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「自動車ブレーキ」の理論と開発のポイント

「自動車ブレーキ」の理論と開発のポイント

~制動力学からシステム設計、要素技術、制御ブレーキ技術~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、制動の理論、システム設計、要素技術、性能や評価など、自動車のブレーキの基礎から詳解いたします。
また、ブレーキの技術課題や取り組み方、制御ブレーキの技術について解説いたします。

開催日

  • 2011年7月6日(水) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • ブレーキの部材に関連する技術者
  • 自転車ブレーキに関連する技術者

修得知識

  • 制動力学の基礎
  • ブレーキシステムの構成と性能設計
  • 構成要素技術の基礎
  • ブレーキ関連法規と市場評価
  • ブレーキの技術課題と取り組み
  • 制御ブレーキの技術

プログラム

 近年、自動車のブレーキは「減速と停止」の単機能なシステムから、電子制御の活用による「ABS」の技術進歩を経て、今では車両の運動性能やドライバビリティ性能を向上させる機能の一翼を担うまでに発展している。従って、車載機器の安全機能や運転支援システムが高度に複雑化する傾向において、最大の安全装置である「ブレーキ」はより高い性能と信頼性を確保し、ドライバーに「安全と安心」を提供する必要がある。このような、様々な機能と協調するブレーキシステムを開発する場合には、制動の理論から要素部品までを含むブレーキの基本技術を確実に理解した上で開発を進めることが重要である。
 本セミナーでは、自動車のブレーキとは何かといったことから始め、制動の理論からシステム設計、要素技術、性能や評価について解説し、更にはブレーキの技術課題や取り組み方、制御ブレーキの技術等にも言及する。
 本セミナーを通じて、ブレーキの基本技術と設計のポイントを修得して頂くとともに、エンジニアとしての幅広い知識とセンスを身につけて頂きたい。

  1. 制動の力学
    1. 制動の概念
    2. 制動力の発生
    3. タイヤー路面間の摩擦特性 (スリップ率、路面特性)
    4. 制動力配分と車輪ロック
    5. 制動時の車両挙動 (タイヤの力学、安定性、サス特性) は
  2. システムの構成と性能設計
    1. 構成要素と2系統配管
    2. ブレーキの熱容量と冷却性能
    3. ブレーキの効き
    4. 市場の制動条件 (G分布、制動負荷)
    5. ブレーキフィーリング
  3. 構成要素の技術
    1. 操作部 (ペダル比固定、可変機構)
    2. 入力増幅部 (各方式の特性)
    3. 液圧変換部 (各方式の特性)
    4. 液圧制御弁 (Pバルブ、LSPV)
    5. ブレーキ本体部 (ディスクブレーキ、ドラムブレーキ、摩擦材)
    6. 圧力伝達部 (配管、ブレーキ液)
  4. ブレーキの法規と市場評価
    1. 国際基準調和と認証制度
    2. 関連雑誌評価
  5. ブレーキの技術課題と取り組み
    1. ブレーキ鳴き (低周波、高周波)
    2. ブレーキ振動 (Cold Judder、Hot Judder)
    3. フェード (熱、水)
    4. エンジン負圧法
  6. 制御ブレーキの技術
    1. ABS、EBD、HBA
    2. TRC、ESC
    3. BBW (EHB、回生協調、EPB、EMB) 法

講師

  • 柴谷 壽一
    柴谷設計技術コンサルタント
    代表

会場

株式会社オーム社 オームセミナー室
東京都 千代田区 神田錦町3-1
株式会社オーム社 オームセミナー室の地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 47,250円 (税込)
1口
: 55,000円 (税別) / 57,750円 (税込) (3名まで受講可)

割引特典について

  • 複数名 同時受講:
    1口 57,750円(税込) (3名まで受講可能)
本セミナーは終了いたしました。

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