技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
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(2018年8月3日 10:00〜11:30)
自動運転システムが話題となっているが、高速道路で実用化ができたとしても、全体の98%を占めている一般道路での交通事故を防止することはできない。交通事故のゼロ化を計るには、先進運転支援システムの高度化技術が必要となり、その課題解決のカギを握っているのは、先進HMI技術である。HMIを単なる自動車と人間の間に置いた視覚・聴覚・触覚を伝える受動装置とだけとらえるのではなく、ドライバの生理状態や運転意図を推定して、ドライバの運転の誤りを補完する能動的な装置としてとらえて、高度に知能化していくことが必要である。
本講座では、交通事故ゼロ化へ向けての先進運転支援システムの開発状況を紹介し、進化を妨げている技術の壁に対するブレークスルーとしての先進HMI技術の方向性について言及する。
(2018年8月3日 12:10〜13:40)
本講演では、使いやすい表示系の設計条件について、人間工学の観点から、易しく解説する。ドライバーの視覚情報処理特性、短期記憶への負担、Hickの法則、マッピング、位置のコンパチビリティ、動きのコンパチビリティ、近接性のコンパチビリティなどの設計原則を述べる。設計原則の具体例として、ミラーレス車用のin-vehicle displayの設計について、実際の実験データを交えて、その理解を深める。さらに、触覚警報によるルームミラー位置に設置するin-vehicle displayの改善についても紹介する。
(2018年8月3日 13:50〜15:20)
(2018年8月3日 15:30〜17:00)
自動車のコクピットにおいて、人とクルマの接点となるHMIデバイスに関する要素技術には様々なものがある。この分野では、魅力的な商品としての価値を訴求する一面もあるが、その前に安全に安心して使えるHMIの開発を人間中心に考えて進めることが重要である。
特にHUDやメータ、そして今後の開発動向が注目される電子ミラーも含めてディスプレイデバイスについては、人間の視覚特性や認知特性を考慮した開発が肝要となる。それぞれの機能に応じた要件について考察する。
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| 発行年月 | |
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