技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

高分子材料の設計・加工における副資材/異種材の使いこなし

高分子材料の設計・加工における副資材/異種材の使いこなし

~性能・機能実現のための添加・分散・相構造制御のポイント~
オンライン 開催
  • ライブ配信セミナーには、特典としてアーカイブ配信が付きます。
  • アーカイブ配信の視聴期間は2026年11月18日〜25日を予定しております。
  • ライブ配信を欠席し、アーカイブ配信のみ受講をご希望の場合は、通信欄に「ライブ欠席、アーカイブのみ受講」とご記入ください。

概要

本セミナーでは、可塑剤、結晶核剤、成形加工助剤、難燃剤、相容化剤、耐衝撃性改質材、フィラー、異種ポリマーに、ポリマーアロイ、ブレンド、コンポジット技術など多様な市場要求に応える性能・機能を実現するための副資材の使いこなしについて、分散や構造制御などの共通的なポイントを中心に解説いたします。

開催日

  • 2026年11月17日(火) 10時30分16時00分

受講対象者

  • プラスチック・ゴム製品の製造、加工などの業務に携わる方
  • プラスチック・ゴムの高性能化やポリマーブレンドの技術開発に携わる方
  • 成形加工性の向上・複合材料の構造制御技術に関心のある方

修得知識

  • 副資材に関する一般的な知識
  • ポリマーブレンド・コンポジットに関する基礎的な知識
  • 副資材を利用した材料設計技術
  • 高性能化・機能付与のための構造制御技術
  • 複合材料の混練・成形加工技術

プログラム

 高分子材料の多くには、低コスト化、高性能化、新規機能付与、加工改質などを目的として副資材が添加されています。添加目的が異なっても、その分散制御技術などに関しては共通となる基礎的知見が必要となります。
 このセミナーでは、ブレンドやコンポジットの基礎について解説したうえで、さまざまな材料設計を例示します。最新の研究内容や技術動向を取り入れ、製品開発へのアプローチを紹介する予定です。

  1. 副資材の種類とその役割
    1. 副資材の分類
    2. アロイ、ブレンド、コンポジットとは?
    3. 相溶と相容は何が違う?
  2. ブレンドの基礎
    1. 相溶性の基礎
      • 低分子化合物が相溶しやすい理由
    2. 相溶性の予測
      • 相溶性を電卓で簡単に予測
    3. 界面張力と界面厚み
      • 異種高分子間の界面張力と界面接着
    4. 成形加工時の相溶性変化
      • 温度
      • 流動場
      • 圧力依存性
    5. 相容化剤の役割
      • 作用機構とポリマーアロイの設計
    6. 流動場における相分離構造の変化
      • 成形加工を利用した構造制御
    7. 異種非極性高分子の相溶性
      • ポリオレフィンの混和性
    8. 三成分系ブレンドの相構造
      • 相構造を予測するパラメータ
  3. コンポジットの基礎
    1. コンポジットの弾性率
      • 高剛性化・高耐熱化とその予測
    2. コンポジットの流動特性
      • フィラー形状の影響は
    3. コンポジットの結晶化
      • フィラーによる結晶化促進
    4. 混合の基礎
      • 分配混合と分散混合
    5. 混練・押出機の役割
      • 分散性能を高めるためのスクリュー構成
  4. 分子分散する添加剤とその利用
    1. 可塑化と逆過疎化
      • 機能付与、可塑剤濃度の傾斜構造
    2. 配向相関の利用
      • 低分子の配向を利用した機能付与
    3. 相間移動の利用
      • 異種ポリマー間を移動する低分子
    4. 長鎖分岐ポリマーの添加剤利用
      • 結晶化促進に効果的
  5. 異種物質による高性能化と機能付与
    1. 耐衝撃性の改質
      • ゴムブレンドによる破壊靭性の向上
    2. 成形加工助剤
      • 表面荒れの抑制
      • メルトテンションの付与
    3. 低分子量成分の表面局在化
      • 表面改質の新技術
    4. 流動性の向上
      • 可塑剤を使わずに流動長を高める新技術
    5. 永久帯電防止、親水化
      • ポリマーブレンドの利用
    6. 結晶核剤
      • 高剛性化
      • 高透明化
      • 結晶化遅延
    7. 高剛性ポリマーブレンド
      • 分散相の形状制御を利用した新技術
    8. 難燃化
      • 難燃剤の種類
      • 難燃化のメカニズム
  6. 充填材を利用した高性能化
    1. 高充填における課題
      • 流動性とのバランス
    2. タルクによる高性能化と研究開発動向
      • 特徴と技術動向
    3. カーボン系充填材の構造制御
      • 特異性を利用した材料設計
    4. 繊維状物質の添加による機能付与
      • 高剛性化
  7. ナノコンポジットの設計
    1. 機能材料の設計
      • 電気・熱伝導性の付与
      • ガスバリア性の付与
    2. ブラウン運動の利用
      • ナノ粒子の特徴
    3. ナノ粒子の偏在
      • 相分離ブレンドにおけるナノ粒子の偏在
    4. 相間移動の利用
      • 異種ポリマー間を移動するナノ粒子
    5. 非平衡状態での構造制御
      • 平衡状態では得られない構造を得る
    • 質疑応答

