GaNデバイスの開発の最新情報と、各分野で必要な耐圧技術を詳解する
GaNパワーデバイスの開発動向と耐圧制御技術
大阪府 開催
会場 開催
600V以上の高耐圧、200V以下の低耐圧など、用途によって大きく異なるGaNデバイスに求められる耐圧制御技術を詳解!
概要
本セミナーでは、「GaN 系パワーデバイスの技術・市場動向」、「GaN/Siパワーデバイスの耐圧制御技術」について詳解いたします。
開催日
-
2011年5月31日(火) 13時00分
~
16時15分
受講対象者
- GaN半導体に関連する技術者
- パワーデバイスの技術者
修得知識
- GaN 系パワーデバイスの基礎
- GaN 系パワーデバイスの市場動向
- GaN/Siパワーデバイスの耐圧制御技術
プログラム
第1部
GaN 系パワーデバイスの技術・市場動向
(13:00~14:30)
ワイドバンドギャップ半導体であるGaNを用いた半導体素子は、従来のSi系素子と比べて優れた特性を示すと期待され、開発が加速している。
本セミナーでは、市場動向や各研究機関からの技術動向をご紹介すると共に、当社で開発を進めてきたSi基板上のGaN-HFET素子、およびGaN系ノーマリオフ素子についてご紹介する。
- 背景
- GaNの応用分野
- 他の材料との比較
- GaNパワーデバイスの可能性
- GaNデバイス用成長基板
- Si上GaN-HFETの高耐圧、大電流化
- バッファ破壊電圧
- デバイス構造
- HFETにおけるLgdに対する耐圧の相関
- 大素子のVds-Ids 特性
- オン抵抗 (RonA) と耐圧 (Vb) の相関
- ノーマリオフ化の試み
- ノーマリオフ化の手法
- RESURF-MOSFETの課題と出力特性
- Siパワーデバイスとの動特性比較
- 高速スイッチングのデバイスパラメータ
- GaNとSi Cool MOSFETの動特性比較
- 他のGaNパワーデバイスの技術開発動向
- GaNパワーデバイスの市場およびサンプル出荷の動向
- まとめ
第2部
GaN/Siパワーデバイスの耐圧制御技術
(14:45~16:15)
GaN系半導体は、そのワイドバンドギャップ特性により高い破壊電界強度を有すること、ヘテロ構造により高い電子濃度が実現できことから、従来のSi半導体を凌駕する高電圧・大電流素子として期待されている。
一方で、高電圧・大電流素子を実際に実現するためには、半導体結晶、電極、パッシベーション、実装における技術課題を解決する必要がある。
本セミナーでは、これらの技術課題を克服 (検討) していく上で最も基盤となる半導体結晶品質改善による高耐圧化 (高電圧動作化) を中心に技術動向を紹介する。
- 背景
- Si基板上の化合物半導体結晶成長
- GaN系半導体材料の特徴
- GaN系半導体電子デバイスへの期待と課題
- 有金属気相成長法 (MOCVD) によるSi基板上GaN系半導体結晶成長
- 電子デバイス (高移動度トランジスタ) 用に向けた結晶成長における課題
- そり、クラックの改善 (格子不整合と熱膨張係数)
- 面内均一性
- メルトバックエッチング
- バッファ層の高耐圧化
- 電子デバイス (高移動度トランジスタ) 特性
- GaN系トランジスタの構造と特性
- ピット密度とリーク電流の相関
- 高耐圧化にむけたとりくみ
- まとめ
講師
池田 成明 氏
次世代パワーデバイス技術研究組合
研究部
主査
江川 孝志 氏
名古屋工業大学
極微デバイス次世代材料研究センター
教授 / センター長
会場
ドーンセンター 4階 大会議室3
大阪府
大阪市
中央区大手前1丁目3-49
主催
お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。
お問い合わせ
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)
受講料
1名様
:
40,000円 (税別) / 42,000円 (税込)
複数名
:
33,000円 (税別) / 34,650円 (税込)
複数名同時受講の割引特典について
- 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
- 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)