技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

AI/生成AIを活用した研究開発の意思決定と評価軸の考え方

AI/生成AIを活用した研究開発の意思決定と評価軸の考え方

~生成AI、AI技術を活用した研究開発プロセスにおける意思決定の高度化 / 生成AIが導き出した答えの説明可能性、透明性を確保する方法~
オンライン 開催

開催日

  • 2024年12月13日(金) 10時00分 17時15分

プログラム

第1部 AIを活用した人の能力評価の可能性 – 創造性を例として –

(2024年12月13日 10:00〜11:30)

 人の能力は機械的に評価できるものではなく、人による判定が必要となる。同じ人物を評価しても、評価者によって結果が異なることがある。そのため、通常は複数の人によって評価し、結果を調整する。定められた手順による評価であっても、結果に疑問を持つことは少なからずある。では、AIに人の評価を任せれば、誰もが納得できる評価を得ることはできるのだろうか。
 そもそもAIは人を評価できるのか。本講演では、創造性を例にとりあげ、容易には判定できない人の能力評価におけるAI活用の課題を提示したい。

  1. はじめに:人の能力評価について
  2. AIが人の能力を評価するために – 創造性を例としてー
    1. 創造性の定義
    2. 創造性の測定尺度と課題
    3. 創造性を新たに定義する – 創造性の思考三位一体理論 –
    4. 創造性測定尺度の試作と課題
    5. 創造性測定尺度の開発
    6. 創造性測定尺度の信頼性
    7. 創造性測定尺度の妥当性
    8. 創造性測定尺度の課題
    9. 創造性の機械採点の試行
    10. 創造性のAI採点の試行
  3. 終わりに:AIは人の能力を評価できるのか
    • 質疑応答

第2部 生成AI時代の意思決定テクノロジーと研究開発での活用

(2024年12月13日 12:15〜13:45)

 本講演では、生成AIの進化がもたらす意思決定テクノロジーの進展について解説します。
 企業の研究開発などにおける活用事例を交え、生成AIを活用した意思決定テクノロジーによる意思決定プロセスの高度化や、ビジネスにおける新たな価値創出、競争力強化への貢献について考察し、今後の課題と展望を示します。

  1. 意思決定テクノロジーの進化の背景
  2. 意思決定テクノロジーの概要
  3. AI・生成AIを活用した意思決定プロセスの高度化
  4. 意思決定テクノロジーの活用事例
  5. 研究開発領域における意思決定テクノロジーの新たなアプローチ
  6. ビジネス競争力強化への生成AI・意思決定テクノロジーの貢献
  7. 課題とリスクへの対処法
  8. 意思決定テクノロジーがもたらす今後の展望
    • 質疑応答

第3部 AI/DX利活用状況と意思決定支援向け応用研究

(2024年12月13日 14:00〜15:30)

 昨今の人材不足の影響もあり、業務のDX化は急務を要している。さらに業務遂行の際の意思決定支援や、業務そのものをAIに代行させる業種も出現してきている。本講演では、現状の国内外のAI/DXの利活用状況や、意思決定支援技術の概略と課題について概説する。
 また、AIを活用するためには良質の大量データが必要であり、データ取得のためのセンシング技術や、それらのデータを利用した応用事例についても紹介する。

  1. AI/DXの国内外の取り組み
  2. 意思決定支援技術
    1. 意思決定モデル
    2. AI適用の課題
  3. 研究事例紹介
    1. センシング技術 (人流、気象)
    2. 避難誘導への応用
    3. 気象予測への応用
  4. まとめと今後の展望
    • 質疑応答

第4部 意思決定プロセスへのAI/生成AI活用と評価軸の考え方

(2024年12月13日 15:45〜17:15)

 AIや生成AIの進化は、企業の研究開発における意思決定プロセスに大きな変革をもたらしています。
 本セミナーでは、AI技術を活用した研究開発における戦略的な意思決定の方法や評価軸について解説します。具体的には、生成AIの応用範囲や倫理的課題を含め、企業がどのようにしてAI技術を適切に導入し、その成果を効果的に評価するかについて深掘りします。最新の事例や技術動向を交え、参加者に実践的な知見を提供します。

