技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ポリマーアロイ・ブレンドの基礎・設計・構造制御

ポリマーアロイ・ブレンドの基礎・設計・構造制御

~新規ナノ・高分子材料の開発に向けて~
大阪府 開催 会場 開催 個別相談付き

概要

本セミナーでは、ポリマーアロイの基礎から解説し、ブロック共重合体・ポリマーブレンド・リアクティブプロセッシングなどについて詳解いたします。

開催日

  • 2011年11月11日(金) 12時45分16時30分

受講対象者

  • ポリマーアロイに関連する技術者、研究者

修得知識

  • ポリマーアロイの基礎
  • ポリマーブレンドの相溶性と非相溶性
  • リアクティブプロセッシングの基礎
  • ポリマーアロイの構造制御
  • ナノ材料への応用

プログラム

第1部: ポリマーアロイの基礎とその構造及び物性制御

 ポリマーアロイという用語が認知されて,今年で33年になる。この様に壮年期を迎えるポリマーアロイであるが,盛衰も含めた今後の進展方向を見極めるためにはその誕生原理への温既知心が一つの指針になろう。ポリマーアロイの最新トピックを紹介することに執着せずに,ポリマーアロイの本質を解説したいと思う。
 ポリマーアロイの2本柱はブロック共重合体とポリマーブレンドである。それぞれの合成と構造と物性について,具体例を示しながら基礎概念を解説し,基礎概念から“はみ出た“特殊例も紹介する。更に,高分子の選択的完全分解を利用した新規ナノ材料の作製法も展望する。

  1. ポリマーアロイの基礎
    1. ポリマーアロイの定義
  2. ブロック共重合体のミクロ相分離構造
    1. ブロック共重合体の合成:
      リビングアニオン重合を例に
    2. 線状ブロック共重合体:
      光記憶素子を例に
    3. 分岐ブロック共重合体:
      ブロックーグラフト共重合体を例に
    4. 星型ブロック共重合体:
      ミクロ相分離構造の制御を例に
  3. ポリマーブレンドの相溶性と非相溶性
    1. 相図の理解:
      熱力学的観点を例に
    2. ポリマーブレンドの分類:
      熱測定を例に
    3. 相溶領域の拡大:
      光-レオロジー測定を例に
    4. 相溶性と非相溶性の一般化と特殊性:
      誘電緩和挙動を例に
    5. 動的構造の一般的理解と特殊性:
      緩和現象を例に
  4. ナノ材料への展開
    1. ミクロ相分離構造の進展方向:
      非線状ブロック共重合体を例に
    2. 分解による分子設計:
      選択的完全分解性高分子を例に
    3. ポリマーブレンドの動的構造:
      非平衡状態の応用を例に
    4. ポリマーアロイの新展開:
      ナノ材料を例に
  • 質疑応答・名刺交換・個別相談

第2部: リアクティブプロセッシング技術の基礎とポリマーアロイ構造制御

 近年、高分子材料には、諸特性の同時高度化や高機能化が求められている。この要請に応えるために、各種の新規高分子合成技術の開発も進められているが、開発の迅速化のためには、高分子材料の複合化技術の適用が重要であり、特にリアクティブプロセッシングの導入によるポリマーアロイの設計によって、環境適応材などの実用化が進められている。
 本講では、いくつかの実用化例を取り上げて、それらの基礎的な考え方について概説する。

  1. 高分子材料のモルフォロジー
    1. ミクロ構造とナノ構造
    2. モルフォロジーの観察測定とその評価
    3. モルフォロジーと材料特性・機能
  2. モルフォロジーの制御
    1. ポリマーアロイの歴史と構造・物性の制御
    2. 分散相の粒径の制御
    3. 相溶化剤 (相容化剤) 選定の考え方
    4. ミクロ/ナノ構造制御におけるトップダウン/ボトムアップ戦略
  3. リアクティブプロセッシング
    1. リアクティブプロセッシングのプロセス・反応制御
    2. リアクティブプロセッシングによる材料設計
    3. リアクティブプロセッシングにより形成されるナノ構造
  4. モルフォロジー制御手法の展開
    1. 最近のモルフォロジー制御手法の展開
    2. 次世代ポリマーの可能性
  • 質疑応答・名刺交換・個別相談

