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樹脂中での無機微粒子・フィラー分散および配列制御技術

樹脂中での無機微粒子・フィラー分散および配列制御技術

愛知県 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、現在提案されている微粒子分散・配列制御技術・樹脂との複合化技術の基礎から各種調製事例について解説いたします。

開催日

  • 2014年4月11日(金) 12時30分 16時30分

受講対象者

  • 微粒子・粉体制御技術に携わる研究者
  • 樹脂と無機フィラーとの複合化でトラブルを経験し、その解決法を学習したい人

プログラム

樹脂材料の性能向上、新機能発現を可能とする無機ナノフィラーとの複合化においては、微粒子分散制御や配列制御がキーテクノロジーとなる。この技術開発では、ナノ粒子の強固な凝集特性を如何に克服するかが重要課題となるが、現在ではフィラーとなる無機ナノ粒子の表面改質による分散・配列制御が主流となっている。本セミナーでは、現在提案されている微粒子分散・配列制御技術・樹脂との複合化技術の基礎から各種調製事例まで概説します。さらに、講師が開発中のコロイド水分散系の凝集・分散制御の概念を導入したフィラー表面改質処理を用いないブレンド法による有機/無機複合材料の新たな簡易調製法について、樹脂中でのフィラーのナノ分散技術、フィラー連続相の微構造制御技術に関する多くの開発事例を、実務上の留意点や材料設計指針、特性評価の話も含めて解説します。
  1. 無機微粒子の分散・凝集制御の基礎
    1. 界面特性と凝集特性
    2. DLVO理論
    3. 無機微粒子の分散・凝集支配因子
  2. 従来の有機/無機ナノ複合材料調製技術とその特徴
    1. ゾル-ゲル法
    2. インターカレーション法
    3. ブレンド法とフィラーの表面改質処理
  3. 表面改質処理を用いない樹脂との複合化技術・フィラー連続相の微構造制御技術
    1. プロセスの概略・技術戦略
    2. フィラー粒子塊の解砕強度の事前制御のノウハウとポイント
    3. 溶融混練法を用いた開発事例
    4. 溶液混合法を用いた開発事例
    5. その他開発事例 (ポリマーラテックスとの混合水分散系を用いたin-Situ調製)
  4. 有機/無機ナノ複合材料の各種特性
    1. 難燃性
    2. 熱膨張率
    3. 機械的特性 (静的引張り特性、耐衝撃性)
    4. 光学特性
    5. プロセス生産性に影響を及ぼす諸特性 (融体流動性、離型性)
    • 質疑応答・名刺交換

会場

愛知県産業労働センター ウインクあいち

11F 1107

愛知県 名古屋市中村区 名駅4丁目4-38
愛知県産業労働センター ウインクあいちの地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき43,981円 (税別) / 47,500円 (税込)
    • 2名同時にお申し込みいただいた場合、2名で46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

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