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細胞シートの製造/保存技術と再生医療の利便化

細胞シートの製造/保存技術と再生医療の利便化

~細胞シートの製品普及や臨床応用のポイント技術とは~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2017年1月20日(金) 10時30分16時30分

プログラム

第1部. 細胞シートの長期保存技術の開発

(2017年1月20日 10:30〜12:00)

 近年再生医療の発展に伴い、細胞シートや三次元細胞構造体の作成が容易となってきている。
 その臨床応用も実用化されつつあり、今後企業が本格的に参入し、産業化されるためには、必要な時に必要なだけ、すぐに調達できるようなインフラを整えることである。
 そのために必要技術である保存技術について最近の知見を紹介する。

  1. 細胞シートについて
  2. 細胞シートの長期保存の意義
  3. 凍結保存と冷蔵保存
  4. 細胞の凍結保存技術
    1. 緩慢凍結保存
    2. ガラス化凍結保存
  5. 細胞懸濁液と構造体での保存技術の違い
  6. 具体的事例紹介
    1. 軟骨細胞シートの凍結保存
    2. 細胞モノレイヤーの保存技術
  7. 最新の凍結保存技術について
    • 質疑応答

第2部. 細胞シート製造方法および培養容器の開発動向

(2017年1月20日 12:45〜14:45)

 再生医療において患者の機能を回復するためには、必要な数の細胞をどのように患部に生着させるかという、治療を目的とした製品の最終形態および移植方法が重要となります。
 細胞シートは、細胞と細胞外マトリクスのみより構成される、最小単位の培養組織であり、従来の細胞懸濁液注入に比べ非常に高い効率で、移植後の患部に細胞を生着できることが知られています。
 本講座では、細胞シートの種類 (分類) と製造方法、臨床応用例、および、応用技術 (将来の治療方法) について概説します。また、細胞シートを作製することを目的とした機能性培養器材の開発動向について紹介します。

  1. 再生医療と細胞シート
    1. 再生医療の定義と作用機序.
    2. 治療で用いられる細胞の移植方法
    3. 細胞シートの有用性と課題
  2. 細胞シートの分類と製造方法
    1. 細胞シートの種類
    2. 細胞シートの製造方法
    3. 温度応答性培養器材
    4. 細胞シートの特性
    5. 臨床応用例
  3. 細胞シートの将来展望
    1. 薬剤徐放 (遺伝子導入)
    2. 高度な培養組織
    3. 細胞シートの将来的展望
  4. 細胞シート製造用培養器材の開発動向
    1. 臨床用製造器材の開発動向
    2. 安全性,規格等
    • 質疑応答

第3部. 心不全に対する再生医療製品の現状と展望

(2017年1月20日 15:00〜16:30)

温度応答性培養皿から温度降下処理のみで回収した細胞シートを単層あるいは積層化して病変部に移植する再生治療が始まっているが、依然様々な問題点を有している。本講演において、細胞シートによる現状と問題点を述べるとともに、今後の再生医療等製品の展開を紹介する。

  • 心不全薬、人工心臓、心臓移植による心不全治療の現状
  • 筋芽細胞シートの基礎実験・臨床研究
  • 筋芽細胞シートの開発ステージおよび今後の展開
  • 筋芽細胞シートを応用した新規薬剤の開発
  • iPS細胞由来心筋細胞シートの開発の現状
  • 心不全治療の未来
  • 今後の再生医療製品の改良・利便化の可能性
  • 質疑応答

講師

  • 松村 和明
    北陸先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 マテリアルサイエンス系 物質化学領域
    教授
  • 水谷 学
    大阪大学 大学院 工学研究科 テクノアリーナ 紀ノ岡細胞製造コトづくり拠点
    特任講師
  • 宮川 繁
    大阪大学 心臓血管外科
    講師

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

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