技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

2022年版 スマートモビリティ市場の実態と将来展望

市場予測・将来展望シリーズ Smart-Mobility編

2022年版 スマートモビリティ市場の実態と将来展望

~カーボンゼロと自動車 ~ 環境対応車市場実態/予測・車載用蓄電池・充電インフラ~
2022年版 スマートモビリティ市場の実態と将来展望の画像

概要

本レポートでは、スマートモビリティ市場の動向と今後の展望、次世代エコカー市場・次世代エコカーの充電インフラ市場の世界や国内市場の動向との展望の調査及び分析、次世代エコカー用デバイス市場の動向や展望、水素ステーションの市場動向と展望について掲載しております。

ご案内

 2035年までに新車(乗用車)100%が環境対応車にかわっていきますが、自動車を巡る技術「CASE」の実現が近づいています。CASEのうち、CはConnected(つながる車)、AはAutonomous(自動運転)、SはShared&Services(シェアリング)、EはElectric(電動化)です。公道での完全自動運転が難しいなか、比較的規制が少なく実用化しやすい駐車場で前哨戦を繰り広げています。
 また2020年に世界の自動車販売台数は1億台、人口は76億人を超えるものと見込まれています。そのなかで自動車産業を大きく変える動きが始まっています。電気自動車(EV)や人口知能(AI)が生み出した「EV」「自動運転」「つながる」の三つのキーワードが推進力です。EV化による自動車部品点数の減少や少子高齢化社会 の到来と若者の車離れなどの懸念材料はあるものの、業界を超えた連携により市場は拡大しています。
 車には「ヒト、モノを快適に「運ぶ」役割があります。移動することで、未体験の環境の体験を繰り返せば、見る、聴く、話すなどの五感が鍛えられ、例えば気候、景色、街並みなどの周りの環境が変化し、それに対応することで感覚が鋭くなります。新しいアイデアの質と量は移動距離に比例するとも言われています。全国都市交通特性調査では、高齢者が車で移動する割合が増えている結果となっています。
 本レポートの序章では、次世代技術「CASE」や2050年戦略について述べています。第I章では、次世代エコカー市場の動向や予測などを、車種別に世界・国内市場に分類して調査・分析しています。第II章では、次世代エコカーの充電インフラ(充電器)についてタイプに分類、市場予測や最新動向を掲載しています。第III章では、次世代エコカー用デバイスの動向と市場予測、リチウム二次電池の材料市場、エコカー用電子部品市場、最新動向などについて掲載しています。第IV章では、水素供給装置(水素ステーション)について、市場予測や最新動向を掲載しています。第V章では、次世代自動車に関連した自動車メーカー、充電器メーカー、車載二次電池メーカーの出荷台数・金額の推移予測や事業動向などを掲載しています。
 弊社は本年、創業56周年を迎える調査会社です。本レポートは、本社スタッフにより調査・編纂されております。将来展望シリーズは、新規参入を検討されている企業様を含めた事業計画の立案、予備調査、事業計画書の作成・展開など、幅広く活用されています。

目次

はじめに

第I章 スマートモビリティ市場の将来

  • 1. モビリティと実証都市について
  • 2 自動車を取り巻く次世代技術
  • 3. 国内自動車産業を取り巻く課題
    • (1) 世界/国内人口推移・予測 (1910年〜2050年)
    • (2) 地域別人口推移・予測 (1950年〜2050年)
  • 4. 自動運転車の動向と将来性
    • (1) 自動運転車の定義と歴史
    • (2) 自動運転車の開発動向 (世界・企業)
    • (3) 自動走行システム研究開発計画 (概要)
    • (4) 自動運転車業界図 (世界)
      • 1 自動運転車世界市場規模予測 (~2050年)
      • 2 レベル別自動運転車世界市場規模予測

