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ロボットの自律移動技術の現状と実用化に向けての課題

ロボットの自律移動技術の現状と実用化に向けての課題

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2016年2月3日(水) 13時30分 16時30分

プログラム

 近年、家庭用掃除ロボットやコミュニケーション型パーソナルロボットなどが個人の生活の中に入り込み、生活環境の中で移動するロボットがより身近なものになっている。中でも、自律移動機能は移動ロボットに要求される機能の中でも重要な機能に位置付けられ、各種サービスを提供するためには、必要性が極めて高い機能の1つである。さらに、現在世界中の自動車メーカ等が自動運転カーの普及に向けて精力的に技術開発を推進しており、多方面に渡って自律移動関連技術の高度化や高信頼化が進んでいる。
 本講演では、まずロボット産業全体を俯瞰し、工場内等の産業用途も含めて、各応用分野で使われている現状の自律移動技術や位置推定技術について概説する。次に、例として講演者らが開発中の、市街地等の屋外環境や施設内をシームレスに自律走行する車いすロボット、オフィス内を自動で動きサービスを提供する自律移動ロボットを取り上げ、それらのロボットで使われている自律移動技術に関して詳説する。さらに、つくば市で実施している自律移動型モビリティの実証試験や関連法規制緩和などに関して紹介する。最後に、今後の自律移動技術開発の実用化に向けた課題について、将来展望も含めて述べる。

  1. ロボット産業の現状
  2. ロボット自律移動技術の現状
  3. 自律走行車いすの自律移動技術
  4. 屋内自律移動ロボットへの適用
  5. 自律移動型モビリティの公道走行実証試験と関連法規制緩和
  6. ロボット自律移動技術の将来展望

講師

  • 松本 治 (ロボット)
    国立研究開発法人 産業技術総合研究所 ロボットイノベーション研究センター
    総括研究主幹

会場

株式会社オーム社 オームセミナー室
東京都 千代田区 神田錦町3-1
株式会社オーム社 オームセミナー室の地図

主催

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