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意思決定にむけたターゲットプロダクトプロファイルの設定

意思決定にむけたターゲットプロダクトプロファイルの設定

~TPPを用いた意思決定への反映方法とTPPと事業性評価の連動性 / TPP作成ポイント、タイミング、作成部署、早期段階での策定方法~
オンライン 開催
  • ライブ配信セミナーには、特典としてアーカイブ配信が付きます。
  • アーカイブ配信の視聴期間は2025年9月10日〜25日を予定しております。
  • ライブ配信を受講しない場合は、「アーカイブ配信」をご選択ください。

概要

本セミナーでは、開発品の価値評価や意思決定に用いられる事業性評価の概念を解説し、その基になる製品プロファイル (TPP) をどのように作成し、評価・分析につなげて、意思決定に活用するのか、ポイントを整理して事例を交えて解説いたします。

開催日

  • 2025年8月27日(水) 13時00分16時30分

受講対象者

  • 研究開発、ライセンス、市場調査、マーケティング、製薬などの担当者
  • 事業性評価の担当者

修得知識

  • 正味現在価値 (NPV) と不確実性を考慮した正味現在価値 (eNPV)
  • 意思決定の質を高めるために重要な6つの要素
  • 不確実性要素 (シナリオ、幅) の留意点と推計方法
  • TPP作成のタイミングと3つのポイント
  • 売上予測のポイント (ピークシェア、浸透スピード、コンプライアンス、薬価)
  • ポートフォリオ分析による開発品の優先度設定の実施方法

プログラム

 医薬品開発には、長期的かつ多額な費用と人的資源を要する一方で、成功確率が低いため、投資の意思決定は慎重にならざるを得ない。経営としては見込みの薄い開発品への投資は避けたいが、各部門・部署・製品チームは各々の虎の子を守るべく、社内コンフリクトが発生する可能性もある。一方、選り好みをするほど開発品が多くないのも現実であり、失敗するまで投資を続けるといった悲劇も起きかねない。
 本セミナーでは、開発品の価値評価や優先度設定の判断基準として用いられる事業性評価を取り上げ、その基になる製品プロファイル (TPP) をどのように作成し、事業性評価を通じて意思決定や製品価値最大化に活用するのか、ポイントを整理し事例も交えて解説する。
 本セミナーを通じて、経営企画、研究開発、ライセンス、市場調査、マーケティング、製薬などご担当の方には、事業性評価がどのように実施され、意思決定に活用されているのかを学ぶこと、また事業性評価をご担当の方には、どのように事業性を評価して経営や製品チームに貢献していくのかを参考に、課題解決の一助となることを期待する。

  1. 中外製薬 株式会社 とは?
    1. 会社概、ミッションステートメント
    2. 自主独立経営を行うビジネスモデル、ロシュとの戦略的提携
  2. 製品ポテンシャルを可視化する売上予測とその概念
    1. 売上予測の4つの目的とタイミング、典型的な予測モデル
    2. 売上予測の研究開発ステージと粒度
    3. ビジネスの価値評価として売上予測は万能か
    4. 意思決定を惑わす様々な認知バイアス
    5. 戦略的マネジメントとオペレーションマネジメントの関係
  3. 意思決定を支援する事業性評価とその概念
    1. 事業性評価のゴール、4つの目的とタイミング
    2. 事業性評価を理解する上での重要な指標
    3. 事業リスクと4つの事業性評価の実施方法
    4. 正味現在価値 (NPV) と不確実性を考慮した正味現在価値 (eNPV)
    5. 意思決定の質を高めるために重要な6つの要素
  4. 意思決定に向けたTPPの設定
    1. TPP作成の意義と作成のポイント
    2. TPP作成タイミングと作成部署
    3. 早期段階でのTPPの策定方法
    4. 環境分析とTPPの関係
    5. TPPを達成した製品で将来のUMNは変わり得る
    6. TPP作成のための市場からのインサイト抽出方法
    7. TPPに重要な3つのポイント
    8. 事例から見えてくるTPPの重要性
  5. 製品チームや経営から信頼の得られる事業性評価を目指して
    1. 中外製薬のLCM体制
    2. 中外製薬での事業性評価実施の流れと、確認ポイント
    3. 事業性評価がネガティブとなった場合の対処方法
    4. 事業性評価の役割と目指すところ
    5. 市場調査と事業性評価の関係
    • 質疑応答

講師

  • 高山 健次
    中外製薬 株式会社 ビジネスインサイト&ストラテジー部
    ビジネスアナリシスプロフェッショナル

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 34,400円 (税別) / 37,840円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 34,400円(税別) / 37,840円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

ライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。

  • ライブ配信セミナーには、特典としてアーカイブ配信が付きます。
  • アーカイブ配信の視聴期間は2025年9月10日〜25日を予定しております。
  • ライブ配信を受講しない場合は、「アーカイブ配信」をご選択ください。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • 「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 別途、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
  • アーカイブ配信の視聴期間は2025年9月10日〜25日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

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