技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

破面解析 (フラクトグラフィー) ・破損解析・事故解析および事故防止技術

破面解析 (フラクトグラフィー) ・破損解析・事故解析および事故防止技術

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、破壊力学の基礎から、応用では事故事例、破面解析事例等について、分かりやすい事例を交えて解説いたします。

開催日

  • 2014年1月27日(月) 10時30分 16時30分

プログラム

 世の中まさにIT技術が氾濫し、ものづくり産業界でもCAD,CAE技術の進歩は著しい。強度設計の分野でもFEM解析技術が広く浸透し、設計時間・労力は大幅に軽減されてきた。しかしその反面、先般の原発事故に代表されるように、重電・重機、交通・輸送機器から電子機器に至るまで、機器の損傷・による社会不安は増大しているとも思われる。これは設計業務自体は力学等工学理論に基づいてルーチン化できるが、事故対応業務には決まった道はなく技術者自身の経験知をフルに活用した個別対応力が必要となり、これにはITは無力であるということであろう。
 本セミナはこれ等の反省に踏まえて、世の中の事故を教材として大いに学び、この過程から骨太の強度設計技術者・生産技術者、品質保証技術者、保全技術者をつくろうという趣旨で企画された。また本セミナーでは初心者にもよく理解していただけるように材料力学。破壊力学の基礎では、数式よりも実現象と対比しながらの理解、応用では事故事例、破面解析事例等分かりやすい事例を中心に話します。製品・機器の事故解析 (品質保証) 技術、強度設計、生産技術、保全に関わる技術者に聴いていただきたいセミナーです。
 材料力学の初歩の理解があれば、破面解析技術 (フラクトグラフィー) 、事故解析技術、破壊力学の基礎を習熟いただけます。

  1. はじめに
    1. 強度設計技術と破損解析技術
    2. 破損解析と破面解析
  2. 破損の種類と特徴
    1. 破損部位
    2. 破損現象
    3. 破損要因
  3. 破損事故解析法
    1. 破損解析の手順
    2. 破損解析の手法
  4. 破壊力学とフラクトグラフィー
    1. 破壊力学
      • a. 破壊モード
      • b. 応力拡大係数
      • c. き裂進展速度と応力拡大係数範囲
    2. フラクトグラフィー
      • a. マクロフラクトグラフィーとミクロフラクトグラフィー
      • b. ミクロフラクトグラフィーと電子顕微鏡 (SEM)
  5. 破損解析例
    1. 疲労破壊
    2. 応力腐食割れ
    3. クリープ破壊
    4. 接触疲労 (転がり疲労、フレッティング疲労
    5. 延性破壊
    6. 事故解析事例
      • a. 半導体部品
      • b. H2ロケットエンジン
      • c. 新幹線ボルト
      • d. 回転機械フレッティング
      • e. ジャンボ旅客機リベット
  6. 破損防止技術
    1. 各種破損の傾向と防止技術
    2. 予防保全とヘルスモニタリング
  7. まとめと質疑応答

会場

江東区産業会館

第2会議室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
江東区産業会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,600円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき47,250円 (税込)
    • 2名同時にお申し込みいただいた場合、2名で49,980円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。