技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

プロダクトバイプロセスクレーム (製法限定クレーム) の特許実務上の留意点と活用方法

化学分野における

プロダクトバイプロセスクレーム (製法限定クレーム) の特許実務上の留意点と活用方法

~スキルアップセミナー~
東京都 開催 会場 開催

2名同時申込みで1名分無料(1名あたり21,000円) で受講いただけます。

概要

本セミナーでは、化学分野の知的財産戦略について、化学組成・構造の因果関係・特定補助、化学変化及び経時変化する物質の特定、パラメータによる相互補完など、効果的な特許戦略を構築するためのノウハウを詳解いたします。

開催日

  • 2012年6月14日(木) 12時30分 16時30分

受講対象者

  • 化学関連特許の実務担当者、知的財産担当者

修得知識

  • プロダクトバイプロセスクレーム (製法限定クレーム) の基礎
  • プロダクトバイプロセスクレームを利用した特許戦略
  • プロダクトバイプロセスクレームの実務上の留意点
  • 他社プロダクトバイプロセスクレーム特許対策 (情報提供・無効審判)
  • プロダクトバイプロセスクレームに関するケーススタディ

プログラム

 プロダクトバイプロセスクレーム (製法限定クレーム) は、国内外の審査実務において認められている発明特定方法ですが、特に化学分野、ライフサイエンス分野等の特許戦略上欠かせないものであります。
 しかし、実際問題として、プロダクトバイプロセスクレームの特許性・権利範囲の解釈については事案によって異なることもあり、その威力に限界があるのも事実です。
 このため、プロダクトバイプロセスクレームをどのように利用すれば効果的な特許戦略を構築できるかについて知財担当者の皆様もお悩みが多いはずです。
 そこで、プロダクトバイプロセスクレームにおける実務上の留意点を整理した上で、効果的な特許戦略を築くための活用方法について裁判例等を交えながらわかりやすく解説いたします。

  1. プロダクトバイプロセスクレームとは
    1. 定義
    2. プロダクトバイプロセスのクレームの実例
  2. プロダクトバイプロセスクレームと発明のカテゴリー
    1. 発明のカテゴリーの位置付け
    2. 製法クレーム又は物のクレームとの棲み分け・使い分け
    3. 欧米・中国等での取扱い
  3. プロダクトバイプロセスクレームを利用した特許戦略
    1. 包括的な発明の特定
    2. 化学組成・構造の特定の補助
    3. 化学変化及び経時変化する物質の特定
    4. 国内優先の併用による出願戦略
    5. パラメータによる相互補完
    6. 製法と化学構造・微細構造との因果関係
  4. プロダクトバイプロセスクレームの実務上の留意点
    1. 審査段階 (特許性) における留意点…公知物質との差別化、製法の記載内容等
    2. 権利化後 (権利範囲) における留意点…物性による包囲網の特定、分析方法等
  5. 他社プロダクトバイプロセスクレーム特許対策 (情報提供・無効審判)
    1. 実施例の追試
    2. 物性の分析・解析方法
    3. 製法 (出発物質・プロセス) の同一性
    4. 課題 (目的) ・効果の重複関係
  6. プロダクトバイプロセスクレームに関するケーススタディ
    • 特許性に関する裁判例
    • 侵害に関する裁判例 (H24大合議判決含む)
  7. まとめ
    • 質疑応答・名刺交換

講師

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5F 第1講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 40,000円 (税別) / 42,000円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 21,000円 (税込)

割引特典について

  • 複数名同時受講割引
    • 2名同時申込みで1名分無料 (1名あたり21,000円) で受講いただけます。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/3/28 パテントマップの作成と開発・知財・事業戦略の策定と実践方法 オンライン
2025/3/28 医薬品ライセンス契約の実務とデューディリジェンスの考え方及び事業性評価 オンライン
2025/3/28 共同開発・開発委託・共同出願の契約実務 オンライン
2025/3/31 特許明細書の効率的な読み方と強い特許明細書のつくり方 オンライン
2025/4/3 医薬品開発における医薬用途の特許戦略 オンライン
2025/4/4 AI関連発明の出願戦略のポイントと生成AIを巡る知財制度上の留意点 オンライン
2025/4/4 医薬品ライセンス契約の実務とデューディリジェンスの考え方及び事業性評価 オンライン
2025/4/4 大学との共同研究における考え方の相違の理解、問題の解決策と留意点 オンライン
2025/4/8 Pythonによる特許データ分析とIPランドスケープへの活用 オンライン
2025/4/11 AI関連発明の出願戦略のポイントと生成AIを巡る知財制度上の留意点 オンライン
2025/4/11 競合ベンチマーキングによるコア技術の選定とその評価、新規事業開発 オンライン
2025/4/11 大学との共同研究における考え方の相違の理解、問題の解決策と留意点 オンライン
2025/4/14 知的財産部門と他部門との連携体制、協力関係の築き方 オンライン
2025/4/14 生成AIを活用した医薬品特許戦略の新たな視点 (特許分析に基づく急務な対応) オンライン
2025/4/15 労働安全衛生法とリスクアセスメントの正しい進め方 オンライン
2025/4/17 医薬品の知的財産制度をふまえた特許戦略構築と知財デュー・デリジェンス/知財価値評価のポイント オンライン
2025/4/21 医薬品の知財制度と特許戦略 入門講座 オンライン
2025/4/23 労働安全衛生法とリスクアセスメントの正しい進め方 オンライン
2025/4/23 生成AIを活用した医薬品特許戦略の新たな視点 (特許分析に基づく急務な対応) オンライン
2025/4/24 AIを活用した特許調査および知財業務の効率化 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/10/28 メディカルバイオニクス (人工臓器) 〔2024年版〕(CD-ROM版)
2024/10/28 メディカルバイオニクス (人工臓器) 〔2024年版〕
2024/4/30 人工光合成技術 (CD-ROM版)
2024/4/30 人工光合成技術
2024/4/22 トプコングループ (CD-ROM版)
2024/4/22 トプコングループ
2024/4/15 テンセント (騰訊Tencent) 〔中国特許および日本特許〕技術開発実態分析調査報告書 (日本語版) (CD-ROM版)
2024/4/15 テンセント (騰訊Tencent) 〔中国特許および日本特許〕技術開発実態分析調査報告書 (日本語版)
2024/3/29 後発で勝つための研究・知財戦略と経営層への説明・説得の仕方
2024/3/11 アリババ (阿里巴巴 Alibaba) 〔中国特許および日本特許〕技術開発実態分析調査報告書 (日本語版) (CD-ROM版)
2024/3/11 アリババ (阿里巴巴 Alibaba) 〔中国特許および日本特許〕技術開発実態分析調査報告書 (日本語版)
2022/7/29 費用対効果に基づく外国特許出願国の選び方・進め方
2022/4/4 軸受6社 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2022/4/4 軸受6社 技術開発実態分析調査報告書
2021/3/31 経営・事業戦略に貢献する知財価値評価と効果的な活用法
2019/5/31 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向
2019/4/1 軸受の保持器 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2019/4/1 軸受の保持器 技術開発実態分析調査報告書
2018/10/8 P&G 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2018/10/8 P&G 技術開発実態分析調査報告書