技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
コンデンサは、新たな成長市場を背景に高付加価値製品の需要が伸びる見通しである。需要減、在庫減で08年後半以降、需要は極度の低迷を余儀なくされたが、ここにきて穏やかに上昇基調に転じている。中国の家電下郷、日本のエコポイント、エコ減税といった景気対策が功を奏して、薄型テレビなどの新製品の生産が増加。自動車もエコカーを中心に販売台数が上向いてきた。コンデンサ各社では需要がさらに増加することには慎重な見方を変えていないが、業績の回復に向け経営強化の緊急アクションプランを実行。既存の顧客対応に加え、太陽光発電、LED照明、エコカーなど、環境、新エネルギー関連を対象にした新たな事業展開で業績を伸ばそうとの機運が高まっている。
09年4月以降は少しずつ需要が上向き、ここにきて在庫が底を打った製品から新製品を含めて生産台数は増加している。同年度の国内生産額は04年の水準にとどまるとの見方も多い。コンデンサ別では、アルミ電解コンデンサやフィルムコンデンサは、特に大型品における新製品で攻勢をかける。積層セラミックコンデンサ (MLCC) は、エコカー向けの温度特性が良好な高温度対応品、電源のX2コンデンサとしての市場開拓、部品内蔵基板向けの超薄型仕様のコンデンサといった新市場への対応を強化する。電気二重層コンデンサは、既にUPS、複合機、クレーンなどの建設機械、さらには電力分野などで採用が広がっているが、電力、電源などの分野での蓄電システムとしての新市場の形成が見込まれている。
そうした中で、各社ではこうした環境、省エネをキーワードにした新市場をターゲットに新製品を提案及び拡販することで業績を伸ばしていくことになる。
印刷版 | 66,190円(税別) |
---|---|
CD-ROM (PDF) | 66,190円(税別) |
印刷版 + CD-ROM (PDF) | 95,000円(税別) |
開始日時 | 会場 | 開催方法 | |
---|---|---|---|
2025/1/16 | 各種電子部品の故障メカニズムとその特定・解析、不良対策 | オンライン | |
2025/1/17 | グリーンシートの成形プロセスと脱脂、焼成技術 | オンライン | |
2025/1/28 | グリーンシートの成形プロセスと脱脂、焼成技術 | オンライン | |
2025/1/29 | チタン酸バリウム系ナノ粒子における誘電特性制御、その将来応用展開 | オンライン |
発行年月 | |
---|---|
2024/10/31 | 2025年版 コンデンサ市場・部材の実態と将来展望 |
2023/8/4 | 2024年版 コンデンサ市場・部材の実態と将来展望 |
2022/10/14 | 2023年版 コンデンサ市場・部材の実態と将来展望 |
2022/6/17 | 2022年版 電子部品市場・技術の実態と将来展望 |
2021/10/15 | 2022年版 コンデンサ市場・部材の実態と将来展望 |
2021/6/18 | 2021年版 電子部品・デバイス市場の実態と将来展望 |
2020/10/30 | 積層セラミックコンデンサ (MLCC) の材料・製造・実装技術と最新動向 |
2020/10/16 | 2021年版 コンデンサ市場・部材の実態と将来展望 |
2020/7/17 | 2020年版 電子部品・デバイス市場の実態と将来展望 |
2019/10/18 | 2020年版 コンデンサ市場・部材の実態と将来展望 |
2019/7/19 | 2019年版 電子部品・デバイス市場の実態と将来展望 |
2018/10/19 | 2019年版 コンデンサ市場・部材の実態と将来展望 |
2017/10/20 | 2018年版 コンデンサ市場・部材の実態と将来展望 |
2016/10/21 | 2017年版 コンデンサ市場・部材の実態と将来展望 |
2015/10/23 | 2016年版 コンデンサ市場・部材の実態と将来展望 |
2014/10/24 | 2015年版 コンデンサ市場・部材の実態と将来展望 |
2014/9/20 | 電気二重層コンデンサ 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版) |
2014/9/20 | 電気二重層コンデンサ 技術開発実態分析調査報告書 |
2013/10/4 | 2014年版 コンデンサ市場・部材の実態と将来展望 |
2012/10/12 | 2013年版 コンデンサ市場・部材の実態と将来展望 |