技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

化学材料分野における拒絶理由対応技術

開発担当者、知財担当者のための

化学材料分野における拒絶理由対応技術

東京都 開催 会場 開催

2名同時申込みで1名分無料(1名あたり22,400円) で受講いただけます。

概要

本セミナーでは、研究開発担当者、知財担当者に必須の特許戦略・実務内容について詳解いたします。

開催日

  • 2013年11月21日(木) 10時30分16時30分

受講対象者

  • 化学材料に関連する開発担当者・知的財産担当者

プログラム

 拒絶理由通知へ的確に対応するには高度な技術が必要とされます。対応の巧拙によって、取れる権利が取れなかったり、本来広く取れるはずの権利が狭くなってしまったりすることがあります。
 本セミナーでは、拒絶理由対応の成功率を確実に向上させる技術について具体的に解説します。充分に理解をしていただくため、審判決の事例や仮想事例を多数準備し、これらの事例に基づいて解説を進めます。技術をしっかり身につけていただくため、事例研究 (目次の4章) も用意しました。
はじめて拒絶理由通知に対応される方々にもご理解いただけるよう、わかりやすく説明しますが、内容自体は初級者向けではなく高度なノウハウまで含みます。経験の豊かな方にとっても有効な内容です。
 一日で完結するセミナーですが、セミナー終了後には確実に拒絶理由対応技術が向上しているはずです。

  1. 基礎知識の整理、確認 特許出願から権利化までのフロー 特許要件 (新規性、進歩性、記載要件など)
  2. 新規性、進歩性に関する拒絶理由を解消する技術
    1. 拒絶理由通知書受領から手続補正書、意見書を提出するまで 仮想事例に基づいて説明し、一連の流れを概観します。
    2. 拒絶理由の内容を正確に理解する ”引用発明”は何か。相違点はどのように認定されているか。 記載不備の指摘はどのように理解するか。
    3. 進歩性有無のボーダーラインを正確に判断する 具体的事案についてボーダーラインを正確に判断するために、 ”こんなふうにやればいい”という判断フローを示します。
    4. 必要最小限の補正を見極める 最大範囲の権利を得るために必要最小限の補正を見極める。そのための手法を解説します。
    5. 拒絶理由通知書に込められたメッセージ (文言に現れていない部分) を読み取る 拒絶理由を解消する方策についての情報が拒絶理由通知書に込められている場合があります。 それを読み解く方法を解説します。
    6. 適切な反論手段を選択する 引例の認定の誤り、動機付けの欠如、阻害要因ほか、どのポイントで説明するか。
    7. 訴求効果の高い意見書を作る 「審査」の意味を正しく知る キーセンテンスを含める
    8. 実施例の不足を補うために採り得る手段 実験成績証明書の上手い使い方
    9. 意見書において留意すべきこと 勘違いしがちな点、落とし穴となりやすい点について解説します
    10. 意見書の主張によって権利範囲が狭くなることも 権利化できても意見書の主張によって権利範囲が狭くなることもあります。 これを防ぐための具体的対応を説明します。
    11. 化学分野特有の実務 公知の成分の組み合わせからなる組成物クレームの発明や、 先行文献に記載された広い概念を数値限定した発明、プロセスによって規定された物の発明等について、 どのように進歩性の主張を行うか。
    12. 記載不備の拒絶理由に適切に対応する サポート要件、実施可能要件、明確性要件の拒絶理由対応について、審決、判決の事例を踏まえて説明します。
  3. 新規に特許出願するときの留意事項
    1. 先行技術調査 公知資料の効率的な調査法
    2. 出願可否の判断基準
  4. 事例研究 設例について拒絶理由対応案を考えていただきながら解説を進めていきます。 聴講者の方へ発表を求めることはありませんが、質問や意見については随時受け付ける形式で進めます。
    • 質疑応答

講師

会場

大田区産業プラザ PiO

6階 C会議室

東京都 大田区 南蒲田1-20-20
大田区産業プラザ PiOの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,667円 (税別) / 44,800円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名分無料 (1名あたり22,400円)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/9/16 研究開発部門、事業部門への知財教育の進め方 オンライン
2025/9/16 特許調査への生成AIの活用 オンライン
2025/9/17 医薬品ライセンスを想定した開発早期段階での事業性評価と契約におけるリスク回避策 オンライン
2025/9/17 IPランドスケープとAI オンライン
2025/9/17 AI時代の知財実務と戦略を再構築するための視座 東京都 会場・オンライン
2025/9/18 医薬品・バイオ技術のライセンスイン・アウトの実務ポイント オンライン
2025/9/18 英文契約書の読み方・書き方基礎講座 オンライン
2025/9/18 IPランドスケープとAI オンライン
2025/9/19 英文契約書の読み方・書き方基礎講座 オンライン
2025/9/19 医薬品研究開発における事業価値評価とポートフォリオマネジメント実践手法 オンライン
2025/9/19 技術者・開発者がゼロから学べる知財の基礎からノウハウまで オンライン
2025/9/19 秘密保持契約の基礎、実務上の留意点とトラブル対策 オンライン
2025/9/22 技術者・開発者がゼロから学べる知財の基礎からノウハウまで オンライン
2025/9/24 新規モダリティの事業価値を最大化する特許・知財戦略と費用対効果 オンライン
2025/9/24 医薬品研究開発における事業価値評価とポートフォリオマネジメント実践手法 オンライン
2025/9/24 再生医療製品における各モダリティ毎の出願状況と求められる知財戦略対応 オンライン
2025/9/25 他社特許を分析して事業に役立つ強い特許を取得する権利化戦略 オンライン
2025/9/25 記載要件に基づいて特許を読み込めますか? 書けますか? オンライン
2025/9/25 賢くなった生成AIによる特許調査・権利化・知財業務の高度化 オンライン
2025/9/25 再生医療製品における各モダリティ毎の出願状況と求められる知財戦略対応 オンライン

関連する出版物

発行年月
2025/7/14 粉体混合技術〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2025/7/14 水処理膜〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2025/7/14 水処理膜〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2025/7/14 粉体混合技術〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2025/7/7 光触媒膜〔2025年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2025/7/7 光触媒膜〔2025年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2025/6/23 非侵襲性血液検査〔2025年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2025/6/23 防犯・監視カメラ〔2025年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2025/6/23 防犯・監視カメラ〔2025年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2025/6/23 非侵襲性血液検査〔2025年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2025/6/16 排煙脱硫・脱硝技術〔2025年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2025/6/16 排煙脱硫・脱硝技術〔2025年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2025/6/9 熱交換器〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2025/6/9 熱交換器〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2025/6/9 無人搬送システム〔2025年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2025/6/9 無人搬送システム〔2025年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2025/6/2 発光ダイオード (LED) 〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2025/6/2 発光ダイオード (LED) 〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2025/5/26 表面プラズモン技術〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2025/5/26 燃料電池〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)