技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

神経障害性疼痛の基礎と治療薬開発のための医師が求める試験デザイン・評価方法

神経障害性疼痛の基礎と治療薬開発のための医師が求める試験デザイン・評価方法

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2013年12月13日(金) 12時15分 16時30分

修得知識

  • 急性痛と慢性痛の違い
  • ペインクリニック診療の実態と今後の展望
  • 神経障害性疼痛と再生医療の可能性

プログラム

第1部 神経障害性疼痛発現メカニズムと臨床医が望む治療薬

(2013年12月13日 12:15〜14:15)

  1. 急性痛と慢性痛の違い
    1. 痛みの定義
    2. 急性痛を起こす病態、慢性痛を起こす病態
    3. 慢性痛の疫学
    4. 慢性痛 (特に神経障害性疼痛) の発症メカニズム
  2. ペインクリニック診療の実態と今後の展望
    1. 慢性痛の薬物治療
    2. 慢性痛と神経ブロック
    3. 認知行動療法の現状
  3. 神経障害性疼痛と再生医療の可能性
    1. 障害された神経線維の再生の可能性
    2. 栄養因子が慢性痛治療に寄与できないわけ
    3. 再生医療の課題
    • 質疑応答

第2部 神経障害性疼痛治療薬開発のための医師が求める試験デザイン・評価方法

(2013年12月13日 14:30〜16:30)

神経障害性疼痛は、近年注目されつつある概念であり、本邦ではプレガバリンの発売と共にその適応症例が増えている。これらに対する薬剤の開発は重要であり、器質的疼痛以外の機能性疼痛、中枢機能障害性疼痛に対しても使用されうる可能性が高まっている。
  1. 痛みの分類と発症機序
    1. 神経障害性疼痛
      1. 末梢性神経障害性疼痛
      2. 中枢性神経障害性疼痛
    2. 侵害受容体性疼痛
    3. 心因性疼痛 機能性疼痛 中枢機能障害性疼痛
  2. 運動器慢性疼痛疾患の治療と狙うべきマーケット
    1. 運動器慢性疼痛疾患
      • 線維筋痛症
      • 変形性関節症
      • 難治性腰痛
      • 神経障害性疼痛
    2. 保険診療の縛りがある中での運動器慢性疼痛の治療実態
      1. 鎮痛補助薬
        • 抗うつ薬
        • 抗てんかん薬
      2. TNF阻害剤
      3. アセトアミノフェン
      4. オピオイド
        • フェンタニール
        • トラマドール
        • レペタンパッチ
      5. ブプレノルフィン
      6. リリカ (プレガバリン) /ガパペンチン
  3. 臨床試験デザイン設定
    1. 臨床試験時に注目する病態
      • 線維筋痛症
      • 変形性関節症
      • 難治性腰痛
      • 糖尿病性神経障害
      • 帯状疱疹後神経痛
    2. 臨床試験における評価方法
      1. 痛みの度重症度
        • 視覚的評価スケール (VAS)
        • 数値評価スケール (NRS)
        • 表情評価スケール (FRS)
        • McGill 痛み質問票
      2. 身体機能
      3. 情動機能
      4. 被験者による全般的評価
    3. 臨床試験の際に注目する点
      • 患者の視点と医師の視点
      • 医師の視点と企業の視点
    4. 臨床試験時の副作用を如何に克服するか?
      • 嘔気
      • 眠気
      • 浮動性めまい
      • 便秘
    5. プラセボ効果を防ぐための工夫
    6. 症例から考える治療薬に望まれるエンドポイント設定
    • 質疑応答

