技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

高分子合成におけるラジカル重合の基礎講座

高分子合成におけるラジカル重合の基礎講座

オンライン 開催

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2024年8月1日〜8日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2024年8月6日まで承ります。

概要

本セミナーでは、工業的に最重要の高分子合成法であり、高分子の全生産量の50%以上に適用されるラジカル重合の基礎を解説いたいます。
また、機能性高分子を中心に高分子の精密設計・合成に有用なリビングラジカル重合の基礎と応用や、ラジカル重合の代表的な工業プロセスについても紹介いたします。

開催日

  • 2024年7月31日(水) 12時30分 16時30分

修得知識

  • ラジカル重合の基礎
  • ラジカル重合の工業プロセスの基礎
  • 高分子の設計・合成に有用なリビングラジカル重合の基礎

プログラム

 工業的に最重要の高分子合成法であり、高分子の全生産量の50%以上に適用されるラジカル重合の基礎を解説する。ラジカル重合には、種々のビニルモノマーに適用できる、再現性が高い、反応媒体に水の使用が可能といった利点がある。また、機能性高分子を中心に高分子の精密設計・合成に有用なリビングラジカル重合の基礎と応用や、ラジカル重合の代表的な工業プロセスについても紹介する

  1. 高分子合成の基礎
    1. 高分子合成の分類
    2. 連鎖重合
    3. 逐次重合
  2. ラジカル重合の基礎
    1. 素反応・動力学
    2. ラジカル重合性モノマー
    3. 開始剤の選定
    4. 重合の禁止と抑制
    5. 連鎖移動反応
      1. 溶媒等の連鎖移動定数
      2. 代表的な連鎖移動剤
    6. 重合方法・反応場
      1. 塊状重合
      2. 溶液重合
      3. 懸濁重合
      4. 乳化重合
      5. 分散重合
    7. 共重合
      1. さまざまな構造の共重合体
      2. モノマー反応性比
      3. 共重合組成式・組成曲線
  3. リビングラジカル重合の基礎
    1. リビングラジカル重合の概念
    2. 原子移動ラジカル重合 (ATRP)
    3. 可逆的付加開裂型連鎖移動 (RAFT) 重合
    4. リビングラジカル重合による精密高分子合成
  4. ラジカル重合の工業プロセスの基礎
    1. ポリスチレン
    2. アクリル樹脂
    3. ポリ塩化ビニル

講師

  • 宇山 浩
    大阪大学 大学院 工学研究科 応用化学専攻
    教授

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

  • 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2024年8月1日〜8日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/7/26 熱分析の基礎、測定と正しいデータ解釈 オンライン
2024/7/26 ソフトマテリアルの先進加工による柔軟・伸縮可能エレクトロニクス オンライン
2024/7/26 高分子難燃化・不燃化の基礎と難燃性評価およびその規制動向 オンライン
2024/7/29 リサイクルプラスチックの機械特性改善、高品質化 オンライン
2024/7/29 リグニンの基礎と単離技術および機能性材料の創出 オンライン
2024/7/29 エポキシ樹脂と硬化剤の種類と特徴、硬化物の構造と特性、変性・配合改質およびエレクトロニクス用途の技術動向 オンライン
2024/7/29 フィルム延伸時の分子配向と結晶化のメカニズムと制御方法 オンライン
2024/7/29 プラスチック成形品の劣化・破壊メカニズムと破面の特徴 オンライン
2024/7/30 ゴムの配合・混練・加工技術とトラブル対策への活用事例 オンライン
2024/7/30 次世代モビリティまでも俯瞰した車載用プラスチックの現状と動向 オンライン
2024/7/30 マテリアルズ・プロセスインフォマティクスの基礎とポリマー材料設計への応用 オンライン
2024/7/30 プラスチックフィルムの基礎から最新動向まで オンライン
2024/7/31 熱可塑性エラストマーの基礎 オンライン
2024/7/31 ポリマーアロイにおける分散構造、界面構造の形成とモルフォロジーの観察・解析手法 オンライン
2024/7/31 架橋技術入門 オンライン
2024/8/2 押出加工の基本技術とトラブル対策、品質向上策 オンライン
2024/8/2 ポリマーアロイ・ブレンドで物性を制御するには? オンライン
2024/8/2 マテリアルズ・プロセスインフォマティクスの基礎とポリマー材料設計への応用 オンライン
2024/8/5 高分子分散剤の種類、作用機構、取捨選択と効果的に活用するための必須知識 オンライン
2024/8/6 UV硬化樹脂の基礎とトラブル対策 オンライン

関連する出版物

発行年月
2016/8/31 ポリマーアロイにおける相溶性の基礎と物性制御ノウハウ
2014/11/30 繊維強化プラスチック(FRP)〔2015年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/8/28 高分子の劣化・変色メカニズムとその対策および評価方法
2014/7/15 乳化・懸濁重合法の基礎と応用
2014/6/15 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/6/15 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/9/2 機能性エラストマー市場の徹底分析
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書
2013/4/5 高分子の延伸による構造と配向の発現およびそれらの制御法を利用した材料開発
2013/2/28 吸水性樹脂 技術開発実態分析調査報告書
2013/2/28 吸水性樹脂 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2012/11/1 高分子の結晶化メカニズムと解析ノウハウ
2012/9/27 熱膨張・収縮の低減化とトラブル対策
2012/9/20 フッ素樹脂 技術開発実態分析調査報告書
2012/9/20 フッ素樹脂 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2012/5/28 微量ガスの高感度分析方法
2011/11/25 アクリル酸エステル 技術開発実態分析調査報告書
2011/6/20 高分子材料のフラクトグラフィ
2010/12/15 エポキシ樹脂市場の徹底分析