技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ファーマコゲノミクス (PGx)導入/臨床試験企画・実施ノウハウと規制当局、海外/ICHレギュレーション対応

ファーマコゲノミクス (PGx)導入/臨床試験企画・実施ノウハウと規制当局、海外/ICHレギュレーション対応

~承認申請をふまえたPGxスタディー実施とPGxレギュレーション対応~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2015年2月24日(火) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • PGx関連導入試験を企画、実施を担当される製薬企業の方
  • 遺伝子解析技術の医薬品開発領域への活用を望まれる関連部門の方

修得知識

  • ファーマコゲノミクスに対する基本的理解
  • 治験に必要なレギュレーション事項 (個人情報・DNA管理など) の把握
  • PGx臨床試験の実施計画書および同意説明文書作成のノウハウ
  • 遺伝子多型の具体的種類と被験者リクルートのノウハウ
  • 最新の遺伝子解析技術の理解
  • ファーマコゲノミクスのコンセプトを理解する
  • レギュレーションに基づいてファーマコゲノミクスを取り入れた臨床試験のイメージを高める

プログラム

第1部

臨床試験におけるファーマコゲノミクス (PGx) の導入 – ノウハウと実践例の紹介、さらにPGx活用の新たな展開に向けて –

 臨床試験におけるPGx導入・定着に取り組んできた実績をもとに、PGx導入体制構築の意義とノウハウをわかりやすく解説します。PGx導入試験を企画、実施を担当される製薬企業の方、遺伝子解析技術の医薬品開発領域への活用を望まれる関連部門の方はもとより、PGxの基礎と概要を把握されたい方にも役立つ内容を目指します。 併せて、今後の新たなPGx活用の展望にも触れます。特に、新規ゲノムバイオマーカーとして期待されるmicroRNA解析に関して、初めての方にもご理解いただけるよう、易しく解説します。

  1. ファーマコゲノミクス (PGx) の基礎知識
  2. PGx導入臨床試験の実際
    1. PGx導入への取り組み
    2. PGx導入試験の実践例
  3. 製薬企業におけるPGx導入体制の構築
    1. 現況と課題
    2. PGxバンキング及び解析に向けた社内整備のポイント
  4. PGx導入臨床試験の展望
    1. 遺伝子多型解析の動向
    2. ゲノミクスからトランスクリプトミクスへ
    3. 新規ゲノムバイオマーカー (microRNA) の活用
  5. PGx活用に向けたファルマシュプールの新たな取り組み
    • 質疑応答・名刺交換

第2部

承認申請をふまえたPGxスタディー実施とガイドラインへの対応 – ファーマコゲノミクスを取り入れた臨床試験の企画、実施 –

 日米欧の規制当局はファーマコゲノミクスに関するガイダンス等を発出し、個別化医療を志向した医薬品開発をリードしています。本講座では実例に基づいてファーマコゲノミクスのコンセプトについて理解を深め、レギュレーションから想定されるファーマコゲノミクスを取り入れた医薬品臨床開発のイメージをディスカッションします。

  1. 医薬品開発におけるファーマコゲノミクスの現状
    • ファーマコゲノミクスの歴史
  2. ファーマコゲノミクス研究の例
    • Warfarin
    • Gefinitib
    • Carbamazepine
  3. ICH guidelines
    • ICH E15
    • ICH E16
  4. ファーマコゲノミクスにおける遺伝学、分子生物学的観点
    • Genetic variation and polymorphisms
    • ハーディー-ワインバーグ平衡
    • ハプロタイプ
    • 連鎖不平衡
  5. ファーマコゲノミクスを取り入れた臨床試験の企画、実施と問題点
    • Hypothesis generating vs. Hypothesis testing
    • Retrospective vs. Prospective
    • 表現型の選択と収集
    • 検出力とサンプルサイズ
    • データの品質管理
    • 統計モデル
    • 構造化集団について
    • 多重検定と有意水準の調整
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 長谷川 節雄
    ファルマシュプール 株式会社 代表取締役 東北大学 臨床研究推進センター
    客員教授
  • 黒木 義弘
    バイエル薬品(株) 開発本部 開発臨床薬理アジア/日本 ファーマコダイナミクスアジア/日本
    シニアPDエキスパート

