技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
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本セミナーでは、期待の高まる浮体式天然ガス液化プラント (FLNG) について、最先端の情報を解説いたします。
震災以降ますます注目されるLNG・天然ガス資源。低コスト化・効率向上で期待の大きい浮体式天然ガス液化プラント (FLNG) について、技術の最新情報はもちろんのこと、市場・プロジェクトの動向やLNG船、タンク開発まで、広く関連企業が知見を深められます。
(2012年8月23日 10:00〜11:30)
2011年3月の東電・福島原発事故を契機にガス需要が大幅に上方修正され、世界のLNG需給見通しが大きく変わった。日本のLNG輸入は長期契約をベースにしており、契約数量を大幅に増やせないために、カタールおよび大西洋圏 (中米、アフリカ、欧州) からの短期・スポット調達が増加している。現在のタイトなLNG需給は、豪州新規プロジェクトが生産開始する2015年頃まで続くと見られる。
長期的は、北米、東アフリカで新たなLNG輸出事業が計画されており、LNG輸出入フローが大きく変わる可能性がある。東アジア市場では、併せて洋上液化方式 (FLNG) への期待が高まっている。2011~12年にかけて、ShellのPrelude (西豪州) 、Petronasのサラワク沖プロジェクトの最終投資決定が実施された。中小規模ガス田発見の多いアジア太平洋地域では、特にFLNGへの期待が高い。
(2012年8月23日 11:30〜12:40)
FLNGの建造及び運用・保守については、沿岸国、旗国、船級協会、船主・オペレータの要求により様々な規則、基準、規格が適用されることとなる。
一般に、船級協会の規則が必要最小限の要求となり、旗国の要求、船主・オペレータの要求がそれぞれ包括的に適用される。
本セミナーでは、船級協会が要求する事項として、日本海事協会が発行している「浮体式海洋液化天然ガス及び石油ガス生産、貯蔵、積出し設備のためのガイドライン (FLNGガイドライン) 」について、その概要を紹介する。
(2012年8月23日 13:30〜15:00)
ガス田開発が陸上から海上に移りつつあることを受け、海洋上で産出したガスを液化・貯蔵・出荷できるFLNG (Floating LNG) 又はLNG-FPSO (Floating Production Storage and Offloading) と呼ばれる洋上天然ガス液化 (LNG) プラントの開発が活発化している。ただ現在計画されている設備は、陸上の液化設備をそのまま洋上に設置する考えで建設する大型タイプが主流であり、世界に数多く存在する中小規模のガス田開発では初期投資が大きすぎ、経済的に成り立たない場合が多い。
三井海洋開発(株) と東洋エンジニアリング(株) 等は共同で、商業化で課題とされている安全性・経済性・生産性を高めた小型FLNGを開発した。一般的に効率が良くないとい言われている窒素エキスパンダー液化方式にLiBro (臭化リチウム) 吸収冷凍装置を適用することにより、安全と高効率を両立させた。
本講座では、LiBroTM FLNGについて紹介するとともに、洋上LNGプラントの設計と中規模開発、浮体設備設計について概説する。
(2012年8月23日 15:15〜16:30)
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