技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

UV/EB硬化の基礎と技術比較

UV/EB硬化の基礎と技術比較

~それぞれの基礎・特徴・利用技術・今後の展望まで~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、UV硬化技術の基礎から解説し、UV硬化不良の原因と対策、UV計測のポイント、UV硬化装置の構成、UV照度低下の対応策について詳解いたします。

開催日

  • 2016年6月20日(月) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 紫外線硬化樹脂に関連する技術者、開発者、研究者
    • ナノインプリント
    • 電子部品・光学部品などの接着・乾燥
    • 印刷インキの乾燥
    • 塗料・塗装コーティング剤の乾燥・硬化
    • 光ファイバ等の保護コーティング
    • 光造形
    • 3Dプリンター
    • ジェルネイル等の装飾品 など
  • 紫外線硬化樹脂の初心者、これからUV硬化性樹脂の開発に携わる方
  • 紫外線硬化処理で課題を抱えている方
  • UV/EBの応用に関連する技術者 (殺菌・滅菌を含む)
    • エレクトロニクス
    • コンバーテック
    • 印刷
    • 食品・医療 など
  • UV/EBの応用で課題を抱えている方

修得知識

  • 光技術の基礎
  • UV硬化技術、光源 (放電灯~LED)
  • UV硬化装置
  • 光エネルギー計測
  • UV硬化の応用
  • 放射線化学の基礎
  • EB硬化技術
  • EB硬化装置
  • EBエネルギー計測
  • EB硬化およびその他への応用
  • EB関係の法的規制
  • UVとEBの違い

プログラム

 UV/EBはクリーンなエネルギーで多くの所での利用が進められているが、その特徴を良く理解することで、更なる利用拡大が期待できる。
 そこで、本講義では、UV,EBの基礎から応用までを演習も入れて特徴を理解いただき、特に、UVとEBとの違いについて、項目毎に比較しながら紹介する。

  • はじめに
    1. UV硬化の基礎
      1. UVとは
      2. 光化学反応とUV硬化 (応用例)
      3. UV硬化と他の硬化方法との比較
      4. UV硬化で必要な要件
    2. UV硬化装置
      1. UV硬化装置の構成
      2. 装置側からのUV硬化要因
      3. 光源の種類と特徴
        • 放電灯
        • UV-LED
      4. 照射器
      5. 電源
    3. UV照度について
      1. UV照度の意味
      2. UV照度計
      3. UV計測における問題点と対策
    4. UV照度低下について
      1. UV光源のUV出力低下
      2. 対応策について
    5. 照射器ほかUV照度や硬化不良に与える要因と対策
      1. 照射器の汚れ
      2. 電源
      3. 4M変動
    6. UV硬化装置例
    7. EB硬化の基礎
      1. EBとは
      2. 放射線化学反応とEB硬化 (メカニズム) について
      3. 他の硬化方法 (特にUVとの) の比較
      4. EB硬化で必要な要件
      5. 硬化以外の応用
        • グラフト重合
        • 架橋
        • 崩壊
        • 改質
        • 殺菌・滅菌
    8. EBのエネルギー (線量) について
      1. 吸収線量の意味
      2. 線量測定方法について
      3. EBエネルギー計測における問題点と対策
    9. EB硬化装置
      1. EB硬化装置の構成
      2. 装置側からのEB硬化要因
      3. 法的な規制
      4. EB硬化装置紹介
    10. EB応用技術の紹介
      1. 重合
      2. グラフト重合
      3. 架橋
      4. 改質
      5. 殺菌・滅菌
    11. UV硬化とEB硬化の比較
      1. UV硬化とEB硬化との対比での技術まとめ
    12. おわりに (今後の可能性について)

会場

江東区産業会館

第1会議室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
江東区産業会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき 43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき 23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/4/14 プラスチック用添加剤の作用機構と使い方 オンライン
2025/4/14 副資材を利用した高分子材料の設計技術 オンライン
2025/4/15 押出機・混練機内の高分子材料の輸送・溶融と混練技術 オンライン
2025/4/15 ナノフィラーの高分散・充填化技術の基礎と機能性ナノコンポジットの開発動向 オンライン
2025/4/15 プラスチック強度設計に必要な材料特性と設計の進め方 オンライン
2025/4/16 ヒートシールのくっつくメカニズムと不具合対策、品質評価 オンライン
2025/4/17 低誘電性樹脂の開発と伝送損失の低減、高速・高周波通信への対応 オンライン
2025/4/17 メタルレジストの特徴とEUV露光による反応メカニズム オンライン
2025/4/18 ラジカル重合 基礎講座 オンライン
2025/4/18 電気光学 (EO) ポリマーの基礎と評価技術および光制御デバイスへの応用 オンライン
2025/4/21 はじめてのプラスチック材料と成形法 オンライン
2025/4/21 UV硬化樹脂の硬化不良要因と硬化状態の測定・評価技術 オンライン
2025/4/21 レオロジー測定・データ解釈の勘どころ オンライン
2025/4/21 ゴム・プラスチック材料の破損、破壊原因とその解析法 東京都 会場
2025/4/21 サーキュラーエコノミーが目指す持続可能な社会におけるプラスチックの使い方 オンライン
2025/4/21 微生物劣化のメカニズムと対策技術 東京都 会場
2025/4/22 5G/6G時代の高周波基板材料に求められる特性と材料設計・低誘電損失化技術 オンライン
2025/4/22 ポリマーアロイの基本、構造・物性および新規ポリマーアロイの材料設計の必須 & 実践知識 オンライン
2025/4/23 ゲル化剤・増粘剤の基礎・特性・評価法 オンライン
2025/4/23 プラスチック強度設計に必要な材料特性と設計の進め方 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/7/29 サステナブルなプラスチックの技術と展望
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 (書籍版 + CD版)
2024/7/17 世界のリサイクルPET 最新業界レポート
2024/6/28 ハイドロゲルの特性と作製および医療材料への応用
2024/5/30 PETボトルの最新リサイクル技術動向
2024/2/29 プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術
2023/10/31 エポキシ樹脂の配合設計と高機能化
2023/7/31 熱可塑性エラストマーの特性と選定技術
2023/7/14 リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組
2023/3/31 バイオマス材料の開発と応用
2023/1/31 液晶ポリマー (LCP) の物性と成形技術および高性能化
2023/1/6 バイオプラスチックの高機能化
2022/10/5 世界のプラスチックリサイクル 最新業界レポート
2022/8/31 ポリイミドの高機能設計と応用技術
2022/5/31 樹脂/フィラー複合材料の界面制御と評価
2022/5/31 自動車マルチマテリアルに向けた樹脂複合材料の開発
2022/5/30 世界のバイオプラスチック・微生物ポリマー 最新業界レポート
2021/12/24 動的粘弾性測定とそのデータ解釈事例
2021/7/30 水と機能性ポリマーに関する材料設計、最新応用