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全3回 日本復活に向けたビッグデータ活用戦略

全3回 日本復活に向けたビッグデータ活用戦略

開催日

  • 2013年10月21日(月) 13時00分 16時30分
  • 2013年11月29日(金) 13時00分 16時30分
  • 2014年2月4日(火) 13時00分 16時40分

プログラム

<第1回>ビッグデータ活用の動向と政策課題

 我が国は、産業競争力の強化、マーケティング高度化への対応、高齢化への対応など、さまざまな課題にスピーディに対応し、国際的な優位性を確保していかなくてはなりません。これらの課題を解決するツールとして期待されているのが「ビッグデータ活用」。
本勉強会は、日本復活に向けた新たなビジネス機会を発見するため、「ビッグデータ活用」をキーワードにした3回講座です。第1回目は「ビッグデータ活用の動向と政策課題」

1. ビッグデータ活用のパターンとビジネス機会

(2014年2月4日 13:00〜14:05)

 ビッグデータ活用は、産業・社会変革を加速する。個別マーケティングや製造業のサービス業化が急進展している。各種予知・予測・判断支援での活用は、マネジメントの精度をより高いものにしている。さらには、「予防」医療の展開やエネルギー問題対応など社会的課題解決での活用も始まっている。ビッグデータ活用には、いくつかパターンがある。経営戦略と照らし、価値が生じる部分を見極め、活用戦略を考える必要がある。講演では、ビッグデータの活用パターンとそれによって生まれるビジネス機会、ビッグデータ活用を進めるために必要な考え方について述べる。

  1. データ活用の本質
  2. ビッグデータ活用の典型的パターン
  3. ビッグデータ活用によるイノベーション例
  4. ビッグデータ活用戦略
2. データサイエンスによる感情的価値の理解と行動変容

(2014年2月4日 14:10〜15:15)

 データサイエンスがビジネスにおける武器として捕らえられる中、楽天ではお客様への価値を第一として考え、「お客様に最上のサービスを楽しんでいただくためのおもてなし」を提供するために解析を行っている。日本が世界に誇るサービスの質の高さをいかに世界に進出、提供し、評価してもらうのか。理性に訴えかけ、無機質になりがちなサービスと、感情価値を生み出し、有機的に発展するサービスとの違いと、その理解から生まれるマーケティングへの適応例を紹介する。

  1. 楽天市場の感情的価値
  2. ビッグデータは、お客様を理解するための手段
  3. お客様を説得すること=新しい価値を知ってもらうこと
  4. ビッグデータと行動変容
3. ビックデータによる成長戦略とパーソナルデータ

(2014年2月4日 15:25〜16:30)

 ICT (情報通信技術) の普及により、ライフログなど多種多様な個人に関する情報を含む大量の情報 (いわゆるビッグデータ) がネットワークを通じ流通する社会を迎えている。これにより、成長戦略の一翼として、新事業の創出、国民の利便性の向上、より安心・安全な社会の実現などが期待される一方、個人に関する大量の情報 (パーソナルデータ) が集積・利用されることによるプライバシー等の面における不安も生じている。本講演では、これらの背景を踏まえ、政府の取り組み等を中心に、ビックデータによる成長戦略とそのための課題等について概説する。

  1. 政府の成長戦略とICT
  2. ビックデータ利活用による成長戦略
  3. ビックデータとオープンデータ戦略
  4. パーソナルデータの利用・促進の課題
  5. ビックデータ利活用促進に向けて

<第2回>ビッグデータ活用の実際

 我が国は、産業競争力の強化、マーケティング高度化への対応、高齢化への対応など、さまざまな課題にスピーディに対応し、国際的な優位性を確保していかなくてはなりません。これらの課題を解決するツールとして期待されているのが「ビッグデータ活用」。
本勉強会は、日本復活に向けた新たなビジネス機会を発見するため、「ビッグデータ活用」をキーワードにした3回講座です。第2回目は「ビッグデータ活用の実際」

1. 社会・産業の発展に寄与するモバイル空間統計

(2014年2月4日 13:00〜14:05)

