン
2024/11/27 プラスチックのマテリアルリサイクル技術入門 オンライン
2024/11/27 加速する国内外のプラスチック規制の動向とリサイクルの最新事情 オンライン
2024/11/27 粘着・剥離のメカニズムとその制御 オンライン
2024/11/28 固体高分子材料の動的粘弾性測定 オンライン
2024/11/28 プラスチック成形品の残留応力発生メカニズム&長期信頼性の予測法 オンライン
2024/11/28 熱分析の基礎、測定と正しいデータ解釈 オンライン
2024/11/28 架橋ポリオレフィンのマテリアルリサイクル技術の最先端 オンライン
2024/11/29 UV硬化接着剤の材料設計と深部硬化 オンライン
2024/11/29 トライボロジー 入門講座 オンライン
2024/11/29 架橋ポリオレフィンのマテリアルリサイクル技術の現状と動向 オンライン
2024/12/3 加速する国内外のプラスチック規制の動向とリサイクルの最新事情 オンライン
2024/12/4 エポキシ樹脂の基礎および各硬化剤の使い方・選び方 オンライン
2024/12/4 ポリマーアロイにおける相溶性の基礎と物性制御ノウハウ オンライン
2024/12/4 レオロジーの基礎と測定法 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/7/29 サステナブルなプラスチックの技術と展望
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 (書籍版 + CD版)
2024/7/17 世界のリサイクルPET 最新業界レポート
2024/6/28 ハイドロゲルの特性と作製および医療材料への応用
2024/5/30 PETボトルの最新リサイクル技術動向
2024/4/1 反射防止フィルム 技術開発実態分析調査報告書
2024/4/1 反射防止フィルム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/2/29 プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術
2023/10/31 エポキシ樹脂の配合設計と高機能化
2023/7/31 熱可塑性エラストマーの特性と選定技術
2023/7/14 リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組
2023/3/31 バイオマス材料の開発と応用
2023/1/31 液晶ポリマー (LCP) の物性と成形技術および高性能化
2023/1/6 バイオプラスチックの高機能化
2022/10/5 世界のプラスチックリサイクル 最新業界レポート
2022/8/31 ポリイミドの高機能設計と応用技術
2022/5/31 樹脂/フィラー複合材料の界面制御と評価
2022/5/31 自動車マルチマテリアルに向けた樹脂複合材料の開発
2022/5/30 世界のバイオプラスチック・微生物ポリマー 最新業界レポート