第II章 環境対応車市場の動向と展望

  • 1. 環境対応車 (エコカー) の動向
  • 2. 環境対応車業界図と市場動向
  • 3. 環境対応車市場の動向と展望
    • (1) 環境対応車世界市場概況と動向
      • 1 電気自動車世界市場推移・予測 (台数・金額)
      • 2 電気自動車世界メーカーシェア (台数ベース)
      • 3 電気自動車地域別市場推移・予測 (台数)
      • 4 電気自動車地域別構成比率 (台数ベース)
      • 5 プラグイン車世界市場推移・予測 (台数・金額)
      • 6 プラグイン車世界メーカーシェア (台数ベース)
      • 7 ハイブリッド車世界市場推移・予測 (台数・金額)
      • 8 ハイブリッド車世界メーカーシェア (台数ベース)
      • 9 燃料電池車世界市場推移・予測 (台数・金額)
      • 10 燃料電池車世界メーカーシェア (台数ベース)
      • 11 燃料電池車地域別市場推移・予測 (台数)
      • 12 天然ガス自動車世界市場推移・予測 (台数・金額)
      • 13 天然ガス自動車国別・地域別シェア (台数)
      • 14 環境対応車別世界市場推移予測/構成推移予測
      • 15 環境対応車世界市場推移・予測 (台数)
    • (2) 次世代自動車 (環境対応車) 国内市場概況と動向
    • (3) 小型電気自動車の概要と市場動向
    • (4) 次世代商用車の概要と技術動向
      • 1 電気自動車国内市場推移・予測 (台数・金額)
      • 2 電気自動車国内メーカーシェア (台数ベース)
      • 3 プラグイン車国内市場推移・予測 (台数・金額)
      • 4 プラグイン車国内メーカーシェア (台数ベース)
      • 5 ハイブリッド車国内市場推移・予測 (台数・金額)
      • 6 ハイブリッド車国内メーカーシェア (台数ベース)
      • 7 燃料電池車国内市場推移・予測 (台数・金額)
      • 8 燃料電池車国内メーカーシェア (台数ベース)
      • 9 天然ガス自動車国内市場推移・予測 (台数・金額)
      • 10 天然ガス自動車車種別・導入車別シェア
      • 11 環境対応車別国内市場推移予測/構成推移予測
      • 12 環境対応車国内市場推移・予測 (台数)
  • 4. 自動車国内外市場の動向と展望
    • (1) 世界自動車市場概況と動向
      • 1 世界・国内自動車市場推移/予測 (台数)
      • 2 地域別世界自動車市場推移・予測 (台数)
      • 3 国別世界自動車市場推移・予測 (台数)
      • 4 地域別世界自動車市場推移・予測 (台数)
      • 5 地域別世界自動車市場推移・予測 (千人当たり)
      • 6 世界自動車メーカーシェア (台数ベース)
      • 7 車種別世界自動車市場推移・予測 (台数)
      • 8 世界商用車市場推移・予測 (台数)
      • 9 世界商用車メーカーシェア (台数)
      • 10 世界自動車別市場推移・予測
      • 11 世界自動車別市場構成推移予測
    • (2) 国内自動車市場概況と動向
      • 1 国内自動車市場推移・予測 (台数)
      • 2 国内自動車メーカーシェア (台数)
      • 3 国内乗用車市場概況と動向
      • 4 国内乗用車市場推移予測/シェア (台数)
      • 5 国内軽自動車市場概況と動向
      • 6 国内軽自動車市場推移予測/シェア (台数)
      • 7 国内トラック (普通・小型) 市場概況と動向
      • 8 国内普通・小型トラック市場推移予測/シェア (台数)
      • 9 国内バス (大型・小型) 市場概況と動向
      • 10 国内大型・小型バス市場推移予測/シェア (台数)
      • 11 車種別国内自動車構成市場推移予測/構成推移予測
      • 12 国内自動車別市場推移・予測
      • 13 国内自動車別市場構成推移予測
  • 5. 電動自動車・二輪車市場概況と動向
    • 1 電動自動車国内市場推移予測/シェア (台数)
    • 2 電動二輪車国内市場推移予測/シェア (台数)
  • 6. 電気自動車等導入補助金制度・補助事業
    • (1) クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金
    • (2) クリーンエネルギー車導入補助事業
  • 8. 環境対応車主要車種諸元表 (EV・PHV・FCV)

第III章 充電インフラ市場の動向と展望

  • 1. 環境対応車用充電システム市場の動向と展望
    • (1) 環境対応車用充電システムのメーカー動向
    • (2) 環境対応車用充電システムの市場概況
      • 1 環境対応車用充電システム市場推移・予測 (台数・金額)
      • 2 環境対応車用充電システム別市場推移予測 (台数・金額)
      • 3 環境対応車用急速充電システム市場推移・予測 (台数・金額) 1134環境対応車用急速充電システムメーカーシェア (台数ベ-ス)
      • 5 環境対応車用普通充電器市場推移・予測 (台数・金額)
      • 6 環境対応車用普通充電器メーカーシェア (台数ベ-ス)
  • 2. 環境対応車用充電システム国内需要別市場予測
    • (1) 環境対応車用充電システム国内需要概要
    • (2) 環境対応車用充電システム需要別市場予測 (台数)
      • ガソリンスタンド
      • サービスエリア
      • 駐車場
      • コンビニ
      • ショッピングセンター
      • 小規模
  • 3. 環境対応車用充電システムの動向と展望
    • (1) 充電システムと電気自動車
    • (2) 充電システムの種類と動向
    • (3) プライベート充電システム
    • (4) パブリック充電システム
  • 4. 地方公共団体等の動向
  • 5. 環境対応車用充電器関連資料
    • (1) 主要EV用急速充電器・普通充電器
    • (2) 電気自動車普及協会 (APEV)
    • (3) 一般社団法人CHAdeMO協議会
    • (4) EV充電器規格概要 (CHAdeMO・コンボ他)
    • (5) CHAdeMO世界設置台数推移・予測