 NTTドコモの「モバイル空間統計」は、携帯電話ネットワークのしくみを使用して作成される人口の統計情報です。24時間・365日の人口分布や性別・年齢層別・居住エリア別の人口構成が分かるこれまでにない人口統計情報であり、防災計画やまちづくり、商圏調査など、社会・産業分野でのさまざまな活用が期待されています。
 本講演では、「モバイル空間統計」の概要およびプライバシー保護の考え方、リサーチでの具体的な活用方法について事例を交え、ご紹介いたします。

  1. 「モバイル空間統計」とは
  2. これまでの取組み
  3. プライバシー保護の考え方
  4. 具体的な活用方法
2. ビックデータ活用のための分析技術

(2014年2月4日 14:10〜15:15)

 ビッグデータ利活用においては、収集・蓄積されたデータから有用な知識を発見し、業務や経営における意思決定を最適化するための分析技術が重要となります。本講演では、異種多様な情報を統合分析することによってトラブル発生の要因・予兆を分析予測する「リスクマイニング技術」や、ソーシャルメディア情報を用いて社会や生活者の状況・行動を把握・予測する「生活者行動分析技術」などの具体的な研究事例を中心に、ビッグデータ利活用に関する先進技術開発の取り組みについてご紹介します。

  1. 過去を分析するための分析技術
  2. 現在を監視するための分析技術
  3. 未来を予測するための分析技術
  4. 分析知識の再利用
3. オープンデータは社会を変えるか – 私達が今、取組むべきこと –

(2014年2月4日 15:25〜16:30)

<第3回>ビッグデータ活用を支える基盤技術の動向とデータアナリストの心得

 オープンデータへの取組みは、EUでは2003年から英国を中心に、アメリカではオバマ政権以降、活発化しています。わが国においては、東日本大震災でオープンデータの必要性が認識され、2012年7月の電子行政オープンデータ戦略発表を契機に、官民の関心が一気に高まりました。
本講演では、オープンデータに関する内外の取組み事例をご紹介するとともに、なぜオープンデータが注目されているのか、今後、私達はどのように取組んでいけばいいのかをお話します。

  1. 東日本大震災の教訓
  2. 欧米の動向とわが国の取組み
  3. データの活用とは
  4. オープンデータ推進のために必要な環境整備
  5. 自分事として考える-オープンイノベーションに向けて

 我が国は、産業競争力の強化、マーケティング高度化への対応、高齢化への対応など、さまざまな課題にスピーディに対応し、国際的な優位性を確保していかなくてはなりません。これらの課題を解決するツールとして期待されているのが「ビッグデータ活用」。
 本勉強会は、日本復活に向けた新たなビジネス機会を発見するため、「ビッグデータ活用」をキーワードにした3回講座です。第3回目は「ビッグデータ活用を支える基盤技術の動向とデータアナリストの心得」

1. ビッグデータを支える基盤技術の概要と動向

(2013年11月29日 13:00〜13:50)

調整中

2. センサー技術の概要と動向

(2013年11月29日 13:55〜14:45)

調整中

3. 機械学習の概要と動向

(2013年11月29日 14:55〜15:45)

調整中

4. データアナリストの心得

(2013年11月29日 15:50〜16:40)

調整中

講師

  • 稲田 修一
    東京大学 先端科学技術研究センター (前 総務省 大臣官房 審議官)
    特任教授
  • 北川 拓也
    楽天株式会社 執行役員 ビヘイビアインサイトストラテジー室
    室長
  • 渡辺 克也
    総務省
    大臣官房審議官(情報通信国際戦略局)
  • 江藤 俊弘
    (株)NTTドコモ フロンティアサービス部
    金融・コマース事業推進担当部長
  • 渡部 勇
    株式会社富士通研究所 ソフトウェア技術研究所 インテリジェントシステム研究部
    部長
  • 村上 文洋
    株式会社三菱総合研究所 社会ICTソリューション本部
    主席研究員
  • 荒井 匡彦
    日本電気株式会社 NEC事業イノベーション戦略本部 ビッグデータ戦略室
    シニアマネージャー
  • 梶本 一夫
    パナソニック株式会社 全社CTO室 ソフトウェア戦略担当
    理事
  • 岡野原 大輔
    株式会社Preferred Infrastructure
    取締役副社長
  • 河本 薫
    大阪ガス株式会社 ビジネスアナリシスセンター
    所長

主催

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