会場

大阪市立中央会館

1階 第2会議室

大阪府 大阪市 中央区島之内2丁目12-31
大阪市立中央会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,600円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき47,250円 (税込)
    • 2名同時にお申し込みいただいた場合、2人目は無料 (2名で49,980円)
    • 案内登録をされない方は、1名につき49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/5/8 高分子の劣化・変色のメカニズムと寿命評価及びトラブル解析事例 東京都 会場・オンライン
2026/5/8 熱分析の基礎と測定・解析技術 オンライン
2026/5/8 シリコーンの基礎・特性と設計・使用法の考え方・活かし方 オンライン
2026/5/12 ゴム材料における摩擦・摩耗現象の理解と制御・対処に必要な基礎知識 オンライン
2026/5/13 プラスチック用添加剤の基礎と選び方・使い方のポイント、その注意点 オンライン
2026/5/14 高分子材料のトライボロジー : トライボロジーの基礎から摩耗・摩擦低減技術の手法と特徴まで オンライン
2026/5/14 プラスチック強度設計の基礎知識 オンライン
2026/5/14 ブリードアウトの発生メカニズムと制御、測定法 オンライン
2026/5/14 高分子結晶機構・分析 / ポリマーの相溶性・相分離 (2日間) オンライン
2026/5/14 高分子結晶の成長機構、構造の特徴と各種分析法 オンライン
2026/5/15 高分子材料のトライボロジー : トライボロジーの基礎から摩耗・摩擦低減技術の手法と特徴まで オンライン
2026/5/15 プラスチック強度設計の基礎知識 オンライン
2026/5/15 プラスチック発泡体の製法、特性・機能性、評価、不良原因とその対策 オンライン
2026/5/15 5G/6G時代の高周波基板材料に求められる特性と材料設計・低誘電損失化技術 オンライン
2026/5/15 ポリマーにおける相溶性・相分離メカニズムと目的の物性を得るための構造制御および測定・評価 オンライン
2026/5/15 高分子の難燃化メカニズムと低誘電樹脂の難燃化技術 オンライン
2026/5/18 高分子材料における難燃化技術と難燃性評価、難燃剤の配合設計・規制動向と実際技術 オンライン
2026/5/18 ポリマー・高分子材料 (樹脂・ゴム材料) における変色劣化反応の機構とその防止技術 オンライン
2026/5/19 ポリマーアロイにおける相溶性の基礎と構造・物性制御 オンライン
2026/5/19 ポリマーアロイの相溶性、構造解析、界面構造制御と新規ポリマーアロイの開発 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/7/31 ポリウレタンの材料設計、環境負荷低減と応用事例
2024/7/29 サステナブルなプラスチックの技術と展望
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 (書籍版 + CD版)
2024/7/17 世界のリサイクルPET 最新業界レポート
2024/6/28 ハイドロゲルの特性と作製および医療材料への応用
2024/5/30 PETボトルの最新リサイクル技術動向
2024/2/29 プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術
2023/10/31 エポキシ樹脂の配合設計と高機能化
2023/7/31 熱可塑性エラストマーの特性と選定技術
2023/7/14 リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組
2023/3/31 バイオマス材料の開発と応用
2023/1/31 液晶ポリマー (LCP) の物性と成形技術および高性能化
2023/1/6 バイオプラスチックの高機能化
2022/10/5 世界のプラスチックリサイクル 最新業界レポート
2022/8/31 ポリイミドの高機能設計と応用技術
2022/5/31 樹脂/フィラー複合材料の界面制御と評価
2022/5/31 自動車マルチマテリアルに向けた樹脂複合材料の開発
2022/5/30 世界のバイオプラスチック・微生物ポリマー 最新業界レポート
2021/12/24 動的粘弾性測定とそのデータ解釈事例