技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

SOFC/SOECの信頼性・耐久性を決める要因とその評価法

SOFC/SOECの信頼性・耐久性を決める要因とその評価法

~材料物性計測、インピーダンス解析、応力・変形解析から故障要因を探る~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、 高効率な水素製造技術として実用化が期待されている高温水蒸気電解 (SOEC) について取り上げ、SOEC/SOFC、発電・電解の原理、電解質や電極等の材料の基礎、開発に必要な評価手法、国内外の開発動向、信頼性・耐久性に関する課題・対策などについて詳しく解説いたします。

配信期間

  • 2026年8月3日(月) 10時30分2026年8月10日(月) 16時30分

お申し込みの締切日

  • 2026年8月7日(金) 16時30分

受講対象者

  • SOFC/SOECの開発に携わっている方
  • SOFC/SOECの基礎を学びたい方
  • SOFC/SOECの開発動向を知りたい方

修得知識

  • SOFC/SOECの発電・電解の原理
  • 構成材料の物性が信頼性・耐久性に及ぼす影響
  • 信頼性・耐久性の向上
  • セルの電気化学的・機械的挙動の適切な評価

プログラム

 固体酸化物形燃料電池 (Solid oxide fuel cell: SOFC) や、その逆動作である固体酸化物形電解セル (Solid oxide electrolysis cell: SOEC) は、再生可能エネルギーの高効率利用の鍵となる技術として注目されている。
 本セミナーでは、これら高温電気化学セルの動作原理や構成材料の挙動について、熱力学と固体電気化学の観点から整理し、これらがセル・スタックの信頼性・耐久性にどのように影響するかを考える。特に、材料の欠陥平衡、酸化還元特性、輸送特性、電気化学反応性などの (電気) 化学的な現象と、セル変形・応力発生などの機械的挙動の関連性に着目し、 SOFCの開発の中で見られてきたいくつかの事例を紹介する。さらに、信頼性や耐久性を評価し、課題を抽出するために必要な測定法として、インピーダンス解析、高温機械的特性測定、その場応力・変形測定などの技術をとりあげ、その実施方法について解説する。

  1. SOFC/SOECの概要
    1. SOFC/SOECとは
    2. 研究・開発の歴史と開発動向
    3. SOFC/SOECの信頼性・耐久性に関する課題
    4. プロトン導電性酸化物セル (PCFC/PCEC) の課題
  2. SOFC/SOECの発電・電解の原理と材料の基礎
    1. 化学エネルギーと電気・熱エネルギーの変換
    2. 発電効率・電解効率とエネルギーロスの考え方
    3. イオン伝導と拡散・荷電粒子の輸送と等価回路
    4. 材料の欠陥平衡、輸送現象の評価法 (概要)
    5. 材料の機械的特性の評価法 (概要)
    6. 材料の物理化学特性と機械的特性の相関 (概要)
  3. SOFC/SOEC材料の物理化学的・機械的挙動と信頼性・耐久性 (各論)
    1. 電解質材料
    2. 空気極材料
    3. 燃料極材料
    4. インターコネクト材料
  4. セルの電気化学的・機械的挙動の評価
    1. 単セルの分極評価法
    2. 交流インピーダンス測定の概要と等価回路解析
    3. 緩和時間分布 (DRT) 解析
    4. 単セルの電気化学測定の実際
    5. 単セルの残留応力・変形挙動のその場評価
  5. セル・スタックの信頼性・耐久性の評価
    1. セル・スタック内の温度・ガス・電流の分布とシミュレーション
    2. 実験的検証の試み
    • 質疑応答

講師

  • 川田 達也
    東北大学 大学院 環境科学研究科 先進社会環境学専攻 分散エネルギーシステム学分野
    教授

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2026年8月3日〜10日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/6/17 全固体電池、ナトリウムイオン電池に係る危険物輸送規制動向と求められる要件 オンライン
2026/6/18 世界の水素市場・主要国戦略・巨大プロジェクトの最新動向 オンライン
2026/6/25 燃料電池、アンモニア、水素の最新動向と日本企業の事業戦略 オンライン
2026/6/26 全固体電池、ナトリウムイオン電池に係る危険物輸送規制動向と求められる要件 オンライン
2026/6/26 固体高分子電解質 (SPE) の基礎と応用 オンライン
2026/7/7 リチウムイオン電池・全固体電池開発及び電池運用 (SOH診断) オンライン
2026/7/7 燃料電池・水電解におけるセル/電極触媒の構造解析と劣化メカニズム オンライン
2026/7/13 固体高分子電解質 (SPE) の基礎と応用 オンライン
2026/7/14 全固体電池開発における固体電解質の材料特性・界面現象と評価法 オンライン
2026/7/16 全固体電池開発における固体電解質の材料特性・界面現象と評価法 オンライン
2026/7/16 燃料電池・水電解におけるセル/電極触媒の構造解析と劣化メカニズム オンライン
2026/7/21 リチウムイオン電池の残量推定・劣化診断と安全性評価技術向 オンライン
2026/7/28 蓄電池、二次電池の安全性規格、事故・火災対応の規定化・規格化、市場形成の遅れの現状と展望 オンライン
2026/7/28 粉体圧縮プロセスと全固体電池用電極構造の形成メカニズム・解析技術 オンライン
2026/7/28 プロトン伝導セラミック燃料電池の構成、セル設計と性能向上へ向けた開発動向、応用 オンライン
2026/7/29 粉体圧縮プロセスと全固体電池用電極構造の形成メカニズム・解析技術 オンライン
2026/7/30 SOFC/SOECの信頼性・耐久性を決める要因とその評価法 オンライン
2026/7/30 リチウムイオン電池の残量推定・劣化診断と安全性評価技術向 オンライン
2026/7/31 バッテリマネジメントシステムの基礎とバッテリパックの設計手法 オンライン
2026/8/3 バッテリマネジメントシステムの基礎とバッテリパックの設計手法 オンライン

関連する出版物

発行年月
2025/5/26 燃料電池〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2025/5/26 燃料電池〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2025/4/28 電池の充放電技術〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2025/4/28 電池の充放電技術〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2025/3/24 電気自動車のバッテリ冷却 (リチウムイオン電池、全固体電池) 〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2025/3/24 電気自動車のバッテリ冷却 (リチウムイオン電池、全固体電池) 〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2024/11/11 リチウムイオン電極の構成、特性と新たなプロセス (書籍 + PDF版)
2024/11/11 リチウムイオン電極の構成、特性と新たなプロセス
2024/6/19 半導体・磁性体・電池の固/固界面制御と接合・積層技術
2023/11/30 EV用電池の安全性向上、高容量化と劣化抑制技術
2023/11/29 リチウムイオン電池の拡大、材料とプロセスの変遷 2023 [書籍 + PDF版]
2023/11/29 リチウムイオン電池の拡大、材料とプロセスの変遷 2023
2023/9/8 2024年版 スマートエネルギー市場の実態と将来展望
2023/6/9 2023年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望
2023/4/6 電池の回収・リユース・リサイクルの動向およびそのための評価・診断・認証
2023/3/10 2023年版 二次電池市場・技術の実態と将来展望
2022/12/9 2023年版 燃料電池市場・技術の実態と将来展望
2022/9/16 2022年版 蓄電池・蓄電部品市場の実態と将来展望
2022/8/19 2022年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望
2022/7/15 2022年版 スマートエネルギー市場の実態と将来展望