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遺伝子治療のベクター、プロモーター、化学修飾、DDS技術を中心とした特許戦略

遺伝子治療のベクター、プロモーター、化学修飾、DDS技術を中心とした特許戦略

~遺伝子治療の実用化のために必要な要素技術の特許動向とその分析、活用方法~
オンライン 開催

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2024年6月10日〜20日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2024年6月10日まで承ります。

概要

本セミナーでは、遺伝子治療薬の特許動向 (国内・外国) と今後の方向性等、研究開発や特許実務に活かせる知識を詳解いたします。

開催日

  • 2024年5月31日(金) 10時30分 16時30分

修得知識

  • 遺伝子治療薬の特許動向 (国内・外国) と今後の方向性
  • 遺伝子治療薬に関する特許実務の課題
  • 質の高い最適な特許出願と権利化のポイント
  • 遺伝子治療薬に関する特許の活用方法
  • 特許活用を視野に入れた研究開発や特許実務
  • 遺伝子治療薬に関する登録特許の最新事例
  • 特許の最新事例に基づいた研究戦略や特許戦略の策定

プログラム

 近年、遺伝子治療への期待が高まっています。特に、医薬品業界では、遺伝子治療の研究開発や実用化が推進され、特許出願も積極的に行われています。このような遺伝子治療について研究開発や実用化を推進するためには、特許戦略の構築が必要不可欠です。特に、遺伝子治療に用いるベクター、プロモーター、化学修飾、DDS技術について検討することにより、研究成果を事業活動に最大限に活かすことができます。
 本講演では、このような観点から、遺伝子治療の特許戦略について解説します。

  1. 遺伝子治療の現状と課題
    1. 遺伝子治療の特許出願動向 (国内・外国)
    2. 遺伝子治療の特許行政の動向
    3. 遺伝子治療の薬事行政の動向
  2. 遺伝子治療に関する各分野 (疾患別) の特許分析
    1. 各種癌・腫瘍
      • CAR-T細胞療法を含む
    2. ウイルス感染症
      • HIV/AIDS
      • B型/C型肝炎ウイルスなど
    3. 遺伝性疾患
      • 先天性免疫不全症
      • 血友病など
    4. 心血管疾患
      • 閉塞性動脈硬化症
      • 狭心症
      • 心筋梗塞等
    5. 神経疾患
      • パーキンソン病
      • アルツハイマー病
      • ALS等
    6. 眼疾患
      • 網膜色素変性
      • 加齢黄斑変性など
  3. 遺伝子治療に関する要素技術の特許分析
    1. 核酸医薬 (mRNA等) の応用
    2. ウイルスベクター/プラスミドベクター、各種プロモーター
    3. 化学修飾の選択、化学修飾の導入方法、その他
    4. 標的特異性、体内安定性、ナノ粒子の利用などのDDS技術
    5. ゲノム編集技術の応用 (ex vivo、in vivo) 、ゲノム編集治療
    6. 再生医療
      • 幹細胞
      • iPS細胞
      • 3D培養法
      • オルガノイド
  4. 遺伝子治療に関する研究開発と特許出願の課題
    1. 特許出願のタイミングと注意点
    2. 研究開発に必要な特許調査の注意点
    3. 研究開発戦略と特許戦略の一体化
    4. 今後の研究開発戦略の方向性
  5. 遺伝子治療に関する特許実務の課題
    1. 広くて強い特許とは、どのような特許か
    2. どの程度の進歩性が要求されるのか
      • 従来技術との比較データなど
    3. どの程度の開示が要求されるのか
      • 実験データ
      • 薬理データ
    4. 特許審査 (拒絶理由) への対応
  6. 遺伝子治療に関する特許の活用方法
    1. 遺伝子治療薬に関連する特許ライセンスの課題
    2. 遺伝子治療薬のライセンス活動の実務上の留意点
    3. 他社の特許を侵害しない方法
    4. 事業戦略と特許戦略の一体化
  7. 遺伝子治療に関する登録特許の最新事例 (審査経緯の分析)
    1. 特許請求の範囲の最新事例
      • 国内
      • 外国
    2. 実施例は、どの程度、開示するべきか
    3. 進歩性や開示要件は、どの程度、要求されるのか
    4. 諸外国の登録特許の事例との比較
      • 米国
      • 欧州
      • 中国など
    5. 事例を踏まえた最適な明細書・クレームの提案
    • 質疑応答

主催

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お問い合わせ

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: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
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    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

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  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

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  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

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