  1. AI技術と生成AIの基本概念
  2. 生成AIの研究開発における応用事例
  3. AI導入による競争優位性の確保
  4. 研究開発プロセスにおける意思決定への生成AIの影響
  5. 生成AI導入のメリットとリスク
  6. 戦略的なAI技術の導入計画とロードマップ
  7. 生成AIの倫理的課題とリスク管理
  8. AIプロジェクトの評価指標とKPI設定
  9. 生成AIの研究向けファインチューニングについて
  10. 生成AIの説明可能性と透明性の確保
  11. AI技術を活用した研究開発の効率化
  12. 生成AIの費用対効果と投資対効果の評価
  13. AIと知的財産権の管理
  14. 最新のAI技術動向と今後の展望
  15. 人間とAIの協働によるイノベーションの促進
    • 質疑応答

講師

  • 堀上 明
    大阪産業大学 経営学部 経営学科
    教授
  • 鷺森 崇
    株式会社 野村総合研究所 DX基盤事業本部 IT基盤技術戦略室
    エキスパートリサーチャー
  • 尾崎 敦夫
    大阪工業大学 情報科学部 情報知能学科
    教授
  • 田本 芳文
    株式会社MatrixFlow
    代表取締役

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 60,000円 (税別) / 66,000円 (税込)
複数名
: 55,000円 (税別) / 60,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 55,000円(税別) / 60,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 110,000円(税別) / 121,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 165,000円(税別) / 181,500円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/10/15 人工知能の最新技術動向 (CVPR/KDD) オンライン
2024/10/15 特許請求の最新事例をふまえた遺伝子治療/再生医療の特許戦略 オンライン
2024/10/16 共同研究/開発契約の進め方と秘密保持契約の対応ノウハウ オンライン
2024/10/17 Pythonを用いたスペクトルデータ解析の実践法 オンライン
2024/10/18 ChatGPTを活用したPythonデータ分析 オンライン
2024/10/21 研究・開発業務における生成AIのプロンプトエンジニアリングと具体的活用事例 オンライン
2024/10/21 数値限定発明、パラメータ発明の特許要件と強い特許明細書の作成 オンライン
2024/10/21 R&D部門での生成AI導入と特許評価、情報収集、戦略策定への活用 オンライン
2024/10/25 他社特許の分析方法と自社特許の強化方法 オンライン
2024/10/28 技術者・研究開発者に必要な特許出願、権利化のための知識 オンライン
2024/10/28 知識ゼロから始めるChatGPTの基礎と正しい活用法 オンライン
2024/10/28 デジタルヘルス分野の出願戦略の策定と特許査定クレーム事例からみる記載方法 オンライン
2024/10/28 生成AIを活用した医薬品特許戦略の新たな視点 (タイミングと特許調査) オンライン
2024/10/29 IPランドスケープによる戦略的な知財活動の進め方 オンライン
2024/10/30 特許情報からみたメタマテリアル/メタサーフェスが促す光/電子デバイス材料設計の新潮流 2024 オンライン
2024/10/30 医薬品・バイオ技術のライセンスイン・アウトの実務ポイント オンライン
2024/10/31 マテリアルズ・インフォマティクス入門 オンライン
2024/11/5 他社特許明細書/特許請求の範囲の解釈と対策方法 オンライン
2024/11/8 スモールデータ解析の方法と実問題解決への応用 オンライン
2024/11/11 IPランドスケープによる戦略的な知財活動の進め方 オンライン

関連する出版物

発行年月
2009/2/5 国内自動車メーカー12社分析 技術開発実態分析調査報告書
2009/2/5 自動車ゴム製品12社分析 技術開発実態分析調査報告書
2009/2/5 ガス業界16社分析 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2009/1/15 ヒートアイランド対策 技術開発実態分析調査報告書
2009/1/15 工作機械メーカ 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2009/1/15 ヒートアイランド対策 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2009/1/15 工作機械メーカ 技術開発実態分析調査報告書
2009/1/5 東レGと帝人G分析 技術開発実態分析調査報告書
2009/1/5 日産自動車分析 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2009/1/5 日産自動車分析 技術開発実態分析調査報告書
2009/1/5 花王 分析 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2009/1/5 東レGと帝人G分析 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2009/1/5 花王 分析 技術開発実態分析調査報告書
2008/11/1 フレキシブル電子デバイス 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2008/11/1 フレキシブル電子デバイス 技術開発実態分析調査報告書
2008/9/1 半導体製造用炭化ケイ素 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2008/9/1 半導体製造用炭化ケイ素 技術開発実態分析調査報告書
2008/7/10 携帯機器用燃料電池 技術開発実態分析調査報告書
2008/7/10 携帯機器用燃料電池 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2008/5/25 無人搬送システム 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)