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今から始める自由曲面光学系の設計・評価と新しい応用展開

光学設計担当者へ

今から始める自由曲面光学系の設計・評価と新しい応用展開

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、小型軽量化、高性能化など、光学素子の付加価値を生み出す技術を基礎から分かりやすく解説いたします。

開催日

  • 2014年3月17日(月) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 光学に関連する製品、デバイスの開発・製造・設計担当者
    • 光学機器
    • 複写機
    • 医療機器
    • 光源
    • センサ
    • レーザ発振器
    • レーザ加工機
    • 光学計測器
    • 光通信用素子
    • ビデオカメラ
    • 光ディスク
    • 液晶プロジェクタ
    • レンズ
    • 反射防止フィルム
    • デジタルカメラレンズ用多層膜
    • 太陽電池パネル薄膜
    • 有機EL多層膜
    • 異方性薄膜
    • 遮熱フィルター など

修得知識

  • 光学の基礎
  • 自由曲面光学系の設計
  • 光学素子の評価
  • 開発事例

プログラム

 自由曲面光学は,小型軽量薄型化を図る製品には好適な光学系と言えます。通常のレンズ設計で用いる球面、非球面に比べて設定するパラメータが多く、構成する面が勝手な向きで組み合わせているため、一見すると難しそうであり、さらに評価方法、製造技術等になるとどうするべきかわからない。このように自由曲面光学はやってみたいけどハードルが高いという気持ちを、この講義によって設計、評価を自らやってみようと思うような講座にしたい。 実際に、光学設計の実演も行う予定です。また、最近Google Glassなど話題になっているウエアラブル機器 (HMD) に関する検討を加えた結果などのトピックも紹介する。

  1. 自由曲面とは
    1. 自由曲面の定義と特徴
    2. 様々な曲面の紹介
  2. 光学の基礎知識
    1. 光学系の仕様
    2. 収差 (ザイデル収差、色収差)
    3. 収差補正方法
  3. 自由曲面光学系の特徴
    1. 小型軽量化、低コスト化
    2. 高性能化、高機能化
  4. 自由曲面光学系の設計
    1. 偏心による特殊収差 (偏心収差)
    2. 自由曲面による偏心収差補正
    3. 更なる収差補正
  5. 評価方法
    1. 光学素子の評価方法
    2. 干渉による評価方法
    3. ゴースト・フレア解析方法
    4. 観察系、撮像系における評価ポイント
    5. その他の光学系における評価ポイント
  6. 開発事例とトピックス
    1. 観察光学系
    2. 撮像光学系
    3. その他 (HMD,光通信など)
  7. 自由曲面設計者への道
    1. はじめの1歩
    2. 設計はアートだ
    3. 最適化設計
    4. 開発の進め方 (測定、評価も主体的に)
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 高橋 浩一
    オリンパス株式会社 未来創造研究所
    主任研究員

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5F 第1講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,667円 (税別) / 44,800円 (税込)
複数名
: 35,667円 (税別) / 37,450円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。