第IV章 環境対応車用蓄電池市場の動向と展望

  • 1. 環境対応車用蓄電池の動向と展望
    • (1) 環境対応車用リチウムイオン電池の動向
    • (2) 環境対応車用リチウムイオン電池の技術概要と動向
    • (3) 環境対応車用二次電池と自動車メーカーの提携関係
      • 1 環境対応車用リチウムイオン電池世界市場推移・予測
      • 2 環境対応車別リチウムイオン電池世界市場推移・予測
      • 3 環境対応車用リチウムイオン電池メーカーシェア (金額)
      • 4 環境対応車用ニッケル水素電池世界市場推移・予測
      • 5 環境対応車用ニッケル水素電池メーカーシェア (金額)
  • 2. リチウム二次電池関連材料の動向と展望
    • (1) リチウム二次電池関連材料の概要と動向
      • 1 環境対応車用リチウム二次電池関連材料世界市場推移・予測
      • 2 環境対応車用リチウム二次電池関連材料別世界市場推移予測/構成推移
    • (2) 正極材の技術・開発動向
    • (3) リチウム二次電池正極材関連メーカーの動向と展望
      • 1 株式会社田中化学研究所
      • 2 戸田工業株式会社
      • 3 日亜化学工業株式会社
      • 環境対応車用リチウム二次電池正極材世界市場推移予測/シェア
    • (4) 負極材の技術・開発動向
    • (5) リチウム二次電池負極材関連メーカーの動向と展望
      • 1 JFEケミカル株式会社
      • 2 昭和電工マテリアルズ株式会社
      • 3 三菱ケミカル株式会社
      • 環境対応車用リチウムイオン電池負極材世界市場推移予測/シェア
    • (6) 電解質の技術・開発動向
    • (7) リチウム二次電池電解液関連メーカーの動向と展望
      • 1 宇部興産株式会社
      • 2 セントラル硝子株式会社
      • 3 三菱ケミカル株式会社
      • 環境対応車用リチウム二次電池電解液世界市場推移予測/シェア
    • (8) セパレータの技術・開発動向
    • (9) リチウム二次電池セパレータ関連メーカーの動向と展望
      • 1 旭化成株式会社
      • 2 住友化学株式会社
      • 3 東レ株式会社
      • 環境対応車用リチウム二次電池セパレータ世界市場推移予測/シェア
  • 3. 環境対応車用キャパシタの動向と展望
    • (1) 電気二重層キャパシタの技術概要と動向
      • 環境対応車用電気二重層キャパシタ世界市場推移予測/シェア
    • (2) リチウムイオンキャパシタの技術概要と動向
      • 環境対応車用リチウムイオンキャパシタ世界市場推移予測/シェア
  • 4. 環境対応車用電子部品動向と展望
    • (1) 環境対応車用電子部品の動向
    • (2) 環境対応車用電子部品別世界市場推移/予測

第V章 水素供給設備市場の動向と展望

  • 1. 水素ステーションの動向と展望
    • (1) 水素ステーションのメーカー動向
    • (2) 水素燃料の概要と市場動向
    • (3) 水素社会実現への課題と検討
    • (4) 水素ビジネスの関連動向
    • (5) 水素ステーションの課題と検討
      • 1 水素ステーション世界市場推移予測/地域別比率
      • 2 水素ステーション国内市場推移・予測 (拠点・金額)
  • 2. 水素ステーション関連メーカーの動向と展望
    • (1) 出光興産株式会社
    • (2) 岩谷産業株式会社
    • (3) エア・ウォーター株式会社
    • (4) ENEOS株式会社
    • (5) 大陽日酸株式会社
    • (6) 三菱化工機株式会社
  • 3. 水素ステーションの普及動向

