技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ゴム・タイヤ材料の低環境負荷技術と今後の展望

生分解性付与、ゴム分解菌、再生ゴム、VOC対策 他

ゴム・タイヤ材料の低環境負荷技術と今後の展望

~製造段階からの低環境負荷 / 使用後・廃棄時の低環境負荷 / ゴムのリサイクルの動き / タイヤ粉塵による大気・海洋汚染の実際と欧州規制との関連性~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、タイヤ用原料のサステナブル化への取組み、ゴム・タイヤにおける「低環境負荷」の動きと、シランカップリング剤の役割、添加剤の低環境負荷化、廃棄ゴムのアップサイクル技術について詳解いたします。

開催日

  • 2025年12月4日(木) 10時15分16時45分

プログラム

第1部 タイヤ用原料のサステナブル化への取組み

(2025年12月4日 10:15〜11:30)

 タイヤは私たちの生活を支える不可欠な製品です。しかし、その環境負荷をいかに低減し、サステナブルな形で次世代へつなぐかは、業界全体にとって大きな課題となっております。その現状と今後の取組みについて報告いたします。

  1. タイヤ用原料の構成
    1. 天然からつくられる原料
    2. 化石資源からつくられる原料
    3. 金属資源からつくられる原料
    4. 非金属資源からつくられる原料
  2. 原料のサステナブル化の取組み動向
    1. 天然資源活用の取組み
    2. サステナブル資源を活用したものづくり
    3. リサイクルによる資源循環型原料の取組み
  3. 未来志向のタイヤサステナブル化の動向
    1. エアレスタイヤの実用化
    2. 材料の完全循環
    3. 革新的なゴム資源の確立
    • 質疑応答

第2部 ゴム・タイヤにおける「低環境負荷」の動きと、シランカップリング剤の役割について

(2025年12月4日 11:45〜13:00)

  1. シランカップリング剤の基礎
    1. シランカップリング剤の基本と利用方法
    2. 無機側の反応 (pH依存性ほか)
    3. 有機側の反応
  2. 使用、応用例
    1. 接着、カップリング
    2. 密着性向上、分散性向上
    3. 架橋
    4. 表面処理
  3. タイヤ用シランカップリング剤
    1. タイヤ業界の特徴
    2. シリカとカーボンの違い
    3. シリカ配合のテクノロジー
  4. VOC対策とグルコキシルシランの反応速度
    1. VOC (揮発有機溶剤) について
    2. VOC減、除去のアイデア
    3. グルコキシルシランの性質
    4. グルコキシルシランの反応速度
    • 質疑応答

第3部 〜天然ゴムとCNFを複合を含めた〜 樹脂・ゴム分野における「添加剤」での低環境負荷について

(2025年12月4日 14:00〜15:00)

  1. はじめに
  2. バイオマス由来・生分解材料およびその添加剤について
    1. バイオマス由来材料
    2. いつもの生分解性プラスチック
    3. 植物由来のコーティング剤、塗料、接着剤、可塑剤、湿潤剤
    4. その他トピックス
      • ネイルコスメ
      • 3Dプリンタで作った家具 他
  3. 天然ゴムとCNFを複合材料について
  4. 今後の展望
    • 質疑応答

第4部 バイオ法による廃棄ゴムのアップサイクル技術開発を目指した研究

(2025年12月4日 15:15〜16:45)

 ニトリルゴム (NBR) 分解菌が持つNBR分解・代謝に関わる酵素を利用したNBRのアップサイクル技術の開発を目指した研究について解説する。講演では、NBR の酵素分解によって生じる有用物質やNBR分解酵素の特徴などについて紹介する。

  1. 背景
    1. 廃棄ゴム・プラスチックの処理と環境影響
    2. マイクロプラスチック・ゴムの問題とその対策技術開発の国内外動向
    3. 炭素資源循環技術開発の国内外の動向
  2. ニトリルゴム分解菌
    1. どのようにしてニトリルゴムを分解するの?
    2. ニトリルゴムの酵素分解機構と分解によって得られる有用物質
    3. ニトリルゴム分解酵素の姿 (酵素分子の3D構造) と特徴
  3. ニトリルゴム分解・代謝経路とバイオアップリサイクル技術開発の試み
    1. ニトリルゴム分解・代謝に関わる酵素群
    2. ニトリルゴムの細胞外人工分解反応
    3. ニトリルゴムから生分解性プラスチックを作る
    • 質疑応答

