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医療用テープ製剤開発の基礎と応用

低皮膚刺激と粘着力をどう両立するか? 設計指針を体系理解 / ゲル粘着剤の開発事例から学ぶ、角質剥離・物性制御による実践設計

医療用テープ製剤開発の基礎と応用

~低皮膚刺激化と物性・機能を付加する設計に関して~
オンライン 開催

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2026年6月19日〜29日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2026年6月19日まで承ります。

概要

本セミナーでは医療用テープを取り上げ、特に低皮膚刺激化を可能にするゲル粘着剤技術について開発事例を通して解説いたします。
医療用テープにおける高品質化に向け、皮膚に適したテープの物性の実現、成分添加による機能化について詳解いたします。

開催日

  • 2026年6月10日(水) 13時00分16時30分

受講対象者

  • 医療用粘着技術に関心のある技術者、研究者

修得知識

  • 粘着剤の基礎知識
  • 医療用粘着剤の基礎特性と粘着メカニズム
    • タック
    • 保持力
    • 剥離特性
  • 皮膚構造と角質層物性が粘着挙動に与える影響
  • 低刺激化を実現する材料設計
    • ポリマー設計
    • 可塑剤
    • 添加剤制御
  • 粘着力と皮膚安全性の両立設計
    • 剥離挙動
    • 角質損傷
    • 長時間貼付
  • 皮膚刺激・角質損傷の評価法と設計へのフィードバック
  • 新製品開発 特性・機能・材料設計
  • 医療機器・化粧品・医薬品開発に関して
  • 薬事面のポイント

プログラム

 粘着剤はなぜくっ付くのかに関して考えながら、医療用粘着剤の基本知識を学んでいきます。
 一方、医療用粘着剤と言えどもの皮膚刺激やアレルギー反応が出て来ます。その発生原因と対策が大切です。なぜ皮膚刺激が生じるかを考察して、その対策法を開発事例をベースにお話しします。特に、皮膚刺激をほぼ無くするゲル粘着剤について、その開発過程や検証の方法なども含め説明します。
 透明フイルムドレッシングについて、皮膚常在菌と皮膚刺激に関して、その使用目的に照らしながら開発秘話をお話しましょう。創傷被覆材 フイルムタイプ、ハイドロコロイドタイプ などと創傷治癒性がどんなにすごいか、臨床写真を紹介しながらお話しします。 (医療機器 クラス2)
 経皮吸収薬開発のポイントに関しても、どんなステップで開発するか、実験の一端や、対策として新たな粘着剤設計を行ってきたことなどを紹介します。
 成熟した社会、ほとんどのものは揃っている。その中で、新たなコンセプトの商品化について紹介。(アトピー性皮膚炎の皮膚バリアー損傷を改善するテープ (肌レーヌの開発物語)) を解説します。
 化粧品分野の商品開発 化粧ができるテープなどに関して、また、肌荒れ改善テープなどに関しても紹介しましょう。医療用製品の安全性試験はどのような試験をすればよいか、許認可の薬事で要求される試験についてお話しします。また、その肌に貼る製品のリスクについてもお話しします。医療機器・医薬品の開発に必要な薬事に関しても簡単ですが紹介いたします。最後に、今後の面白い開発テーマを考えるヒントになるようなことも紹介します。