第VI章 環境対応車関連メーカーの動向と展望

  • 1. 環境対応車国内メーカーの動向と展望
    • (1) いすゞ自動車株式会社
    • (2) スズキ株式会社
    • (3) 株式会社SUBARU
    • (4) ダイハツ工業株式会社
    • (5) トヨタ自動車株式会社
    • (6) 日産自動車株式会社
    • (7) 日野自動車株式会社
    • (8) 本田技研工業株式会社
    • (9) マツダ株式会社
    • (10) 三菱自動車工業株式会社
    • (11) 三菱ふそうトラック・バス株式会社
  • 2. 環境対応車海外メーカーの動向と展望
  • 3. 環境対応車用充電器メーカーの動向と展望
    • (1) 九電テクノシステムズ株式会社
    • (2) JFEテクノス株式会社
    • (3) 新電元工業株式会社
    • (4) 株式会社東光高岳
    • (5) ニチコン株式会社
    • (6) 株式会社ハセテック
    • (7) パナソニック株式会社
  • 4. 環境対応車用二次電池国内メーカーの動向と展望
    • (1) 株式会社エンビジョンAESCジャパン
    • (2) パナソニックエナジー株式会社
    • (3) ビークルエナジージャパン株式会社
    • (4) プライムアースEVエナジー株式会社
    • (5) 株式会社リチウムエナジージャパン
  • 5. 環境対応車関連メーカーの戦略 (表)
    • 主要メーカー索引
      • いすゞ自動車株式会社
      • 株式会社エンビジョンAESCジャパン
      • スズキ株式会社
      • 株式会社SUBARU
      • ダイハツ工業株式会社
      • トヨタ自動車株式会社
      • ニチコン株式会社
      • 日産自動車株式会社
      • 株式会社ハセテック
      • 日野自動車株式会社
      • パナソニックエナジー株式会社
      • ビークルエナジージャパン株式会社
      • プライムアースEVエナジー株式会社
      • 本田技研工業株式会社
      • マツダ株式会社
      • 三菱自動車工業株式会社
      • 三菱ふそうトラック・バス株式会社
      • 株式会社リチウムエナジージャパン

出版社

お支払い方法、返品の可否は、必ず注文前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本出版物に関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(出版社への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

体裁・ページ数

B5判 並製本 220ページ

発行年月

2022年4月

販売元

tech-seminar.jp

価格

70,000円 (税別) / 77,000円 (税込)

媒体と価格

印刷版 70,000円(税別)
CD-ROM (PDF) 70,000円(税別)
プレミアムCD-ROM (PDF + Excel) 90,000円(税別)
印刷版 + CD-ROM (PDF) 90,000円(税別)
印刷版 + プレミアムCD-ROM (PDF + Excel) 110,000円(税別)

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/12/24 自動車リサイクルの日本および世界の現状と今後のリサイクル戦略 オンライン
2025/1/8 車載半導体の基礎体系から開発環境・設計技術・量産品質確保の注意点 オンライン
2025/1/9 燃料電池、水素・アンモニアエネルギーの最新動向と今後日本企業がとるべき事業戦略 オンライン
2025/1/16 自動車の騒音・振動の低減技術と予測・対策手法 オンライン
2025/1/21 自動車用を中心とした半導体技術の現状・最新動向と今後の展望 オンライン
2025/1/23 水電解・グリーン水素製造の国内外の動向・課題および将来展望 オンライン
2025/1/23 カーボンニュートラル (CN) 社会における水素の現状と将来および技術動向 オンライン
2025/1/24 車載電子製品・部品における熱設計・実装、放熱・耐熱技術と将来動向 オンライン
2025/1/27 カーボンニュートラルとサーキュラーエコノミーが求められる次世代自動車とプラスチック オンライン
2025/1/28 二酸化炭素の有効利用技術とその最新動向 会場・オンライン
2025/1/29 水電解・グリーン水素製造の国内外の動向・課題および将来展望 オンライン
2025/1/29 自動車の騒音・振動の低減技術と予測・対策手法 オンライン
2025/1/29 自動車照明市場の最新動向・新技術トレンド オンライン
2025/1/30 e-Axle向け部品・材料の開発動向と適用事例 オンライン
2025/1/30 自動車の運動制御および自動運転による走行安全性の向上技術 オンライン
2025/1/31 EV用リチウムイオン電池のリユース・リサイクル技術の動向と課題、今後の展望 オンライン
2025/2/3 カーボンニュートラルとサーキュラーエコノミーが求められる次世代自動車とプラスチック オンライン
2025/2/5 吸音・遮音材料の基礎と性能の予測方法、自動車への適用 オンライン
2025/2/5 金属材料の水素脆化メカニズムとその分析、抑制方法 オンライン
2025/2/12 脱炭素で注目の水素エネルギーその活用のための「水素取り扱いの基礎」 東京都 会場・オンライン