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インピーダンス測定・解析

インピーダンス測定・解析

~予備知識がなくても理解できる交流インピーダンス測定・解析法~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、電気化学の基礎の基礎から測定・解析の具体的事例まで講師に丁寧に解説頂きます。

開催日

  • 2024年10月25日(金) 10時30分 17時00分

修得知識

  • 電池と電気化学の基礎知識
  • 材料と電気物性との関係
  • 電池にインピーダンス測定を応用するのに必要な基礎知識

プログラム

 本講座では、主にリチウム電池にかかわるインピーダンス測定・解析法を取り上げます。インピーダンス測定に悩む方のほとんどは、数式などにとらわれて電池の本質を見失いがちです。だからこそ、道を踏み違えないよう、電池の本質を見直しておきたいです。また電池は総力戦です。狭い専門知識だけでなく、広く見渡す力が求められます。本講座では電気化学測定法としてのインピーダンスに軸足をおき、化学や電気について初歩をおさらいしつつ、目標に向かって最初の一歩を踏み出せるようお手伝いします。

  1. 電気化学の基礎の基礎
    1. 身近なインピーダンス測定の応用
      • 体脂肪計
      • 塩分計
    2. 直流と交流、電気抵抗と静電容量
      • 電気回路の描き方
    3. 回路計とオシロスコープ
      • 電圧、電流、波形の読み取り
    4. 電池の仕組みと電気の流れ
      • 電池式の書き方と電極の種類と呼び方
    5. 電池の起電力と化学平衡
      • 心電図にも使われる銀塩化銀電極
    6. 分解電圧、過電圧と反応速度
      • エネルギーの効率と損失
    7. ボルタ電堆からリチウムイオン二次リチウム電池へ
      • 電池の進化と複雑化
    8. リチウムイオン二次リチウム電池
      • 材料と構造
    9. 電池内部における電場と電流密度、電気力線
  2. 電池のインピーダンスと材料物性
    1. 電池の 電気抵抗と 静電容量の非直線性
      • 電圧
      • 電流
      • 電気量
    2. 電池の性能とインピーダンス
      • 電池の起電力と内部抵抗
    3. 電池の形状と電池の性能
      • 電極面積
      • 電極間距離
      • セル定数
    4. 全電池と半電池
      • 参照電極を使った測定
    5. 実用電池を構成する材料
      • 活物質
      • 導電材
      • 電解液
      • バインダー
      • 集電体
    6. バルクと界面
      • 等価回路と非直線性
    7. バルクの物性値
      • 溶液抵抗と導電率
      • 電極の体積抵抗率
      • 静電容量と誘電率
    8. 界面特性値
      • 反応抵抗と反応過電圧
      • 界面抵抗
      • 電気二重層容量
    9. 固体間接触
      • 接触抵抗
      • 固体電解質
  3. インピーダンス測定から解析まで
    1. 評価セルの設計
      • 材料評価
      • 構造評価
      • システム評価
    2. 周波数応答と 過渡応答
      • LCRメーター
      • FRA
      • フーリエ変換
    3. 電池の直流成分の取り扱いとインピーダンス
      • セルの接続と測定条件
    4. デジタルノイズとインピーダンス
      • AD・DA変換とサンプリング精度
    5. サイクリックボルタンメトリーとインピーダンス
      • 電位制御
    6. 充放電試験とインピーダンス
      • 電流制御
    7. ボードプロットとコールコールプロット
      • データの解釈と応用
    8. 周波数特性と等価回路
      • ガルバニック過程や拡散過程の取り扱い
  4. インピーダンス測定とバッテリマネジメント
    1. 合材スラリーの分散度や乾燥状態の把握
      • 製造工程管理への応用
    2. 内部抵抗とバッテリーの熱管理
      • 組電池としてのバッテリーとエネルギー密度
    3. インピーダンス測定とバッテリーの残量予測
      • 残量予測は組成推定
    4. 電池の容量減少と内部抵抗上昇
      • 劣化診断と寿命評価への応用
    5. バッテリマネジメント
      • パワーエレクトロニクスとインターネット
    6. みんなでやろうAI解析
      • ビッグデータ活用に向けて
    • 質疑応答

講師

  • 立花 和宏
    山形大学 大学院 理工学研究科
    准教授

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
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受講料

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: 36,200円 (税別) / 39,820円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
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    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
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アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
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  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
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