技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

プラズモニクスの基礎と光デバイスへの応用

プラズモニクスの基礎と光デバイスへの応用

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、プラズモニクスの基礎と光デバイスへの応用について詳解いたします。

開催日

  • 2015年9月30日(水) 13時00分16時30分

修得知識

  • 急速に注目を集めている新技術「プラズモニクス」の基礎
  • プラズモニクス研究の最新動向、特に高効率LED、太陽電池応用
  • 簡単で劇的な効果が得られることなど、プラズモニクスの様々な利点
  • プラズモニクスを利用して、各種光デバイスの効率を改善する方法
  • ナノ構造によってプラズモニクスを制御・利用する方法
  • プラズモニクスの幅広い分野への応用可能性と将来展望

プログラム

 プラズモニクスとは、金属界面で光と電子を結合させることにより、これまで思いもしなかった斬新・ユニークな光物性・光機能性を創り出す技術です。近年の急速なナノテクノロジーの発展に伴って、ナノの世界で光を制御・利用することを可能にし、様々な新奇光デバイスをもたらすものとして注目を集めています。本セミナーでは、その基本原理から、LED、レーザー、太陽電池等の光デバイスへの応用まで、わかりやすく解説します。 例えばプラズモニクスによって、近い将来に蛍光灯に代わり得る高効率固体発光素子や、世界のエネルギー問題に貢献しうる高効率・超薄膜太陽電池の実現が期待されています。多くの可能性を秘めたプラズモニクスを、本セミナーによって少しでも多くの方々に知っていただき、様々な分野の発展に役立てていただければと願っています。

  1. ナノフォトニクスの基礎
    1. 幾何光学と波動光学
    2. 有限差分時間領域 (FDTD) による電磁界解析
    3. 光の回折限界を超えるナノフォトニクス
    4. 近接場光学とフォトニック結晶
  2. 表面プラズモン (SP) の基礎
    1. 伝搬型表面プラズモンポラリトン (SPP)
    2. 局在型表面プラズモン (LSP)
    3. ナノ構造による表面プラズモン共鳴の制御
    4. 高感度センサーへの応用 (SPR, SERS)
  3. SPの新しい光学応用-プラズモニクス-
    1. プラズモニクスの定義と命名
    2. プラズモン導波路
    3. プラズモニック・バンドギャップ
    4. 異常透過光増強
  4. 高効率LEDへの応用
    1. 青色LED材料のさらなる高効率化
    2. 高効率発光のメカニズム
    3. 高効率プラズモニックLEDの開発
    4. プラズモニック発光のさらなる可能性
  5. 高効率太陽電池への応用
    1. プラズモニック太陽電池の原理
    2. SPP、LSPを利用した太陽電池
    3. ペロブスカイト型太陽電池への応用
    4. プラズモン誘起電荷分離と光触媒
  6. プラズモニクスのさらなる応用と展望
    1. プラズモニック・メタマテリアル
    2. スーパーレンズと光クローキング
    3. グラフェンを用いたプラズモニクス
    4. プラズモニック・レーザー

講師

  • 岡本 晃一
    大阪府立大学 大学院 工学研究科 電子物理工学分野
    教授

会場

東宝土地 株式会社 高橋ビルヂング
東京都 千代田区 神田神保町3-2
東宝土地 株式会社 高橋ビルヂングの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 40,000円 (税別) / 43,200円 (税込)
複数名
: 30,000円 (税別) / 32,400円 (税込)

案内登録割引・複数名同時申込割引

S&T出版からの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。

  • STbook会員登録を希望する方
    2名様まで 37,963円(税別) / 41,000円(税込) で受講いただけます。
    追加1名あたり 27,963円(税別) / 30,200円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 37,963円(税別) / 41,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 37,963円(税別) / 41,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 65,926円(税別) / 71,200円(税込)
  • STbook会員登録を希望しない方
    2名様まで 40,000円(税別) / 43,200円(税込) で受講いただけます。
    追加1名あたり 30,000円(税別) / 32,400円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 40,000円(税別) / 43,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 43,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 70,000円(税別) / 75,600円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/6/19 蛍光体開発者 & ユーザー向け 技術と市場の最新トレンド オンライン
2025/6/26 ホログラフィ技術の基礎と車載用ヘッドアップディスプレイへの応用 オンライン
2025/6/27 AI対応モバイル機器搭載 OLEDディスプレイの低消費電力化技術の全容と動向 オンライン
2025/7/4 プラスチックレンズの基礎とトラブル対策事例 オンライン
2025/7/15 分光エリプソメトリーの基礎と薄膜測定技術 オンライン
2025/7/17 次世代ディスプレイ技術の開発状況と展望 オンライン
2025/7/18 次世代ディスプレイ技術の開発状況と展望 オンライン
2025/7/24 宇宙太陽光発電の実用化に向けた最新の国内外研究開発動向と残された課題 東京都 会場・オンライン
2025/7/24 AR/VR/MR向けマイクロディスプレーと世界のプレーヤーの技術・戦略 オンライン
2025/7/29 有機薄膜太陽電池の高効率化、耐久性向上技術と実用化展望 オンライン
2025/7/30 ディスプレイ材料・実装技術の進展と将来展望 オンライン
2025/7/31 ペロブスカイト太陽電池の高効率化・高耐久性化技術と今後の展望 オンライン
2025/8/4 高屈折率ポリマーの分子設計、合成手法と屈折率の測定方法 オンライン
2025/8/4 AR/VR/MR向けマイクロディスプレーと世界のプレーヤーの技術・戦略 オンライン
2025/8/6 メタマテリアル・メタサーフェスの原理とレンズ・音響制御への展開および研究開発戦略 オンライン
2025/8/8 有機EL (OLED) 、μOLED、μLED、液晶、量子ドットなどの次世代ディスプレイ技術の現状と展望 オンライン
2025/8/18 高屈折率ポリマーの分子設計、合成手法と屈折率の測定方法 オンライン
2025/8/18 有機EL (OLED) 、μOLED、μLED、液晶、量子ドットなどの次世代ディスプレイ技術の現状と展望 オンライン
2025/8/18 ディスプレイ材料・実装技術の進展と将来展望 オンライン
2025/8/22 ナノフォトニック構造の原理と応用 オンライン

関連する出版物

発行年月
2025/6/2 発光ダイオード (LED) 〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2025/6/2 発光ダイオード (LED) 〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2025/5/26 表面プラズモン技術〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2025/5/26 表面プラズモン技術〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2025/4/7 ペロブスカイト太陽電池〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2025/4/7 ペロブスカイト太陽電池〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/4/22 トプコングループ
2024/4/22 トプコングループ (CD-ROM版)
2023/1/16 ペロブスカイト太陽電池〔2023年版〕 (PDF版)
2023/1/16 ペロブスカイト太陽電池〔2023年版〕
2022/12/22 マイクロLED/ミニLEDの最新動向・市場予測2022
2022/6/17 2022年版 電子部品市場・技術の実態と将来展望
2021/12/10 2022年版 スマートデバイス市場の実態と将来展望
2021/8/30 ディスプレイデバイスの世代交代と産業への衝撃
2021/6/18 2021年版 電子部品・デバイス市場の実態と将来展望
2021/3/31 スマートウィンドウの進化と実用化
2021/1/22 2021年版 太陽光発電市場・技術の実態と将来展望
2020/12/11 2021年版 スマートデバイス市場の実態と将来展望
2020/10/29 最新ディスプレイ技術トレンド 2020
2020/7/17 2020年版 電子部品・デバイス市場の実態と将来展望