インクジェット入門講座 (初級編)
~インクジェット技術を応用する際に知っておきたい基本的な原理と具体的な課題~
東京都 開催
会場 開催
関連するセミナーとの同時申し込みで特別割引にて受講いただけます。
概要
本セミナーでは、インクジェットの基礎から解説し、多くの課題を例にあげその対策等を詳解いたします。
開催日
-
2016年5月19日(木) 10時30分
~
16時30分
受講対象者
- インクジェットの応用分野の技術者、品質保証担当者、管理者
- インク・塗料
- プリンタ
- パッケージ・ラベル印刷
- プリンテッドエレクトロニクス
- 高分子
- 医療分野
- 医薬品
- 化粧品
- 食品
- インクジェットの技術者、設計、開発、製造、品質保証担当者
- ヘッド
- 装置
- インク
- ハードウェア
- ソフトウェア など
修得知識
- インクジェットの原理
- よく起こる基本問題
- インクに求められること
- 民生用インクジェットと産業用インクジェットの違い
- ヘッド特性の解析方法
- インク、ヘッドのパラメータ変動がどう特性に影響するか
- 具体的に起こる不具合と対策
プログラム
長年にわたって各種インクジェットを開発してきた講師の体験と理論に基づき、インクジェットの原理的な説明をするとともに、多くの課題についてお話します。またどんな初歩的な質問にもお答えし、わかりやすい講演にします。
- インクジェットはなぜ飛ぶか
- 水鉄砲と同じ? それとも灯油ポンプ (醤油チュルチュル) と同じ?
- インクジェットはなぜ飛び続けるか?
- インクジェットにはどんな種類があるか?
- 大きく分けると2つ – オンデマンドタイプとコンティニュアスタイプ
- 力の元:ピエゾとバブル
- 各種インクジェットの長所短所
- どんなインクジェットメーカーがある?
- インクジェット市場シェア
- ヘッドメーカー
- インクジェット装置メーカー
- インクジェットの応用分野はどんなものがある?
- 民生用インクジェット
- 産業用インクジェット
- インクジェットでまず起こる問題とは?
- インクはノズル内で乾いてはいけない。しかしメディア (紙面) 上で乾かなければならない。さてどうするか?
- ちょっとしたことで必ず打たなくなる – ゴミや気泡
- メディア上で乾かす方法は?
こんなにある乾燥 (定着) 方法 – いかに苦労してきたか
- 専用紙
- 油性インク/浸透インク
- 超アルカリインク
- 超浸透インク
- ホットメルトインク
- UVインク
- 転写方式
- 凝固剤吐出
- 凝固剤塗布
- 赤外線、フラッシュ
- 温風
- インクにはどんな種類がある?
- インクには何が必要?
- インクジェットプリンタで何が大切か?
- まずは信頼性
- 「あんそくび」
- 人間の目は、大きければ良く見える?
- 民生用インクジェットと産業用インクジェットは何が違う?
- インクジェットでは多くの不具合が起こる!
- すじむら
- ざらざら感
- ぼやけ
- 色違い
- 色ムラ
- グラデーション不良
- コントラスト不良など –
- 不具合はなぜおこるのか?
- 記録ドットの大きさが同じでない
- 形がきたない
- 濃さが同じでない
- 位置がバラバラ
- 不具合のおこり方は?
- 別々のノズルで、記録ドットがちがってしまう
- 同じノズルで、時間によって記録ドットがちがってしまう
- 不具合を抑えるためには?
- 不具合のおこる根本原因をさぐる – インクジェットヘッドをモデル化する!
- モデルのひとつ「集中定数モデル」
- ドットの大きさ、速さはなぜ均一にならないか?
- 集中定数モデルにより計算をする!
- インク顔料が析出してノズル径が小さくなったらドットの大きさは大きくなる? それとも小さくなる?
- ミクロンの気泡がヘッドに入ったらドットの速さはどうなる?
- 低温でインク粘度が高くなったら、ドットの大きさと速さはどうなる?
- 押し打ちと引き打ちは何が違う?
- 飛行曲がりはなぜ起こる?
- インクジェットはライフル銃かピストルか?
- インクジェットの測定法は?
- ノズル面の汚れは致命的!
- インクジェットはどんなささいな要因でもすぐダウンする
- 環境や装置の要因にはどんなことがある?
- それはインクジェットにどう効く?
- 不均一には他にどんなことがある?
- サテライト、フェザリング、ビーディング、モトリング、ブリーディングはどんなもの?
- ノズルごとのばらつきはどう抑える?
- キヤノンとエプソンのインクカートリッジはどこが違う?
- インクジェットの特許戦争とは?
- バブルジェットの基本特許はエプソンが持っている?
- 当たり前で怖い特許とは何?
主催
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お問い合わせ
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受講料
1名様
:
46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
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