技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
(2016年9月28日 12:30〜14:00)
近年セルロース系バイオエタノール研究が盛んに行なわれたが、安価なエタノール生産では経済的自立が難しく、国家予算は、より高付加価値なセルロースナノファイバー (CNF) 製造へと一斉にシフトしている。
一方で、木材、竹、穀物茎など、日本に豊富に存在する「リグノセルロース系バイオマス」は、セルロース、ヘミセルロース、リグニンが主成分であり、多糖のみならず、リグニンも高付加価値に活用することもまたバイオマス利用成功の重要な鍵である。
本講演では、リグノセルロース系バイオマスの有効利用を目指す方を対象に、知っておくべき木材やリグニンに関する基礎知識、各種成分分離技術、各技術で得られるリグニンの特徴や利用例を概説するとともに、近年注目されているリグノセルロースナノファイバーの特性や、演者が行なっている研究について紹介する。
(2016年9月28日 14:10~15:10)
セルロースナノファイバーを樹脂と複合化すると、高透明で低線熱膨張のフィルムが出来る。しかし、セルロースナノファイバーは低濃度、高粘度の水分散体であり、樹脂との複合化は容易ではない。
本講演では、セルロースナノファイバーの集合体である製紙用パルプを使うことで、セルロースナノファイバーの取り扱いの難しさを改善し、高透明、低線熱膨張のフィルムが低コストで製造できること、そのフィルムの特性と電子デバイスへの展望について紹介する。
(2016年9月28日 15:20〜16:30)
樹木から得られる幅3-15nmのセルロースナノファイバーは、軽量・高強度・高比表面積・高熱寸法安定性といった優れた物性を有することから、日本発の新規バイオナノ素材として大きな期待を集めている。
セルロースナノファイバーの応用例は、構造材料・ガスバリア材・紙おむつ・増粘剤など、多岐に渡る。
本講演では、セルロースナノファイバーやセルロースナノファイバーでつくる紙「ナノペーパー」のエレクトロニクス応用最前線を紹介する。
S&T出版からの案内をご希望の方は、割引特典を受けられます。
開始日時 | 会場 | 開催方法 | |
---|---|---|---|
2025/6/20 | 海洋バイオマスの利活用に向けたバイオプロセスによる有用物質生産と分解処理 | オンライン | |
2025/6/25 | 微細藻類・海洋微生物の燃料・素材等への応用と最新動向 | オンライン | |
2025/6/26 | 微細藻類・海洋微生物の燃料・素材等への応用と最新動向 | オンライン | |
2025/7/31 | 天然植物繊維を強化材とする複合材料の繊維原料特性と活用・複合化のポイント | 東京都 | 会場 |
2025/8/29 | セルロースナノファイバーの複合化技術と計算科学を用いた構造解析 | オンライン |
発行年月 | |
---|---|
2023/9/8 | 2024年版 スマートエネルギー市場の実態と将来展望 |
2023/7/14 | リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組 |
2023/3/31 | バイオマス材料の開発と応用 |
2022/7/15 | 2022年版 スマートエネルギー市場の実態と将来展望 |
2021/7/16 | 2021年版 スマートエネルギー市場の実態と将来展望 |
2021/3/1 | セルロースナノファイバー最新業界レポート |
2020/9/30 | 食品容器包装の新しいニーズ、規制とその対応 |
2020/5/22 | 2020年版 スマートエネルギー市場の実態と将来展望 |
2019/4/19 | 2019年版 スマートエネルギー市場の実態と将来展望 |
2017/3/24 | 2017年版 スマートエネルギー市場の実態と将来展望 |
2015/3/27 | 2015年版 再生可能エネルギー市場の実態と将来展望 |
2012/10/30 | 植物由来プラスチックの高機能化とリサイクル技術 (新装版) |
2011/4/1 | '11 新エネルギービジネスの将来展望 |
2011/3/25 | バイオ燃料 技術開発実態分析調査報告書 |
2010/12/1 | '11 スマートグリッド市場の将来展望 |
2010/9/29 | 未利用バイオマスの活用技術と事業性評価 |
2009/11/1 | '10 新エネルギー市場・技術の将来展望 |