5G、車載用MLCCに対応した材料技術、プロセス技術
積層セラミックコンデンサ (MLCC) の基礎と技術・市場動向
~「車載」 「IoT」 「5G」 、更なる需要増大が見込まれるMLCCの開発、製造、使用における課題の克服~
オンライン 開催
概要
本セミナーでは小型・大容量化、5G 、車載用MLCCに向けた必要な要素技術を基礎から確認いたします。
開催日
-
2024年5月24日(金) 13時00分
~
16時00分
受講対象者
- MLCCで課題を抱えている方
- MLCCの生産に必要な材料、設備メーカーにおける研究開発、製造、販売に携わる方
- MLCCを使用する製品の設計技術者
修得知識
- コンデンサの機能
- BaTiO3セラミックス誘電体としての特性
- BaTiO3セラミックスでの格子欠陥の様子およびその制御技術
- BaTiO3セラミックスでの化学組成の設計指針
- MLCCの開発動向
プログラム
本セミナーでは、MLCCの開発、生産や必要な素材・資材に携わる技術者、使用する側の技術者の方を対象に、MLCCセラミック誘電体の材料、プロセスから見た、MLCCの技術課題・動向を概説します。これまでのMLCCの小型化、大容量化はセラミック誘電体素子の薄層化に伴い、材料、部材、プロセス、生産設備と、様々な技術課題が克服されてきました。これら技術が集約、洗練され、今、自動車の電装化、自動運転化に向けて車載用MLCCはその需要を伸ばしています。
本セミナーでは小型・大容量化から、5G 、車載用MLCCに向けた、必要な要素技術を確認していきたいと思います。世の中ではIoT、5Gに連動した5Gコネクテッドカーなどの技術革新が進行しています。MLCCに係わる皆様に何かの指針、方向性を提供できればと思っています。
- 積層セラミックコンデンサ (MLCC) の概要
- セラミックス、およびセラミックコンデンサの概要
- インピーダンス素子としてのコンデンサ
- MLCCの概要
- Ni内部電極MLCC
- 小型・大容量化のMLCC技術
- BaTiO3 (BT) 誘電体セラミックスの特性
- BTの強誘電性
- 微細なBT粉末のサイズ効果
- 微細なBT粉末の合成
- BT誘電体原料の組成
- BT誘電体セラミックス
- Ni内部電極対応のBT材料組成の耐還元性
- 酸化物の還元現象
- BTの酸素空孔生成
- 格子欠陥の制御
- 添加元素 (ドナー元素、アクセプタ元素) 添加の効果、役割
- 粒界の役割
- BTセラミックスの長期信頼性
- BTの電気伝導性
- 高電界での電気伝導
- 酸素空孔の移動現象
- MLCCの摩耗故障と加速性
- MLCCの製造プロセス
- 製造工程の概要
- シート成形工程、主にスラリー組成
- Ni内部電極工程、主にその焼結性
- MLCC焼成時工程、主に焼成雰囲気制御
- MLCCの技術動向 〜 5G、車載用MLCCの要素技術 〜
- 5G、車載用MLCCの市場
- IoT、5G対応MLCCの低ESR、低ESL化
- 車載用MLCCの品質保証
- 高信頼性MLCCの材料技術
主催
お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。
お問い合わせ
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)
受講料
1名様
:
47,000円 (税別) / 51,700円 (税込)
1口
:
60,000円 (税別) / 66,000円 (税込)
(3名まで受講可)
ライブ配信セミナーについて
- 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
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- タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
- ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
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