技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

反応機構の理解と予測力を鍛える有機反応トレーニング講座

反応機構の理解と予測力を鍛える有機反応トレーニング講座

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、反応機構の読み方を基礎から整理し、付加、置換、脱離、カルボニル化合物の反応を題材に、有機反応を“覚える”対象ではなく“考えて使う”道具として捉える視点を身につけていただきます。
研究開発、材料設計、合成検討、プロセス改善の現場で、反応を予測し、条件や試薬の役割を理解し、より合理的に設計するための考え方を解説いたします。

配信期間

  • 2026年8月10日(月) 10時30分 ~ 2026年8月24日(月) 16時30分

お申し込みの締切日

  • 2026年8月21日(金) 16時30分

受講対象者

  • 有機化学や有機材料の合成・分析・製造・プロセス開発に関わる技術者・研究者
    • 機能性材料
    • 電子材料
    • 医農薬中間体
    • 化成品
    • 樹脂
    • 添加剤など

修得知識

  • 有機反応を理解するための基本原理
    • 電子の偏り、電気陰性度、結合の分極、安定性、立体障害に基づいて反応を考える視点
  • 曲がった矢印による反応機構の読み方・書き方
    • 電子対がどこからどこへ動くのかを追い、反応の途中を論理的に捉える方法
  • 主要な反応形式の統一的理解
    • アルケンへの付加、ハロゲン化アルキルの求核置換・脱離、アルコールの置換・脱離、カルボニル化合物への求核付加・求核置換の基本的な見方
  • 生成物予測の考え方
    • 位置選択性、反応経路の違い、中間体の安定性から、どの生成物ができやすいかを判断する視点
  • 試薬・条件の役割の理解
    • 酸、塩基、求核剤、還元剤、有機金属試薬などが何をしているのかを、機構に基づいて理解する力
  • 実務への応用力
    • 合成ルート検討、副反応の予測、条件変更の方向性検討、開発現場での議論の共通言語として反応機構を使う力

プログラム

 有機反応は種類が多く、個々の反応を個別に暗記しようとすると理解も応用も難しくなる。一方で、実際の反応は「電子の余っているところと足りないところが反応する」「より安定な中間体・生成物に向かう」「立体的に混み合ったところでは反応しにくい」といった、限られた基本原理で統一的に理解できる。
 本セミナーでは、曲がった矢印による反応機構の読み方を基礎から整理し、付加、置換、脱離、カルボニル化合物の反応を題材に、有機反応を“覚える”対象ではなく“考えて使う”道具として捉える視点を身につける。研究開発、材料設計、合成検討、プロセス改善の現場で、反応を予測し、条件や試薬の役割を理解し、より合理的に設計するための考え方を解説する。

  1. 反応機構をなぜ学ぶのか
    1. 有機化学は暗記なのか
    2. 反応の最初と最後だけでは見えないこと
    3. 反応機構を理解すると何ができるようになるか
  2. 曲がった矢印の動かし方を学ぶ
    1. 結合の生成と切断の考え方
    2. 電気陰性度と結合の分極
    3. 電子の余っているところ/足りないところ
    4. 反応経路を読むための基本ルール
  3. アルケンへの付加反応の反応機構
    1. ハロゲン化水素の付加
    2. 位置選択性とカルボカチオンの安定性
    3. 転位を含む反応の考え方
  4. ハロゲン化アルキルへの求核置換反応の反応機構
    1. SN2反応の基本
    2. SN1反応の基本
    3. 基質構造と反応機構の関係
  5. ハロゲン化アルキルからの脱離反応の反応機構
    1. E2反応の基本
    2. ザイツェフ則
    3. E1反応の基本
  6. アルコールの置換反応/脱離反応
    1. アルコールの反応性の捉え方
    2. 酸の役割
    3. 置換反応と脱離反応の基本機構
  7. カルボニル化合物への求核付加の反応機構
    1. カルボニル基の反応性
    2. アルデヒド・ケトンの基本反応
    3. 還元剤・有機金属試薬の見方
  8. カルボニル化合物への求核置換の反応機構
    1. カルボン酸誘導体の反応性
    2. 加水分解・エステル交換・加アルコール分解
    3. アルドール反応・クライゼン縮合の基本的な見方
  9. まとめ
    1. 有機反応を理解するための共通ルール
    2. 反応を予測・設計するための考え方

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2026年8月10日〜24日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/10/30 深共晶溶媒 (DES) の基礎から設計・応用まで オンライン
2026/11/13 量子化学計算を実務で使うための基礎と実践 オンライン
2026/11/16 化学工場配属者が知っておきたい現場の装置・化学工学必須知識 (2日間) オンライン
2026/11/16 化学工場配属者が知っておきたい現場の装置必須知識 オンライン
2026/11/17 化学プロセスにおけるスケールアップの基礎と事例を交えたトラブル対策 オンライン
2026/11/17 化学工場配属者が知っておきたい現場の装置・化学工学必須知識 (2日間) オンライン
2026/11/17 化学工場配属者が知っておきたい現場の装置必須知識 オンライン
2026/11/17 素材メーカーのための化学物質規制基礎講座 オンライン
2026/11/18 Pythonによる化学プロセス設計の基礎と活用 オンライン
2026/11/19 素材メーカーのための化学物質規制基礎講座 オンライン
2026/11/20 溶解度・分散濃度の計算、予測とその応用 オンライン
2026/11/26 超臨界CO2プロセスの基礎と実用展開 オンライン
2026/11/26 化学反応装置内の輸送現象の要点とその解析、活用事例 オンライン
2026/11/27 超臨界CO2プロセスの基礎と実用展開 オンライン
2026/12/1 医薬原薬・ファインケミカルにおける連続生産プロセスのスケールアップ オンライン
2026/12/2 溶解度・分散濃度の計算、予測とその応用 オンライン
2026/12/7 化学反応装置内の輸送現象の要点とその解析、活用事例 オンライン
2026/12/8 Pythonによる化学プロセス設計の基礎と活用 オンライン
2026/12/14 化学工場配属者が知っておきたい化学工学必須知識 オンライン
2026/12/15 化学工場配属者が知っておきたい化学工学必須知識 オンライン