講師

  • 山口 政之
    北陸先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 マテリアルサイエンス系 物質化学フロンティア研究領域
    領域長 / 教授

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,200円 (税別) / 42,020円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込)

会場受講の複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 47,500円(税別) / 52,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

オンライン受講割引

  • オンライン受講の場合、1名様 38,200円(税別) / 42,020円(税込) で受講いただだけます。
  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,200円(税別) / 42,020円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • 申込みフォームの受講方法から「オンライン」をご選択ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/6/15 高分子における「熱履歴」の基本的な考え方、構造解析の進め方、成型加工への応用 オンライン
2026/6/15 廃プラスチックのリサイクル最新動向 東京都 会場・オンライン
2026/6/15 微粒子分散系のレオロジー オンライン
2026/6/15 プラスチックの難燃化技術 オンライン
2026/6/16 ナノフィラーの高分散・充填化技術の基礎と機能性ナノコンポジットの開発動向 オンライン
2026/6/16 高分子レオロジー特性の理解と高分子材料複合化設計への活用 オンライン
2026/6/17 分離膜の基礎、性能と膜分離プロセスの開発動向 オンライン
2026/6/17 ポリビニルアルコールの基本構造・物性および各種トラブル対策 オンライン
2026/6/17 ゴムと異種材料の加硫接着技術の基礎と表面処理技術 オンライン
2026/6/17 欧州PFAS規制の動向と対応策、想定される代替手段 オンライン
2026/6/17 高分子の分子量・分子量分布の測定・評価方法と分子情報の抽出 オンライン
2026/6/18 ゾル・ゲル法の基礎と応用 オンライン
2026/6/18 高分子材料および高分子基複合材料の粘弾性の基礎と評価 オンライン
2026/6/18 ポリビニルアルコールの基本構造・物性および各種トラブル対策 オンライン
2026/6/19 めっきの基礎および不良要因とその対策 オンライン
2026/6/22 高分子レオロジーと粘弾性測定 データ解釈のコツ オンライン
2026/6/22 高分子における「熱履歴」の基本的な考え方、構造解析の進め方、成型加工への応用 オンライン
2026/6/22 塗装劣化のメカニズムと不良対策・評価解析技術 オンライン
2026/6/22 シランカップリング剤のメカニズムと使用方法 オンライン
2026/6/22 プラスチック成形部材の劣化、トラブル対策と品質管理 オンライン

関連する出版物

発行年月
2025/5/26 表面プラズモン技術〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2025/5/26 表面プラズモン技術〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2025/4/30 非フッ素系撥水・撥油技術の開発動向と性能評価
2025/4/21 塗料技術〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2025/4/21 塗料技術〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/8/30 塗工液の調製、安定化とコーティング技術
2024/7/31 ポリウレタンの材料設計、環境負荷低減と応用事例
2024/7/29 サステナブルなプラスチックの技術と展望
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 (書籍版 + CD版)
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026
2024/7/17 世界のリサイクルPET 最新業界レポート
2024/6/28 ハイドロゲルの特性と作製および医療材料への応用
2024/5/30 PETボトルの最新リサイクル技術動向
2024/4/1 反射防止フィルム 技術開発実態分析調査報告書
2024/4/1 反射防止フィルム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/2/29 プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術
2023/10/31 エポキシ樹脂の配合設計と高機能化
2023/8/31 “ぬれ性“の制御と表面処理・改質技術
2023/7/31 熱可塑性エラストマーの特性と選定技術
2023/7/14 リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組