技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

シランカップリング剤活用の必要知識

シランカップリング剤活用の必要知識

~基礎、メカニズムと使用条件~
東京都 開催 会場 開催

以下、「シランカップリング剤反応の解析・評価と分析」との同時申し込みで特別割引にて受講いただけます。

概要

本セミナーでは、シランカップリング剤の基礎から解説し、参考書・教科書・論文で触れられることがなかった反応メカニズムや表面処理の解析について、詳解いたします。
また、シランカップリング剤に関連するよくある質問をQ&A形式で解説いたします。

開催日

  • 2014年3月24日(月) 10時50分 16時30分

受講対象者

  • シランカップリング剤に関連する技術者、研究者
    • 半導体封止材
    • 塗料
    • 接着剤
    • 歯科材料
    • 金属接着
    • 樹脂改質
    • 熱可塑性樹脂複合材料
    • FRP
    • エラストマー
    • 樹脂バインダー
    • プライマー
    • コーティング剤 など
  • カップリング剤処理、表面処理を行う技術者

修得知識

  • シランカップリング剤の基礎
  • 反応の最適条件
  • 溶媒の選択
  • 表面被覆状態の分析・解析法
  • シランカップリング剤におけるよくある質問と回答

プログラム

 シランカップリング剤の使い方について、分かりやすくまとめます。前半部分では、ほとんどの参考書・教科書や論文で触れられることがなかった反応メカニズムや表面処理の解析について、詳細に解説いたします。後半では、これまでに受けたよくある質問をQ&A形式で解説いたします。

  1. シランカップリング剤について
    1. シランカップリング剤の構造と種類
    2. シランカップリング剤の用途
    3. シランカップリング剤の応用範囲および将来展開
  2. シランカップリング剤の反応
    1. シランカップリング剤の反応例
    2. シランカップリング剤の反応メカニズム
    3. シラノールの反応中間体並びにシロキサン生成機構
  3. シランカップリング剤の応用
    1. 新規機能性シランカップリング剤の例
    2. 具体的な用途
    3. 次世代シランカップリング剤について
  4. シランカップリング剤による表面処理
    1. 反応の詳細
    2. 関連する条件
    3. 最適条件について
      1. 表面前処理
      2. 処理温度
      3. 溶媒の選択
      4. シランカップリング剤の選択
  5. シランカップリング剤Q&A講座
    • シランカップリング剤を使用する際に考慮すべき因子は?
    • カップリング処理に際しての留意点は?
    • シランカップリング剤の耐熱性は?
    • 加水分解させて使うとどんな効果があるのか?
    • 加水分解性と接着への影響は?
    • シランカップリング剤の処理層の劣化対策は?
    • カップリング処理液の調整・安定化する方法は?
    • 未反応カップリング剤の除去方法は?
    • 未反応カップリング剤の及ぼす影響とは?
    • 末端に残ったOH基を消すには?
    • 官能基の置換をするとどんなことが起こる?
    • 求めるスペックに合わせた反応条件の最適化とは?
    • 反応のバラツキの原因とは?またその対策は?
    • 添加量の目安とは?
    • 最適条件について
    • 表面被覆状態を分析・解析するには?
    • 表面の水酸基の密度を見積もるには?
    • 被覆率を解析・評価するには??
    • 表面・深さ方向の組成分析をするには?
    • 反応の進行を解析するには?
    • 質疑応用・名刺交換

講師

  • 海野 雅史
    群馬大学 大学院 理工学府 化学・生物化学専攻
    教授

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5F 第4講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,667円 (税別) / 44,800円 (税込)
複数名
: 35,667円 (税別) / 37,450円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,000円(税別) / 7,350円(税込) 割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,000円(税別) / 10,500円(税込) 割引
  • ただし、同一法人に限ります

全2コース申込割引受講料ついて

  • 通常受講料 : 89,600円(税込) → 全2コース申込 割引受講料 69,800円(税込)
  • 通常受講料 : 85,333円(税別) → 全2コース申込 割引受講料 66,476円(税別)

対象セミナー

本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/5/6 トライボロジー (摩擦、摩耗、潤滑) の基礎と耐摩耗対策、摩擦制御法 オンライン
2024/5/7 異種材料接着に向けた金属の表面処理技術と接着性の改善 オンライン
2024/5/8 高分子の接着性改善と表面処理、界面の構造評価技術 オンライン
2024/5/16 半導体めっきの基礎とめっき技術の最新技術動向 オンライン
2024/5/17 化粧品粉体の基礎と表面処理 オンライン
2024/5/21 ぬれ性のメカニズムと制御・測定技術 オンライン
2024/5/21 ラミネート技術の基礎・トラブル対策とヒートシール技術のポイント オンライン
2024/5/21 プラズマによる表面改質技術の基礎と応用 オンライン
2024/5/22 防汚コーティング技術の総合知識 オンライン
2024/5/22 プラズマCVD (化学気相堆積) 装置による高品質薄膜の成膜技術、および量産化対応 オンライン
2024/5/24 基材表面への防曇性付与と持続性の向上 オンライン
2024/5/24 塗膜の濡れ・付着・密着コントロールとトラブル対策 オンライン
2024/5/29 ぬれ性のメカニズムと制御・測定技術 オンライン
2024/5/29 化粧品粉体の基礎と表面処理 オンライン
2024/5/29 フィルムへの塗工技術とプロセス最適化、トラブル対策 オンライン
2024/5/30 めっき膜の密着性改善・剥離対策の考え方と分析・解析手法 オンライン
2024/5/31 Tダイ成形機の基礎とフィルム成形トラブル対策 東京都 会場
2024/6/3 防汚コーティング技術の総合知識 オンライン
2024/6/4 プラズマCVD (化学気相堆積) 装置による高品質薄膜の成膜技術、および量産化対応 オンライン
2024/6/5 顔料の分散安定化と使いこなし術 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/4/1 反射防止フィルム 技術開発実態分析調査報告書
2024/4/1 反射防止フィルム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2023/8/31 “ぬれ性“の制御と表面処理・改質技術
2023/5/31 塗布・乾燥のトラブル対策
2022/5/20 コーティング技術の基礎と実践的トラブル対応
2021/3/26 超撥水・超撥油・滑液性表面の技術 (第2巻) (製本版 + ebook版)
2021/3/26 超撥水・超撥油・滑液性表面の技術 (第2巻)
2019/12/20 高分子の表面処理・改質と接着性向上
2018/8/31 防汚・防水・防曇性向上のための材料とコーティング、評価・応用
2018/3/29 超親水・親油性表面の技術
2015/10/1 すぐ分かるラミネート加工技術と実際およびトラブル・シューティング
2015/7/30 ダイ塗布の流動理論と塗布欠陥メカニズムへの応用および対策
2014/8/25 ぬれ性のメカニズムと測定・制御技術
2014/4/5 真空蒸着技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/4/5 真空蒸着技術 技術開発実態分析調査報告書
2013/6/26 UV・EB硬化型コート材の基礎、各種機能向上技術
2012/10/31 ハイブリッド・デュアルUV硬化の実践的活用
2012/9/20 フッ素樹脂 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2012/9/20 フッ素樹脂 技術開発実態分析調査報告書
2012/6/1 超撥水・超親水化のメカニズムとコントロール