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

4F 研修室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,500円 (税別) / 51,300円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,000円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 25,000円(税別) / 27,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 47,500円(税別) / 51,300円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 54,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 81,000円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/6/7 原薬におけるMF登録・記載・適合性調査・照会対応とプロセスバリデーション結果を基にしたMFへの落し込み オンライン
2024/6/7 再生医療等製品/細胞治療製品における規制要件の理解と申請書作成のポイント (入門講座) オンライン
2024/6/10 コンピュータ化システムバリデーション (CSV) 初級講座 オンライン
2024/6/10 QA部門のためのGMP文書・記録類の照査のポイント オンライン
2024/6/10 非GLP試験における信頼性確保 オンライン
2024/6/10 成功/失敗事例から学ぶコンパニオン診断薬の開発戦略と課題 オンライン
2024/6/11 失敗事例から学ぶGMP教育訓練とクオリティカルチャー オンライン
2024/6/11 簡便化、抜け防止の観点をふまえたGMP SOP/製造指図記録書の形式・作成 (改訂) ・記入方法 オンライン
2024/6/11 非無菌製剤製造時の清浄度を考慮した品質管理と査察を意識した留意点 オンライン
2024/6/11 医薬品包装資材の供給者管理と工程バリデーションの留意点・トラブル解決事例 オンライン
2024/6/11 承認申請パッケージにおける外国データ利用のポイントと対面助言の事例 オンライン
2024/6/11 GCP監査の基礎と効果的な監査実施 オンライン
2024/6/11 薬機法の実務を考慮した医薬品特許戦略の新たな視点 オンライン
2024/6/11 新規モダリティ医薬事業価値最大化のための薬価戦略・事業化戦略策定のポイント オンライン
2024/6/11 医薬品・医療機器包装における3極 (日欧米) 法規制の比較と申請書記載方法 オンライン
2024/6/11 PIC/S GMP Annex I改定セミナー オンライン
2024/6/12 再生医療等製品/細胞加工物の製造管理・品質管理におけるGCTP省令等ハード・ソフトの要求事項及び手順書を含むドキュメントの作成 東京都 会場・オンライン
2024/6/12 治験薬GMP基礎講座 オンライン
2024/6/12 インドの医薬品産業の最新規制と知的財産制度 オンライン
2024/6/12 実務経験をふまえた医薬品開発担当者のための人材育成プログラム (導入/継続教育) オンライン

関連する出版物

発行年月
2020/2/27 海外データ (試験施設) /海外導入品の信頼性基準適用と効率的なデータ利用・CTD申請
2020/1/30 凍結乾燥の最適な条件設定による品質の安定化 - ラボ機と生産機の性能の違いを反映させたスケールアップ -
2019/8/1 データインテグリティ規程・手順書
2019/6/27 FDAが要求するCAPA導入の留意点
2019/6/27 EU GVP Module I /ISO9001要求をふまえたQuality Management System の実装と運用
2019/5/31 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向
2019/4/24 洗浄バリデーション実施ノウハウと実務Q&A集
2018/11/30 希少疾患用医薬品の適応拡大と事業性評価
2018/10/30 高薬理活性医薬品封じ込めQ&A集 Part2
2018/9/28 腸内細菌叢を標的にした医薬品と保健機能食品の開発
2018/8/31 がん治療で起こる副作用・合併症の治療法と薬剤開発
2018/7/31 医薬品・医療機器・再生医療開発におけるオープンイノベーションの取り組み 事例集
2018/6/29 医薬品グローバル開発に必要な英語実務集
2018/5/30 GVP Module改訂をふまえたEU Pharmacovigilance規制の実装
2018/5/18 創薬のための細胞利用技術の最新動向と市場
2018/4/25 統計学的アプローチを活用した分析法バリデーションの評価及び妥当性
2018/1/30 バイオ医薬品のCTD-Q作成 - 妥当性の根拠とまとめ方 -
2017/10/27 国際共同試験におけるICH-E6改訂のインパクト・QMS構築
2017/9/29 疾患・病態検査・診断法の開発
2017/8/31 きのこの生理機能と応用開発の展望