会場

タイム24ビル

4F セミナールーム

東京都 江東区 青海2丁目4-32
タイム24ビルの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,600円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき47,250円 (税込)
    • 2名同時にお申し込みいただいた場合、2名で49,980円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/5/1 安定性試験実施の留意事項と安定性試験結果の統計解析/安定性予測・評価方法および有効期間の設定 オンライン
2024/5/1 ラボでの電子実験ノート管理・運用における経験からわかった電子情報管理の問題点・解決とDXの進め方 オンライン
2024/5/7 GMP査察の指摘事項をふまえたQA・バリデーションの考え方と対応/回答時の留意点 オンライン
2024/5/7 医薬品開発における事業性評価・ポートフォリオ分析と意思決定手法 オンライン
2024/5/7 安全性定期報告書等の作成にむけた安全性集積データの見方・評価と文章作成のコツ オンライン
2024/5/7 非GLP試験の書面調査と過剰に陥らない効率的な信頼性確保の基準 オンライン
2024/5/8 国内外査察指摘をふまえたGMP記録の残し方・管理と逸脱・OOS・OOT発生時の対応 (処理手順/フロー/線引き) オンライン
2024/5/8 化学プロセスのコスト削減 オンライン
2024/5/8 リアルワールドデータ (RWD) を活用するための薬剤疫学基礎セミナー オンライン
2024/5/8 中東主要国の薬事規制比較と現地対応手法 オンライン
2024/5/8 核酸医薬品の特許戦略 オンライン
2024/5/8 フロー合成・連続生産・マイクロリアクター/スケールアップコース (2日間) オンライン
2024/5/9 薬価申請・原価計算方法と交渉で有効なデータ取得ならびに資料作成の重要ポイント オンライン
2024/5/9 無菌・滅菌製品、滅菌プロセス、滅菌バリデーション業務者教育コース (初級・入門 Aコース + 中・上級 Bコース) オンライン
2024/5/9 無菌・滅菌製品、滅菌プロセス、滅菌バリデーション業務者教育コース (初級・入門 Aコース + 中・上級 Bコース) オンライン
2024/5/9 滅菌バリデーションの深堀と見落としがちな滅菌バリデーションの留意点、最新米国FDA等EO環境問題と代替滅菌プログラム動向、無菌性保証とパラメトリックリリース (PIC/S ANNEX17) とその推奨 オンライン
2024/5/9 滅菌の基礎と滅菌バリデーション入門 オンライン
2024/5/10 データインテグリティに対応した紙ベースのGMP文書・記録の作成、保管、管理、廃棄のポイント オンライン
2024/5/10 具体的データ事例を用いた安定性試験の統計解析と規格設定 オンライン
2024/5/10 ICH M7ガイドラインに則ったニトロソアミン類不純物の評価・管理に関する最新動向と当局の考え方 オンライン

関連する出版物

発行年月
2018/10/31 細胞培養加工施設の構築と運営管理の省力・省コスト化
2018/10/30 高薬理活性医薬品封じ込めQ&A集 Part2
2018/9/28 腸内細菌叢を標的にした医薬品と保健機能食品の開発
2018/8/31 がん治療で起こる副作用・合併症の治療法と薬剤開発
2018/7/31 医薬品・医療機器・再生医療開発におけるオープンイノベーションの取り組み 事例集
2018/6/29 医薬品グローバル開発に必要な英語実務集
2018/5/30 GVP Module改訂をふまえたEU Pharmacovigilance規制の実装
2018/5/18 創薬のための細胞利用技術の最新動向と市場
2018/4/25 統計学的アプローチを活用した分析法バリデーションの評価及び妥当性
2018/1/30 バイオ医薬品のCTD-Q作成 - 妥当性の根拠とまとめ方 -
2017/12/27 生体吸収性材料の開発と安全性評価
2017/9/29 疾患・病態検査・診断法の開発
2017/8/31 きのこの生理機能と応用開発の展望
2017/6/21 体外診断用医薬品開発ノウハウ
2017/4/25 非GLP試験での効率的な信頼性基準適用と品質過剰の見直し
2014/11/27 3極対応リスクマネジメントプラン策定とEU-GVPが求める記載事項/国内との相違点
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/7/30 高薬理活性医薬品・封じ込めQ&A集
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)