講師

  • 中北 一誠
    ラテリアル事務所
    代表
  • 森 良平
    GSアライアンス株式会社
    代表取締役
  • 杉森 大助
    福島大学 共生システム理工学研究科 分子デザイン科学コース
    教授

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 60,000円 (税別) / 66,000円 (税込)
複数名
: 55,000円 (税別) / 60,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 55,000円(税別) / 60,500円(税込) で受講いただけます。
  • 5名様以降は、1名あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 110,000円(税別) / 121,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 165,000円(税別) / 181,500円(税込)
    • 4名様でお申し込みの場合 : 4名で 220,000円(税別) / 242,000円(税込)
    • 5名様でお申し込みの場合 : 5名で 250,000円(税別) / 275,000円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/6/22 高分子レオロジーと粘弾性測定 データ解釈のコツ オンライン
2026/6/22 高分子における「熱履歴」の基本的な考え方、構造解析の進め方、成型加工への応用 オンライン
2026/6/22 シランカップリング剤のメカニズムと使用方法 オンライン
2026/6/22 プラスチック成形部材の劣化、トラブル対策と品質管理 オンライン
2026/6/23 安定性・凝集抑制を目指したタンパク質溶液製剤の合理的設計・添加剤選定と構造安定性の評価 オンライン
2026/6/23 高分子溶液の構造形成・構造解析と物性設計・構造制御の指針 オンライン
2026/6/24 ゴム・高分子材料のトライボロジー特性と接触面の観察および評価方法 オンライン
2026/6/24 高分子添加剤の基礎と活用および特許情報から見る動向・展望 オンライン
2026/6/25 ビニル重合によるポリマー合成と精密重合技術による高分子の高機能化 オンライン
2026/6/25 架橋剤を使うための実践的総合知識 オンライン
2026/6/25 樹脂のレオロジー特性の考え方、成形加工時における流動解析の進め方 オンライン
2026/6/25 シリコーンの必須基礎知識と開発・応用および少量多品種生産の戦略・ポイント オンライン
2026/6/26 フィルム製膜における延伸・配向制御、その評価と応用 オンライン
2026/6/26 電気自動車、ハイブリッド車と車載部品の高電圧絶縁品質評価法、関連のIEC国際規格と樹脂材料の高性能化に向けた特性評価 オンライン
2026/6/26 高分子添加剤の基礎と活用および特許情報から見る動向・展望 オンライン
2026/6/29 ゾル・ゲル法の基礎と応用 オンライン
2026/6/29 高分子材料の劣化メカニズムと高耐久化設計および劣化評価技術 オンライン
2026/6/29 ポリウレタン樹脂原料の基礎と最新動向 オンライン
2026/6/29 シリコーンの必須基礎知識と開発・応用および少量多品種生産の戦略・ポイント オンライン
2026/6/30 押出成形の基礎とトラブル対策 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/7/31 ポリウレタンの材料設計、環境負荷低減と応用事例
2024/7/29 サステナブルなプラスチックの技術と展望
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 (書籍版 + CD版)
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026
2024/7/17 世界のリサイクルPET 最新業界レポート
2024/6/28 ハイドロゲルの特性と作製および医療材料への応用
2024/5/30 PETボトルの最新リサイクル技術動向
2024/2/29 プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術
2023/10/31 エポキシ樹脂の配合設計と高機能化
2023/7/31 熱可塑性エラストマーの特性と選定技術
2023/7/14 リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組
2023/3/31 バイオマス材料の開発と応用
2023/1/31 液晶ポリマー (LCP) の物性と成形技術および高性能化
2023/1/6 バイオプラスチックの高機能化
2022/10/5 世界のプラスチックリサイクル 最新業界レポート
2022/8/31 ポリイミドの高機能設計と応用技術
2022/5/31 樹脂/フィラー複合材料の界面制御と評価
2022/5/31 自動車マルチマテリアルに向けた樹脂複合材料の開発
2022/5/30 世界のバイオプラスチック・微生物ポリマー 最新業界レポート
2021/12/24 動的粘弾性測定とそのデータ解釈事例