  • はじめに : 自己紹介
  1. 粘着剤と粘着機構
    1. 粘着剤とは
    2. 粘着剤の性質と粘着力の生じる因子
    3. 粘着剤と接着剤は違うのか
    4. 粘着剤の種類
    5. 粘着剤はなぜ接着するのか
  2. 医療用粘着剤について
    1. 医療用粘着製品とは
    2. 工業用と医療用との違い
    3. 医療用テープの種類
      • 医薬パッチ
      • 絆創膏
      • 化粧用まで
    4. 医療用テープの機能
      • 付加された機能から新製品が生まれる
    5. 医療用粘着剤の種類
      • 材料の点から
    6. 医療機器
      • 創傷被覆材
      • 化粧用テープ
    7. テープと皮膚との関係
    8. 皮膚に粘着する要件
    9. 皮膚接着力と品質上の接着力とは同じなのか
    10. 粘着剤設計のいろは
    11. アクリル粘着剤の場合 : 設計の考え方
    12. ゴム系粘着剤
      • SIS系で粘着性の制御は
      • 抗炎症プラスター開発
  3. テープによる皮膚刺激の原因
    1. 医療用テープの医療現場での問題点
    2. 皮膚障害の事例
    3. 皮膚刺激と材料の特性との関係
    4. 皮膚刺激の原因について
    5. 皮膚とはどのような組織か
    6. 皮膚の構造と機能
    7. 皮膚表面は変化し多彩
  4. 開発アイデアから製品開発コンセプトへ そして品質仕様への転換
    • 刺激の原因と対策方法
      1. 低皮膚刺激粘着剤の開発事例 – ゲル型粘着剤の開発について –
      2. 従来の医療用テープの医療現場での問題点
      3. 角質剥離に注目したー低皮膚刺激化粘着剤
      4. 開発コンセプトを実現するために
      5. ゲル型粘着剤の開発と開発過程の紹介
      6. 粘着剤物性・クリープ・ゲル分率 – 接着力と角質剥離
      7. 開発したゲル粘着剤の角質剥離と従来品との比較
      8. 透析患者と心臓手術後の臨床応用結果
  5. 支持体の物性と皮膚刺激
  6. 水蒸気透過性と皮膚刺激
    1. テープの水蒸気透過性と電気伝導度
    2. 水蒸気透過性と皮膚刺激の関係は
    3. 水蒸気透過性と皮膚表面細菌数の変化
  7. Ideaから製品コンセプトへ、そして品質仕様への転換について
    1. 新製品を生むために、医療用テープの機能を付加する
    2. 機能の付加 : どんな機能が要求されているかを考えてみましょう
    3. 新製品開発の紹介 : 医療機器 肌レーヌR
      • 「アトピー性皮膚炎/乾燥肌は治らない」?
      • 【治すためのテープ開発】に関して
  8. 医療用粘着製品の安全性に関して
    1. 生物安全性に対してどのように考えればよいか
    2. どのような安全性試験が求められるか
    3. 医療機器、化粧品、雑貨に 必要な安全性試験の考え方
  9. 化粧品又は化粧雑貨分野への展開例
    • 高齢化 – シミ・しわ・ニキビ 3大美容要素〜しわとはだのつや・はり〜
    • 化粧のできるテープ【ニキビマスキング】・【リフトアップ】
    • 医療機器【傷カバー】
    1. Micro Needle製剤による肌の若返り技術紹介 4,000億市場 特別紹介
  10. 創傷被覆材の紹介
    1. 湿潤療法に関して
    2. 湿潤療法の事例 – 製品と治療法
  11. 経皮吸収薬の開発に関して
    1. テープ技術の経皮吸収薬への展開
    2. 経皮吸収薬とは
    3. 候補薬・開発品の紹介 : どんな薬がテープ薬となっているか
    4. テープ薬の特長 : 優位な点
    5. 開発の一端紹介
    6. 喘息薬パッチ開発の紹介
    7. テープ薬と皮膚刺激に関して
  12. 薬事上の課題
    1. 薬事面で求められること
      • 製造販売業許可
      • 製造業許可
      • 販売業許可など
    2. 医薬品の薬事
      • 製造販売許可申請
    3. 医療機器・化粧品の薬事
      • 製造販売許可申請・届出
    4. 市販後調査
  13. 今後の新たな課題への挑戦
  14. 質疑と討議

講師

  • 山本 敏幸
    株式会社メディカルフロント
    代表取締役

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 40,000円 (税別) / 44,000円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。
  • 5名様以降は、1名あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 80,000円(税別) / 88,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)
    • 4名様でお申し込みの場合 : 4名で 160,000円(税別) / 176,000円(税込)
    • 5名様でお申し込みの場合 : 5名で 190,000円(税別) / 209,000円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

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アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2026年6月19日〜29日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は別途、送付いたします。

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