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ストレス可視化技術と五感に訴えかける商品作りへの応用

ストレス可視化技術と五感に訴えかける商品作りへの応用

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、ストレスの可視化技術やその結果の評価事例等の解説を通じて、新たな商品・ビジネス創出のヒントを提示いたします。

開催日

  • 2011年11月30日(水) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • ストレス・快適性の評価担当者
  • 快適性が求められる製品の開発者、企画担当者、評価担当者

修得知識

  • ストレスの基礎
  • バイオマーカーを用いたストレスの定量評価
  • 唾液バイオマーカーを用いたストレス・快適性の評価事例

プログラム

 今を生きる誰もが感じているというストレス。うつ病といった脳に関わる病気だけでなく、糖尿病やガンといった生活習慣に関係する病気にも影響しているらしい。私達のこころとからだは、どのようなメカニズムでストレスを感じているのでしょうか。また、なぜストレスの感じ方が人によって違うのでしょうか。
 本講演では、はじめにストレスの受容から認識に至る過程を概観することで、その正体に迫ります。
 次に、ストレスを評価する方法として注目されているバイオマーカーについて、従来法と比較しながら解説します。バイオマーカーとは、人が発する生体情報を数値化・定量化した指標を意味しています。心電、心拍、発汗の計測など、従来用いられてきた物理的な測定では押さえ込めなかったストレスを定量評価するには、バイオマーカーは必要不可欠なものなのであり、大きな社会的ニーズがあると考えられています。
 最後に、唾液バイオマーカーを用いたストレス・快適性の評価事例を紹介することで、その可能性について学びます。講義内容は、専門分野以外の方にも理解できるよう、生体機能の基礎知識から解説するなどの配慮をしています。

  1. ストレスを考える
    1. ストレスという言葉の生い立ち
    2. ストレスに対処する体の仕組み
    3. ストレス耐性の個人差
    4. 体内で働くストレスシステム
      • 神経系の機能
      • 内分泌系の機能
      • 免疫系の機能
    5. ストレスとは何なのか
  2. ストレスの可視化技術の比較
    1. 主観的な測定 (質問紙)
    2. 物理的な測定
      1. 物理計測は何を見ているのか
      2. 循環機能
      3. 皮膚の自律神経機能
      4. 目の自律神経機能
      5. 脳機能
    3. 生物学 (化学) 的な測定
      1. 生物学的測定は何を見ているのか
      2. 唾液バイオマーカー (ストレスマーカーの種類と特徴)
      3. 遺伝子
      4. 酸化ストレスマーカー
      5. 皮膚のストレスマーカー
  3. ストレスの可視化に向けて
    1. ストレス評価事例の紹介
    2. 結果の解析方法
      (共分散構造分析等の視覚に訴える統計的評価)
  • 質疑応答

講師

  • 山口 昌樹
    信州大学 総合理工学研究科 生命医工学専攻
    教授

会場

大田区産業プラザ PiO

6階 C会議室

東京都 大田区 南蒲田1-20-20
大田区産業プラザ PiOの地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 47,250円 (税込)
複数名
: 38,000円 (税別) / 39,900円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。