技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

断熱材料の熱物性の計測・制御と難燃性の付与技術

断熱材料の熱物性の計測・制御と難燃性の付与技術

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、断熱材について、伝熱機構、難燃メカニズム等の基礎から、輻射、対流伝熱の制御手法を解説いたします。

開催日

  • 2017年3月14日(火) 10時00分17時00分

プログラム

第1部 非晶質ホウ酸ナトリウムによる難燃化とウレタンフォームへの適用事例

(2017年3月14日 10:00〜12:00)

 ホウ酸塩水溶液を使用した含浸、塗布等による新しい難燃化技術について詳しく解説します。
 ホウ酸ナトリウムは、これまで難燃剤として余り使われてきませんでしたが、硬質ウレタンフォームなどの難燃化に成功しました。
 含浸だけでなく、塗布による後加工でも難燃性を付与できることを見出しました。

  1. 新しいホウ酸ナトリウム水溶液
    1. 従来のホウ酸ナトリウムと新しい非晶質ホウ酸ナトリウム
    2. 高濃度化と造膜性
    3. 難燃メカニズム
  2. 木材、集成材などの不燃化実績
  3. 軟質、及び硬質ウレタンフォームの難燃化
    1. 含浸による難燃処理とコーンカロリーメータ試験
      1. 前処理のノウハウ
      2. 加圧減圧等のノウハウ
    2. 新しい難燃塗布剤の調製とその難燃メカニズム
      1. 意外なバインダーの使用
    3. 塗布による難燃化とその難燃性能
      1. 硬質ウレタンフォームに著効
  4. 吹付け用ポリウレタンフォームの難燃化
    1. 溶液段階での混合
    2. 溶液段階での後加工
  5. 今後の展望 他の樹脂への展開、及び類縁元素を利用した難燃剤の開発
    • 質疑応答

第2部 超塑性発泡法による真空断熱材の作製と期待される応用展開

(2017年3月14日 12:45〜14:45)

 セラミックスを用いた高温耐火断熱材を大気雰囲気で作製することができる。
 得られた新規多孔体は内部が減圧の閉気孔を含み、断熱性の他、ユニークな機能性を有している。

  1. 超塑性発泡セラミックスの提案と実証
  2. 従来のセラミック多孔体作製の問題点
  3. セラミックス以外の発泡体
  4. 超塑性
  5. アクティブ酸化 – 超塑性変形の駆動力
  6. 気孔拡張応力の推算
  7. 超塑性発泡多孔体の作製
  8. 従来多孔体と同等の断熱性・優れた機械特性
  9. 気孔のパターニング
  10. 閉気孔構造に由来した優れた機能性
  11. シリカなしでの超塑性発泡体の作製
  12. 発泡後安定化法の展開
  13. まとめ
    • 質疑応答

第3部 断熱材の伝熱機構と熱物性の計測・制御

(2017年3月14日 14:50〜16:30)

熱伝導、対流伝熱、輻射伝熱などについての基本を習得する 多層材料等の複合材内部の伝熱機構 (輻射、伝導などの影響) を考えるための基礎を習得する 材料の伝熱特性を推定するための計算モデルの考え方がわかる
  1. はじめに
  2. 基本的伝熱機構
    1. 伝導の基礎
    2. 対流の基礎
    3. 輻射の基礎
  3. 複合材
    1. 伝熱機構と熱伝導率の推算、計算モデル
    2. 輻射伝熱機構とその影響・制御
  4. 多層材
    1. 伝熱機構と計算モデル
    2. 輻射伝熱機構とその影響・制御
  5. 熱伝導率の計測と制御
    1. 熱伝導率の計測法について
    2. 熱伝導率の制御について
  6. 機能性断熱材に関する考察と提案
  7. まとめ
    • 質疑応答

講師

  • 露本 伊佐男
    金沢工業大学 バイオ・化学部 応用化学科
    教授
  • 岸本 昭
    岡山大学 学術研究院 環境生命自然科学学域
    教授
  • 平澤 良男
    富山大学
    名誉教授

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 60,000円 (税別) / 64,800円 (税込)
複数名
: 55,000円 (税別) / 59,400円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 55,000円(税別) / 59,400円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 110,000円(税別) / 118,800円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 165,000円(税別) / 178,200円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/5/18 ポリマー・高分子材料 (樹脂・ゴム材料) における変色劣化反応の機構とその防止技術 オンライン
2026/5/19 ポリマーアロイにおける相溶性の基礎と構造・物性制御 オンライン
2026/5/19 ポリマーアロイの相溶性、構造解析、界面構造制御と新規ポリマーアロイの開発 オンライン
2026/5/19 チクソ性 (チキソ性) の基礎と評価および実用系への活用方法 オンライン
2026/5/20 ポリマーアロイにおける相溶性の基礎と構造・物性制御 オンライン
2026/5/20 樹脂および樹脂系複合材の腐食劣化と対策および寿命予測 オンライン
2026/5/20 FT-IRを用いた樹脂の劣化解析と寿命予測への活用可能性 オンライン
2026/5/20 チクソ性 (チキソ性) の基礎と評価および実用系への活用方法 オンライン
2026/5/21 国内外におけるプラスチックのケミカルリサイクル技術の解説とその動向 オンライン
2026/5/21 ポリマー材料 (樹脂・ゴム・高分子) におけるブリードアウト&ブルーム現象の発生メカニズムの解明と防止・対策処方 オンライン
2026/5/21 射出成形金型・樹脂製品設計の基礎および不良対策 オンライン
2026/5/21 タイ分子の基礎と分子制御、高次構造制御、評価と応用 オンライン
2026/5/22 射出成形金型・樹脂製品設計の基礎および不良対策 オンライン
2026/5/22 DXとGXを支える次世代半導体実装用樹脂・基板材料の開発と技術動向 オンライン
2026/5/22 溶融紡糸の基礎と工業生産技術及び生産管理の実践 オンライン
2026/5/25 高分子の難燃化技術の体系と最近の動向 オンライン
2026/5/25 ギガキャスト技術の基礎と国内外の最新動向 オンライン
2026/5/25 レオロジーデータの読み方と開発・設計への活かし方 オンライン
2026/5/25 宇宙機用高分子材料の要求特性と劣化メカニズム・試験評価 オンライン
2026/5/25 ブリードアウトの発生メカニズムと制御、測定法 オンライン

関連する出版物

発行年月
2025/5/12 断熱材〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2025/5/12 断熱材〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2024/7/31 ポリウレタンの材料設計、環境負荷低減と応用事例
2024/7/29 サステナブルなプラスチックの技術と展望
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 (書籍版 + CD版)
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026
2024/7/17 世界のリサイクルPET 最新業界レポート
2024/6/28 ハイドロゲルの特性と作製および医療材料への応用
2024/5/30 PETボトルの最新リサイクル技術動向
2024/2/29 プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術
2023/10/31 エポキシ樹脂の配合設計と高機能化
2023/7/31 熱可塑性エラストマーの特性と選定技術
2023/7/14 リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組
2023/3/31 バイオマス材料の開発と応用
2023/1/31 液晶ポリマー (LCP) の物性と成形技術および高性能化
2023/1/6 バイオプラスチックの高機能化
2022/10/5 世界のプラスチックリサイクル 最新業界レポート
2022/8/31 ポリイミドの高機能設計と応用技術
2022/5/31 自動車マルチマテリアルに向けた樹脂複合材料の開発
2022/5/31 樹脂/フィラー複合材料の界面制御と評価