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乳化・可溶化・αゲルの基礎と相図を用いたアプローチ

乳化・可溶化・αゲルの基礎と相図を用いたアプローチ

~処方の組み方や適切な界面活性剤の選択と用い方~
オンライン 開催

視聴期間は2024年9月5日〜17日を予定しております。
お申し込みは2024年9月13日まで承ります。

概要

本セミナーは、乳化と可溶化について基礎から解説し「状態の観察、評価法」「界面活性剤の選択と用い方」「実用系でのトラブル例とその解決手法」「液晶、αゲルを用いた微細エマルション、ゲルエマルションの調製」に関して実例を用いて詳解いたします。

開催日

  • 2024年9月13日(金) 10時00分 2024年9月17日(火) 16時00分

受講対象者

  • 乳化・可溶化に関連する技術者、担当者、管理者
    • 化粧品
    • 香粧品
    • 医薬品
    • 食品
    • 工業の乳化・分散系 他
  • 乳化・可溶化で課題を抱えている方
  • これから乳化・可溶化に取り組む方

修得知識

  • 乳化と可溶化の基礎
  • 状態の観察、評価法
  • 界面活性剤の選択と用い方
  • 実用系でのトラブル例とその解決手法
  • 液晶、αゲルを用いた微細エマルション、ゲルエマルションの調製

プログラム

 エマルションやマイクロエマルション製剤は実用系で広く用いられているが、基礎的なテキストに見られる、乳化条件の設定や安定性の理論だけでは実用系エマルションの生成・安定化・機能賦与に関する詳細は満たされない。
 本講座は、乳化と可溶化の基本を平易に解説するとともに、実用系を念頭に置いた「状態の観察、評価法」「界面活性剤の選択と用い方」「実用系でのトラブル例とその解決手法」「液晶、αゲルを用いた微細エマルション、ゲルエマルションの調製」に関して実例を用いて解説をおこなう。
 乳化・可溶化の設定に欠かせない相図の読み方作り方を理解していただき、相図を用いた乳化、可溶化の理解と実用系での機能賦与法も併せて教示する。

  1. 乳化・可溶化 <基礎編>
    1. エマルション、マイクロエマルション、ナノエマルションとは?
    2. マクロ~ナノエマルションの観察と定量測定の実際
    3. エマルションの一般的な調製法と各種乳化装置
    4. 乳化安定化の定番技術 (乳化安定化理論)
    5. 実用系でのエマルション状態と各種トラブル解決法 (実用系での落とし穴)
  2. 乳化・可溶化のために知っておきたい界面活性剤基礎知識
    1. 界面活性剤の溶解挙動は特異的
    2. 会合体形成の推進力、分子構造と会合体の構造
    3. コアゲル、ゲル、液晶と相転移 (液晶とαゲルの違いと見分け方)
    4. 可溶化に適した界面活性剤とは。
    5. 親水性/親油性のバランス (HLB) とHLB数法による乳化条件の設定
  3. 相図の読み方作り方と乳化解析への用い方
    1. 相図の基本を理解しよう:ルールが唯一つある
      1. 成分系の相図:相図が読めると界面活性剤の能力と利用法もわかる (クラフト点と曇点)
      2. 成分系の相図:乳化、可溶化の解析に必須
        • 三角座標の読み方、作り方の実際と使い分け
        • 相図による可溶化能とマイクロエマルションの理解
  4. エマルション調製・安定化・特性制御の技術
    1. 最適条件を知ろう:乳化法が異なるとエマルションの状態が異なる理由
    2. 微細なエマルションをするための根本原理
    3. 液晶、D相を用いた微細エマルション調製の実際
    4. マイクロエマルションとナノエマルション
      • HLB温度とマイクロエマルション
      • 凝集法によるナノエマルションの調製と安定化の方法
  5. 実用系で生きる最新乳化・可溶化技術と開発事例
    1. 自己乳化液晶ジェルおよび両連続マイクロエマルションの生成と応用事例
    2. αゲルの生成・安定化と高保湿マルチラメラ型エマルション
    3. 逆ヘキサゴナル液晶を用いた高内相比W/Oエマルション (高持続性と感触)
    4. ピッカリングエマルションとソフトマターの3相乳化
    5. 高分子多糖を用いたエマルションと撥水性O/Wエマルション

講座の特徴

  • イラスト、写真を多く用いた解りやすい解説。
  • 長年の商品開発経験に基づいた、実用系での応用例、トラブル解決。
  • すぐに自身で試み、確認できる「シンプルでありながら特徴のある処方例」を示す。
  • 最近話題のαゲルの基礎、応用製剤をいち早く紹介。

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

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「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
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  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
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  • 視聴期間は2024年9月5日〜17日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は別途、送付いたします。
本セミナーは終了いたしました。