技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

化粧品分野における粉体・微粒子の表面処理と機能性ナノコーティング技術

化粧品分野における粉体・微粒子の表面処理と機能性ナノコーティング技術

~粒子分散、粉体触媒、機能性コーティング手法~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、化粧品分野における粉体の基礎・表面処理の基礎から解説し、機能性ナノコーティングとその応用について詳解いたします。

開催日

  • 2016年3月28日(月) 10時30分16時30分

受講対象者

  • 粉体・微粒子分散に関連する技術者・研究者
    • 医薬品
    • 化学品・化学原料
    • 食品
    • 化粧品
    • 塗料
    • 電子材料
    • 金属材料
    • 電池材料
    • 粉末治金
    • セラミックス
    • 肥料 など
  • 粉体・表面処理に関連する技術者、品質担当者

修得知識

  • 粉体の基礎
  • 表面処理の基礎
  • 粉体の表面処理と機能性付与
  • 機能性ナノコーティングの応用

プログラム

 化粧品、特にメイクアップ化粧品や紫外線防御化粧品には粉体は顔料として多く使われている。これらの顔料は色を出したり紫外線を防御したりするが、均一に分散されなければ効果は現れない。また、しばしば粉体が配合されている化粧品にトラブルが起こるが、この原因を追究することはなかなか難しい。これは粉体にはバルクの性質に加えて粉体の性質と表面の性質があるためで、それらの大まかな知識がないと現象を全体的に把握できないためだと思われる。
 表面に関する性質には表面積や細孔分布、表面に吸着した分子の状態、表面電荷および親水性・疎水性といった濡れに関する性質などがあり、それらがお互いに影響を及ぼし合っている。特に触媒活性はさほど強い活性がなくても共存する他の成分に影響を与え、製品の品質を劣化させる場合がある。このような場合には表面処理を行うが、まず表面の触媒活性を消失させて、その後に分散性などの機能性を付与することが望ましい。粉体の表面処理というと古臭さを感じさせるが、精密なナノコーティングは「先端技術」の匂いの強いプロセスとなる。
 本講では化粧品に用いられる粉体の性質と表面処理、特に「機能性ナノコーティング」についてその応用も含めて述べる。

  1. 化粧品と粉体
    1. 化粧品の種類と機能
    2. 化粧品の成分
    3. 化粧品に用いられる粉体
  2. 化粧品用粉体の性質と表面処理
    1. 粉体の粒子的性質
      1. 粒子の大きさと形
    2. 粉体表面の性質
      1. 表面積、細孔分布
      2. 濡れ、表面官能基
      3. 電荷、等電点
    3. 粒子の分散
      1. 濡れ、解砕、分散安定性
    4. 粉体の触媒活性
      1. 粉体表面の触媒活性点の作用
      2. 固体酸・固体塩基の評価法
      3. 粉体の酸化能の評価法
  3. 機能性ナノコーティング
    1. あるがままの表面からデザインされた表面へ
    2. 環状シロキサンによるナノコーティング
      1. コーティング方法
      2. ナノコーティングされた粉体のキャラクタリゼーション
      3. ナノ薄膜の生成機構
      4. ナノコーティングされた粉体の親水・疎水性
      5. ナノコーティングされた粉体の触媒活性
      6. ナノコーティングされた粉体の酸化および結晶転移
    3. コーティング膜へのペンダント基の付加 (機能化)
      1. アルキル基の付加
      2. アルコール性水酸基の付加
      3. イオン交換基の付加
    4. 機能性ナノコーティングの化粧品への応用
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 福井 寛
    福井技術士事務所
    代表 / 技術士 (化学部門)

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5F 第4講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/1/19 ガス吸着・脱着の基礎と測定・解析法 オンライン
2026/1/19 クレンジング製剤における処方設計とトラブル対応 オンライン
2026/1/20 トライボロジー (摩擦、摩耗、潤滑) の基礎、耐摩耗対策と摩擦制御法 オンライン
2026/1/20 クレンジング製剤における処方設計とトラブル対応 オンライン
2026/1/21 パルスNMRによる高濃度分散体の分散状態および各種材料の「ぬれ性」評価、HSP値評価への応用 オンライン
2026/1/21 接着制御・メカニズム解析の考え方と分析評価法 オンライン
2026/1/22 めっき技術の基礎ならびに密着性向上・トラブル対策の具体的ポイント オンライン
2026/1/22 粉体プロセスにおけるトラブル事例とその対策のポイント オンライン
2026/1/22 スキンケア化粧品開発における価値づくり オンライン
2026/1/23 フィルムの乾燥とプロセスの最適化、トラブル対策 オンライン
2026/1/23 粉体プロセスにおけるトラブル事例とその対策のポイント オンライン
2026/1/23 粒子分析技術の基礎、測定・評価と応用 オンライン
2026/1/26 粉体・微粒子における帯電・付着力とコントロールおよびその評価 オンライン
2026/1/26 常温型フッ素コーティングによる防湿・絶縁・耐酸・撥水・撥油・離型技術とPFAS規制の最新状況 オンライン
2026/1/26 化粧品規制 (EU、ASEAN、中国、米国、日本) と化粧品に影響する化学品規制解説・動向 東京都 会場
2026/1/27 医薬品・部外品・化粧品分野で必要な品質管理/検査に役立つ化学分析の基礎 オンライン
2026/1/27 微粒子分散系の安定性評価の考え方と「ポテンシャル曲線」の描き方・読み方・使い方 オンライン
2026/1/27 化粧品安定性試験の進め方と自社基準設定のポイント及びトラブル対応 オンライン
2026/1/27 常温型フッ素コーティングによる防湿・絶縁・耐酸・撥水・撥油・離型技術とPFAS規制の最新状況 オンライン
2026/1/28 分散剤の選択、添加、配合の総合知識とノウハウ オンライン

関連する出版物

発行年月
2025/7/14 粉体混合技術〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2025/7/14 粉体混合技術〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2025/5/26 表面プラズモン技術〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2025/5/26 表面プラズモン技術〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2025/4/30 非フッ素系撥水・撥油技術の開発動向と性能評価
2025/4/21 塗料技術〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2025/4/21 塗料技術〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2024/11/29 ファインケミカル、医薬品の連続生産プロセス
2024/8/30 塗工液の調製、安定化とコーティング技術
2024/4/1 反射防止フィルム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/4/1 反射防止フィルム 技術開発実態分析調査報告書
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/11/30 造粒プロセスの最適化と設計・操作事例集
2023/8/31 分散剤の選定法と効果的な使用法
2023/8/31 “ぬれ性“の制御と表面処理・改質技術
2023/5/31 塗布・乾燥のトラブル対策
2022/5/20 コーティング技術の基礎と実践的トラブル対応
2021/12/24 動的粘弾性測定とそのデータ解釈事例
2021/3/26 超撥水・超撥油・滑液性表面の技術 (第2巻)
2021/3/26 超撥水・超撥油・滑液性表面の技術 (第2巻) (製本版 + ebook版)