技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

グローバル治験の国内外運用の違いとSOP作成のポイント

ICH-GCPとJ-GCPの差から国内外の治験運用の違いを把握する

グローバル治験の国内外運用の違いとSOP作成のポイント

東京都 開催 会場 開催

グローバルで運用できるものとローカルで規定が必要な手順について詳解する特別セミナー!

概要

本セミナーでは、ICH-GCPとJ-GCPの違いの中で、グローバル治験を運用する際の実務上の差として現れている部分に焦点を合わせ、ローカルSOPで規定する必要がある手順と、グローバル共通に運用できるグローバルSOPの作成ポイントについて解説します。

開催日

  • 2011年1月28日(金) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • 治験の運用担当者・管理者
  • SOP作成の担当者

修得知識

  • ICH-GCP、J-CGPの基礎
  • ICH-GCP、J-CGPの違いと運用上の差
  • ローカルSOPで規定する必要がある手順と共通に運用できる手順の切り分け
  • ローカルSOP、グローバルSOPの作成ポイント

プログラム

 グローバル治験がどんどん活発になってくる時代になったが、実際に海外で治験を運用してみると、日本と海外とで治験を運用する手順や手続き、あるいはドキュメントの取り方につい依然違うところがあることに気づく。
 実は、この違いは既にICH-GCPの中に織り込まれていたが、ICH-GCPが出された頃には、日本はグローバル治験に殆ど参加しておらず、ICH-GCPの実務上意味するところを認識する必要もなかった。

 本セミナーでは、ICH-GCPとJ-GCPの違いの中で、グローバル治験を運用する際の実務上の差として現れている部分に焦点をあて、ローカルSOPで規定する必要がある手順と、グローバル共通に運用できるグローバルSOPの作成ポイントについて解説します。

  1. ICH-GCPとJ-GCPの違いが示している国内外の治験運用の違い
    1. 治験契約
    2. 治験事務局
    3. 補償と賠償
    4. 同意説明文書
    5. 副作用報告
    6. 記録の保存
    7. 治験薬管理者
    8. 臨床検査機関の認定書
    9. これら運用上の違いとSOPでの手当すべきポイント
  2. 国内外の補償と賠償の考え方の違い
    1. ICH-GCPで規定されるIndemnityとは
    2. J-GCPは賠償でなく補償を規定
    3. 治験に関する合意文書とその優先順位の国内外での違い
    4. 補償、賠償についてのSOP上の手当すべきポイント
  3. 国内外の治験制度と規則の違い
    1. 治験許可制度の違い
    2. 治験審査委員会、倫理委員会の違い
    3. 海外の治験に関するレギュレーション
    4. 海外治験制度についてのSOPでの規定ポイント
  4. 海外CROの選定とワーク・オーダー
    1. CROの選定手順とBid-defense Meeting
    2. CROへのワーク・オーダー
    3. 海外CROへの業務委託SOPのポイント
  5. グローバル治験のリモート・コントロール・システム
    1. EDCとIVRSシステム
    2. EDC、IVRSの管轄部門のSOPのポイント
  6. ローカルSOPの特殊規定とグローバルSOP
    1. グローバルSOPはICH-GCP準拠で (自社の部門を外挿してみる)
    2. グローバル共通のモニタリングのSOPについて
    3. ローカルSOPで規定しなければならない手順
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 高橋 勇人
    グローバル開発コンサルタント
    国際ビジネスコミュニケーター

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5階 第1講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 40,000円 (税別) / 42,000円 (税込)
複数名
: 33,000円 (税別) / 34,650円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/11/25 薬価算定/制度の要点と加算取得に向けた薬価戦略のポイント オンライン
2024/11/25 QA/QCが知っておくべき (開発段階を含めた) 分析法バリデーションの基礎 オンライン
2024/11/25 コンプライアンス違反の事例から学ぶGMP現場の改善策 オンライン
2024/11/25 核酸医薬品の特許戦略 オンライン
2024/11/26 QC (試験部門) における効果的な電子化、電子化後のデータファイルの保管・管理における実務ポイント オンライン
2024/11/26 分析法バリデーション入門講座 オンライン
2024/11/26 GMP/GDPにおける汚染管理戦略としてのペストコントロールの実態と査察指摘事項 オンライン
2024/11/26 オーファンドラッグの売上予測と事業性評価 オンライン
2024/11/26 ペプチド医薬品原薬の製造プロセス開発とスケールアップの留意点 オンライン
2024/11/26 電子化/MES・LIMS導入・連携コース (全2コース) オンライン
2024/11/26 製薬企業における電子記録/MES・LIMS導入・連携の留意点と工夫点 オンライン
2024/11/26 製薬企業における電子記録/MES・LIMS導入・連携の留意点と工夫点 オンライン
2024/11/26 リポソームと脂質ナノ粒子の基礎・調製・評価および応用のポイント オンライン
2024/11/27 医薬品品質システム実践のためのバリデーション文書/サイトマスターファイル作成時の必修事項と記載例 東京都 会場・オンライン
2024/11/27 バイオ医薬品の製造におけるプロセスバリデーションと注意点 オンライン
2024/11/27 PIC/S GMPをふまえた医薬品のサンプリング基礎知識 オンライン
2024/11/27 治験薬GMP入門 オンライン
2024/11/27 無菌医薬品包装規制および完全性評価手順・各種漏れ試験方法のポイント オンライン
2024/11/27 医薬品開発に使えるタンパク質の理論的デザイン法とタンパク質のフォールディング予測法 オンライン
2024/11/27 医薬品の製品開発/薬事戦略策定と新規事業計画書作成のポイント オンライン

関連する出版物

発行年月
2011/7/10 抗癌剤 技術開発実態分析調査報告書
2011/7/5 分析機器やLIMSのバリデーションとER/ES指針
2011/7/1 コンピュータバリデーション実施の手引き
2011/6/29 3極申請対応をふまえた不純物の規格設定と不純物プロファイル管理
2011/5/26 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション (中級編)
2011/5/25 超入門 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション
2011/4/20 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応実践講座
2011/1/28 3極GMP/局方における無菌性保証と査察対応
2011/1/25 供給者監査実施のノウハウと注意点
2010/12/1 「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応準備の手引き
2010/11/29 FDA Part11査察再開と欧州ANNEX11要求対応
2010/11/25 EDC適合性調査と医療機関事前対応
2010/8/20 3極GMP査察対応シリーズ
2010/5/27 CMCレギュレーションとドラッグマスターファイル(DMF)作成入門
2010/4/20 高血圧対応製品の研究開発動向と市場分析
2009/6/5 非GLP/GLP試験・医薬品製造の国内・海外委託と適合性調査対応
2009/2/23 社内監査の手引き
2009/2/10 臨床試験におけるEDCに関する信頼性調査への対応実践講座
2007/3/16 臨床開発におけるER/ESの活用とコンピュータシステムバリデーション実践書